ツールドフランスに出場するにはどうしたらいいかを逆算して入社を決めました。というのは、もちろん冗談です、もともと体力ありませんし（笑）。20代の頃、学校を卒業した後、少しだけ海外に滞在しに行った経験から、海外の取引先とやりとりするような仕事がしたいと考えていて、当社では希望していたことができるということで、志望して入社しました。

朝		子どもの朝ごはんを用意して一緒に朝食 自転車にて通勤
08:15		出社/業務開始
08:30		夜の間に届いている海外からのメールをチェック 仕入先、フォーワーダーさん(通関業者)、社内などに連絡しながら案件を進める
12:30		お昼休憩
13:30		午後業務開始 仕入れ発注の検討等
18:30		退勤

仕入れ担当として海外の仕入先や工場との窓口を務めてきました。海外の国際展示会や取引先訪問、工場に行くこともあります。コロナ前は1週間ほどの海外出張が年に5回ほどありました。購買部署として、発注についての検討も行っています。売れそうなものをドンドン発注すればいいわけでなく、適正な在庫量というのを目指さないといけませんので、そこが難しいところですね。

感謝をするというのは世界共通で、業務の相手なので仕事上の厳しさもありますが、お互いにとって良い方向をさがしていくことで、海外の人とも感謝しあえる関係にあるのは嬉しいです。

　まだまだ歴史ある会社とは言えないですが、それゆえに、これまでやってきたことを次の世代に渡していくこと。あまり現代的ではないのかもしれませんが、会社が続いていくことで、自転車に乗ることで「幸福な自分」を感じる人が未来にも増えていけばいいなと思っています。　あと、「自転車旅」をプロモートするために微力ながら会社のサイトでお城めぐりのブログもやっています。目標の百名城まであと少しですが、未完の状態になっています。未完と言えば、スペインのサグラダファミリアが有名ですが、あちらより早く完結したいですね。

私のチームは、私自身も含めて、高齢化していると言っていいかもしれません（笑）。ぜひ新しい方に加わっていただきたいです。ベテランがいて、経験があるので、海外の取引先が相手だと色々なことが起こりますが、落ち着いて対応しています。新しい方には焦らずに業務やスキルを身に付けていってもらえる環境だと思います。自転車業界40年のベテランもいますので、業界や会社の裏話もたくさん教えてもらえるかもしれませんね。