|
Updated:2008/05/08 NEW |
一番上が最新情報 |
|
|
■JシリーズXCO #1
|
|
|
|
5/5(月・祝)、滋賀県箱館山スキー場で『JシリーズXCO #1』が開催された。
=以下、山本選手のレポート=
待ちに待った開幕戦。レースを走りたくてウズウズするくらいに楽しみで、僕の本能が力の限り走りたい!と叫んでいた。興奮する気持ちをキープしたまま会場へと向った。
今年から、「サイクルショップYOUCAN」のスタッフの方に車の運転をお願いしながら会場に移動できるので、かなり体力を温存する事ができた。本当にありがたい。
レース前日の5月4日に会場入り。念入りに試走をする。1度レースペースで1周を回ってみた。身体はいい感じで反応している。コースは、スキー場のゲレンデ&ジープロードを組み合わせたコースで、ギアはアウタートップからインナーローまで使う、オンオフのハッキリしたコースである。路面はドライ。タイヤはMAXXISの「MONORAIL」を選択。今までのMAXXISにはないソフトなブロックが乗り味をマイルドにしてくれて、ゲレンデ特有の荒れた路面も思いのままに走ることができた。試走の段階でレース当日がドライであれば、この「MONORAIL」しかないと判断した。コースは例年とほぼ同じで、ギアはアウターがメインの高速コースだ。
レース当日、天気予報は曇りのうち雨・・・・。昨日まで晴れていたのに・・・・。僕たちのレースは午後から。もしかして、開幕戦から雨かよ。と、低い雲を見ながら会場へ向う。レース会場は山のてっぺん。ゴンドラで上に上っていく。上っていくうちに雲の中へ・・・・・。あ〜雨レースだなぁ〜。とほほっ。視界は100m先がやっと見えるくらい。時折降ってくる雨にうたれながらレースの準備を進める。
降りそうで降らない天候の中、自分のレースが近づいてきた。ただただ楽しみ。コースは、少し湿っていて走りやすい状況。これからのことを考え、雨タイヤにするか、そのままドライ用でいくか迷うくらいの天候。僕は少しの雨ならそのまま走れる「MONORAIL」を選択。スタートは、13時20分。スタートラインに並び、号砲を待った。スタートラインには、アメリカ遠征を続けていた竹谷選手や、小野寺選手。昨年のここで優勝している辻浦選手。オーストラリアチャンプのディラン選手がいた。スタート1分前、スタッフとのハイタッチで、スタート準備完了!
「BANNNN!」スタートした。スタートダッシュをかますのは、小野寺選手、その後ろにディラン選手、その後ろに僕。特に気になっていたディラン選手の後ろで様子見。フォームがキレイだ。すぐ後ろについて、1つ目の登りにさしかかる。ディラン選手は、まだ日本の環境に慣れていないのか(オーストラリア人にとって今はオフシーズン)あまりキレを感じなかった。だから、抜いて前を追う。少し離れて小野寺選手。そして僕。後ろは続いているけど、まずは前を追うことに。息はハァハァ言うけど、身体はうまく反応していた。1周目後半で、追い抜きそのままトップで1周目終了。勝ちたくて勝ちたくて、本当にそれだけを考えてオフシーズンを過ごしていた。だから先頭で走りたかった。2周目、まだまだ身体は元気。たまぁに、先頭を譲るが、なんか後ろにいると負けてる気がして、前にいけるところでは前でグイグイと走った。途中、竹谷選手に絡んでしまったりはあったけど、先頭で走りたかった。ごめんなさい。と思いながら。それが僕のスタイルだし、それを貫きたかった。竹谷選手がパンクしてからは、辻浦選手、小笠原選手の3人でペースアップをしていった。2周目終了。
3人パックのまま3周目に。単独トップになれるものなら独走で行きたいから、ペースは上げたまま走り続けた。そのまま4周目へ。このまま、ズルズル後半にいっても、分が悪いので短い登りでスピードアップできるところはハイスピードで登り続けた。でも、後ろは離れない。チクショー!
5周目。辻浦選手のアタックがはじまった。息はハァハァで、いよいよレースが始まった!と感じた。このとき辻浦選手と2人になる場面も何度かあった。そんな時に2つ目のシングルトラックで、ミスをしてしまって、シングルトラックのほとんどをランニングでクリアした。辻浦選手とは少し間が空いてしまった。そして、後ろの小笠原選手にも追いつかれてしまった。でも、体力的にまだ余裕があったので、次の急な登りでペースアップをしようと思ったときに、全身が「ピキッ!」と攣ってしまった。いきなりランニングをしたからか・・・・イダイッ・・・・・・。
でも、負けるわけにはいかないから誤魔化しながら、その上りは登った。霧のかかるコース上少し前に先をいく2人が見えた。「やべっ、少しはなれた。」5周目終了。6周目、前に見えているけど追いつけない状態。差は詰まるんだけど、少しのミスでまた差が広がる。を繰り返しながら、「おちつけつ!!!!」と自分に言い聞かす。差は変わらず7周目へ。霧が晴れてきて、前の2人をハッキリ確認することもできた。2人が一緒に走っている。もしかしたら、ペースが落ち着くかも。と今が追いつくチャンスと今まで以上にペースアップ。でも、コース後半でまた2人がバラバラになっていて、ラストラップへ。あ〜〜〜〜〜〜〜〜トップが見えている。ペースアップするが、もちろん前も同じことを考えている。小笠原選手を射程圏内に入れたときにも、またつまらないミスで失速。その差が詰まらないままゴールをしてしまった。結果、辻浦選手とは33秒差、小笠原選手とは21秒差だった。
今回の良くなかった点、良かった点を復習して次回#2仙台に備えたいと思います。
これからも、サポート・応援よろしくお願い致します。
【結果】
・3位 |
|
|
|
|
|
|
|
|
Updated:09/05/2007 |
一番上が最新情報 |
|
|
■2007 韓国ヒルクライムレース
|
|
|
|
8/26(日)、韓国 江陵(カンヌン)で『2007 韓国ヒルクライムレース』が開催された。
=以下、山本選手のレポート=
8/26(日)、韓国 江陵(カンヌン)で『2007 韓国ヒルクライムレース』が開催され優勝することが出来ました!!
久々の国外遠征となった今回のレース。レース10日前くらいにいきなり遠征の連絡があり、あわただしく準備を進めた。場所は韓国の江陵(カンヌン)。韓国半島の左側はソウルで、その反対側が今回のレース会場となった。レース会場のメインとなった江陵は、海あり、山あり、湖ありと、観光で栄えた街で、活気を感じることができた。年間観光旅行者は2,000万人。ソウルより4〜5時間で移動することができた。
今回の遠征は、韓国でMTBレース活動をしている方々の配慮により、とてもスムーズ且つ、内容の濃い遠征となった。日本からの招待選手は2007年MTBチャンピオンの竹谷選手と僕の2人であった。
今回のレースは、韓国では珍しいヒルクライムレース。(韓国ではヒルクライムレースは年間2度ほどしかないようだ。)クラスは、MTBクラス、ロードクラス、小径車クラスと分かれていて、僕たちはMTBクラスに出場した。コースは、フルオンロードで18kmの道のりであった。初めの4kmほどはほぼ平坦で、相当スピードが出ることが想像された。車線は3車線。日本でこれほどダイナミックに道路を閉鎖するレースはないのではなかろうか。試走はレース前日に、竹谷選手と1度登った。斜度はそれほどの角度ではなく7〜9%といった感じ。ギアもフロントはアウターですべてこなせる位のコースだった。
今回は、このレースのためにキャノンデールより、最新のフルカーボンバイクを用意していただいた。名前は「タウリン」。重量は軽々と10kgを切るもので、踏み出しの軽さは世界一と言っても過言ではない、最高のバイクであった。フルカーボン&リジットのバイクは、フロントサスペンションをロックしてしまえば、あたかもロードバイクに乗っているかのような錯覚に陥るほど、スムーズな走りを可能にしてくれる。キャノンデールのロードバイクのテクノロジーをそのまま、MTBに応用したのだから、乗り味が似て当然のように感じる。今回のように、MTBのクラスで、オンロードヒルクライムと限定すると、肩を並べる他のバイクがないように感じる。それくらい完成度の高い、バイクである。
そして、もう1つ。このレースのために秘策パーツをチョイスしていた。それは、世界最軽量MTBタイヤである。MAXXISより発売されている「MAXXLITE310」というタイヤである。その名の通り、重量は1本310g。驚くほどに軽く、タイヤ重量の軽さが、そのまま走りの軽さへと反映されている。韓国でも多くの選手が使っていたことからも、今回のレースにはBESTチョイスなタイヤと言えるだろう。
あと、他にも軽量パーツ満載で今回のレースに臨んだ。ペダルはクランクブラザーズの「egg
beater 2ti」。1ペアで200gを切り、それでいて確実に力を伝えられるこちらのペダルは、今回の大きな味方となった。そして、タイヤのチューブもMAXXIS 「FLYWEIGHT MTB」を使用した。こちらは、1本80g台で、踏み出しの軽さに貢献してくれた。
レース当日、早めに会場入りし、準備を進めた。韓国のMTB事情は日本とほとんど変わらず、使用しているパーツ、乗っているブランドなど、どれも日本でお馴染みのものがほとんどだった。女性から年配の方まで、年齢性別関係なく多くの参加者がいてお祭りムード満載のイベントに感じた。メイン会場となったのは、江陵市役所の広場で、そこからパレード走行をし、スタート地点まで向った。僕と竹谷選手は大集団(1700名)の先頭を引っ張った。スタート地点に到着し、後ろを確認してみると、大行列ができていて壮大な景色が広がっていた。圧巻だった。今回、サングラスは「SUPERNOVA」を使用し、レンズは「LSTトレイルS」を使い、強い日差しを遮り、集中力をキープさせてくれた。
少し時間をおいてスタートとなった。スタートと同時に韓国選手がフルアタックで、ペースを上げていく。僕もそれに応戦し、先頭交代していく。コース序盤(約4km)は平坦基調のため、ロードレースさながらのペースで走っていく。ギアもアウタートップが軽く回りきるくらいのスピードだった。何度かペースが落ち着くと、僕と竹谷選手2人交互にアタックをし、集団を活性化すべく積極的に動いた。そして、少し登り始めたところで僕が単独アタックをし、集団に50mくらいの差をつけることに成功した。後ろからは竹谷選手が「いけ〜〜〜〜〜!!!!!!!!」の声。十分な距離がつくまでほぼ全開で踏んでいった。すると、韓国代表の選手が1人で追いついてきて、登り始め序盤を2人で登っていった。先頭はほとんど僕で、先頭交代の合図をしてもなかなか、前を引いてくれなかった。でも、先頭固定も嫌だったので、少し走るラインをずらしながら、登っていった。そうこうしているうちに、ペースの上がらない僕ともう1人。後ろからは数名の選手が追ってきていた。明らかに後ろの方がペースが速く、追いつかれることがわかったので、追いつかれる瞬間を待った。そして、1人が追いついてきた瞬間にカウンターアタックでさらにペースを上げていった。思いっきりアタックした。すると、それに反応したのは、先程とは違う韓国選手。小柄で細く、明らかに軽々登っている。この選手は先頭交代に積極的でリズム良く登っていく事ができた。登っている最中、様々なことを観察した。一緒に走る選手がだんだんペースダウンしている事。斜度が急になると、極端にスピードが落ちる事。緩斜面でペースを上げると、息が乱れる事などなど・・・・・。 だんだん、自分が優勝するイメージが湧いてきた。残り5kmくらいのポイントだろうか、細かくカーブが続き、コーナーのイン側が急になっているところを使って、思いっきりアタックした。MTBだけど、ロードのダンシングのように。回転数を上げ、ただ後ろの選手を引き離す事だけに集中した。すると、すぐに差を広げる事ができた。あとは、「この差を保ちます作戦」に変更。残りの距離を考えると、この作戦がBESTだと思った。コーナーの度に後ろを確認し、自分のペースでレースを展開していく事ができた。そして、ラスト2kmのポイントで、さらにペダルに力を込め、ペースアップをしていった。どんどん、離れていき見えなくなった。あとは、最後まで全開で行くことを心に、前だけを見て走った。久々の1位の感覚。これを脳ミソにインプットすべく、噛みしめながら走った。「これだ!この積極性だ!!」そう思いながら、最後の直線を走った。そして、ゴール。時間44分33秒。コースレコードを更新した。
今回の良い感触を保ちながら、残り1戦となったJシリーズに望みたいと思います。もちろん、目指すは優勝。何が何でも勝ちたいです。それまで、残り1ヵ月半。全力でがんばります!!!!!!
今回の遠征を支えてくれた、すべての方に感謝します。
これからも、応援&サポートお願い致します。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Updated:08/03/2007 |
一番上が最新情報 |
|
|
■2007 JCF MTBジャパンシリーズ第5戦
白馬さのさかインターナショナル・クロスカントリー
|
|
|
|
7/29(日)、長野県のさのさかスキー場で『ジャパンシリーズ#5 白馬さのさかインターナショナル』が開催され、6位でフィニッシュ。
全日本が終わり、連戦となったJシリーズ5戦目。場所は長野県白馬さのさかスキー場。今年から、UCIポイント(国際ポイント)が加算されるレースとなり、いつになく盛り上がったレースとなった。コースは、日本屈指のヒルクライムコースであり、スタート100mで1km強を直登する個性あふれるコースとなっている。その長い登り坂は「PARADAISE
UPHILL」と名づけられ、走る本人は全くパラダイスではないが、上りがあまりにもキツく違った意味でパラダイスの世界(天国)に突入できる、素晴らしいコースである。>>>続きはコチラ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Updated:07/24/2007 |
一番上が最新情報 |
|
|
■2007年全日本マウンテンバイク選手権大会
|
|
|
|
7/22(日)、秋田県田沢湖で『2007年全日本マウンテンバイク選手権大会』が開催された。
約1年半ぶりの表彰台。久々に満足のいくレースをすることができた。去年の開幕戦で2位になって以来、表彰台に絡む走りができなくなっていた。レースを走るたびに悔しい思いをし、笑顔で会場を跡にすることができなかった。それでも、回りのスタッフは明るく振舞ってくれた。それだけが救いだった。
レース当日。様々な事があった1ヶ月だったけど、やれることはすべてやった1ヶ月。レースを走るのが楽しみで仕方がなかった。スタート位置は、1列目の真ん中。最高なスタート位置であった。「勝つために走る!」そう決めてスタートラインに並んだ。すべての集中力をスタートにかけた。そして、予定時刻に「バンッ!!!!!」。レースが始まった。大きな深呼吸とともにペダルに力を込めた。「ウニョ〜〜〜!!!!!」と加速していった。はじめの登り坂でも、落ち着いて走ることができた。回りをしっかり見渡せたし、集中して走ることができていた。「このままいけば、必ずチャンスは来る!」このように考えられる余裕ができてきた。コース脇では、弟が様々なポイントに移動して応援してくれた。「苦しいのは当たり前!皆同じだ〜〜〜〜!!!!」と。応援されるたびに「元気100倍!!!!!」な感じになった。ゴールまでの距離が近づくにつれて、自分自身がワクワクしていくのがわかった。コース脇では、知り合いが「ワァァァ〜〜〜!」と喜んでいてくれた。僕も自然と笑顔が出てきた。そして、ゴール。久々に笑顔でゴールすることができた。うれしかった。出し切った。安心した。それがゴール後の思いである。優勝はできなかった。レース中、優勝をあきらめたわけではなく、自分の走りに徹した。最終的に5分の差がついたが、これがチャンピオンとの差だと受け止めたいと思う。「2位で喜ぶんだぁ〜」と思うかもしれない。しかし、僕自身、心の底から喜べるので、人になんと言われようが構わない。「うれしい。」その気持ちに嘘はない。ずっと、表彰台に立てなくて、立ちたくて、頑張ってきたから。そして、満足いく走りができなかったから。この2位という成績は「うれしい。」やっと、走れる身体を手に入れた今。やはり「欲」が出てくる。それは「優勝」という最高の喜び。簡単ではないから、頑張れるんだよね。同じ環境でも、「限られた環境」と見るか、「恵まれた環境」と見るかは、その人次第だと思う。僕は、最高に恵まれた環境にあると思うので、全力でこれからも頑張っていきたい。そして、言い訳だけはしたくない。「うれしい。」時は、素直に喜びたい。カッコつけたってカッコ悪いもね。今回の2位は、本当にうれしいです。そんな2007年全日本MTB選手権大会だった。
【結果】
・2位 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Updated:06/08/2007 |
一番上が最新情報 |
|
|
■ ジャパン・シリーズ XCO#4 |
|
|
|
6/3(日)、長野県諏訪郡富士見町の富士見パノラマスキー場特設コースで『ジャパン・シリーズ
XCO#4』が開催された。結果は、自分の納得いくものにならなかった。
今回は全くレースができなかったし、誰かと争ったわけでもない。自滅のレースとなった。
「そろそろ頼むよ!」などの激励を頂き、「もちろんです!」と応えながらスタートを待った。焦っているわけではないが、自分の中でも「スカッ!」としたレースをしいたい一心で、これまでの日々を過ごしてきた。
ランキング4番の僕は、好ポジションでのスタート。走りはじめてすぐ明らかにいつもの体調でないことがわかった。気持ちで負けたくないから、無理やり踏む。だけど、体の復活が遅くて、どんどん体はきつくなる。きついから体の軸がずれ始める。そして、体の弱い部分が傷み始めた。1つの登りごとに体の痛みは増していった。
レースの展開は全く記憶できていない、今レース。何度も止まりそうになったが、レースをやめる理由が僕にはないので、最後まで走り続けた。結果は17位。「かっこ悪い自分」を受け止め、「多くの意見」を吸収し、「素直に」、そして「前向きに」取り組んでいきます。
【結果】
・17位 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Updated:06/01/2007 |
一番上が最新情報 |
|
|
■ ジャパン・シリーズ XCO#3 |
|
|
|
5/27(日)、宮城県仙台市の泉ヶ岳スキー場特設コースで『ジャパン・シリーズ
XCO#3』が開催された。
自分の中で納得いく走りを目指して今回のレースに臨んだ。もし納得できればレース後、「牛タン」プラス「ずんだ餅」でこの遠征を〆てやろうと目論んでいた。
今までの2戦は、スタートで出遅れ、無駄に足を使っていたので、それをカバーするためにスタートの練習を何度も重ね、今回のスタートラインに立った。嫌な不安感・緊張感はなく、スタートに集中する事ができた。「バンッ!!!」 レースが始まった。クランクブラザーズのペダルにも「パチッ!」と一発ではまり、一気に加速。しかし、ペダルを踏み込んだ瞬間チェーンが絡まってしまう。30位くらいだろうか。まだまだまだまだぁ〜!!!!と、ペダルを踏み直す。去年までは、パワー不足でアウターでは行けなかったのだが、今年はモリモリいけた。自分が進化いることを知った時、物凄く楽しくなった。少しでも、順位を上げようと前を追ったが、追いつくことなく6位でゴールとなった。
今回もそうだが、トップ集団で走れない事で、「つまらない」走りをしてしまったと思っている。いつも、「トップ集団でレースを展開して、最終周回で勝負を決めるようなレースをしたい!」と思いながら、練習しているのに、レースになると、そこで走れないというのは、気持ちの弱さか?と思う。いつも考えながら、練習をやっているが、僕より順位を上でゴールする選手は、もっと上を考えて練習しているのだろう。いや、絶対やっている。足が足りないのではなく、頭が足りないのであろう。頭が足りていないのだから、足が足りるわけがないと思った。そして、「心」。「心」なくして、自分の体は動かないのだから、これから「心」をどうにかしなければいけないと思う。いつも同じ走りじゃ、周りはもちろん、自分が納得いかないから、もっと、もっと考えていきたいと思う。「微妙な心」じゃ、「微妙な走り」になっちゃうものね。「イケてる心」を手に入れられるような練習をしていきます。練習でできないことは、レースでできないから、まずは練習第1で取り組みます。
もちろん、レース後の「牛タン」プラス「ずんだ餅」はお預け。
今回は特に熱い応援が多く、物凄い力となりました。毎周回違うポイントで、気合いを入れてくれる応援や、コースラインをはみ出して応援してくれる応援、1番キツイところで、適切なアドバイスをくれる応援などなど。本当に力になりました。ありがとうございました。
【結果】
・6位 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Updated:05/18/2007 |
一番上が最新情報 |
|
|
■ ジャパン・シリーズ XCO#2 |
|
|
|
5/6(日)、ジャパン・シリーズ XCO #2が滋賀県島市・函館山スキー場特設コースにて開催された。
晴れていれば「日本屈指のスピードコース」であるが、あいにくの雨。予定より20分遅れのスタート。
「最後までBESTを!」とスタート1分前にスタッフとハイタッチをしスタートの号砲を待った。「バンッ!!!!!!」と一斉に選手が走りだす。1周目を4位で回った。しかし、この頃から腰に違和感を感じ、これ以上のペースアップは出来ないと感じ始めた。でも、レース序盤、まだ始まったばかりのレースをあきらめるわけにいかず、腰の使うポジションをずらしながら、走り続けた。正直辛かった。「もってくれ僕の腰!」そんな思いで後半戦に突入。あきらめているわけではないが、明らかにスピードがダウンしていた。雨の中にも関わらず、横断幕を持って応援してくれる応援団や、ダメになりそうな僕に声を一生懸命にかけてくれるスタッフの顔を見たとき、「とにかく最後までいこう!!!」と思った。それで、4・5周目は踏ん張った。そして6周目。また1人に抜かれて、これだけは抜かれちゃダメ!と踏ん張ったが、そのまま8位でゴール。
今回、腰が痛み出した原因はわかっている。この痛みを克服した時、僕は勝てると信じている。体の軸がしっかり決まり、走りに集中でき、レースを楽しんだ時、僕は勝つ。このイメージを、次のレースで出せたら良いと思う。『僕は日本の中では遅くもないし、速くもない。』僕は速くなって世界で走りたいから頑張る!!!!!
雨の中、完璧なサポートで僕を支えてくれたスタッフに感謝します。そして、雨の中大きな声援を送ってくれた応援団の方々に感謝します。遠くからたくさんのメールで僕に力をくれたすべての方に感謝します。これからもがんばります。応援よろしくお願い致します。 |
|
|
|
|