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インドアサイクリングはお好きですか?
引き続きコロナ禍の最中ということもあり、サイクリングの多くをインドアに切り替えたというサイクリストも多いですよね。行きつけのジムに通えなくなった機会に始めてみたという方もいるかもしれません。自宅で気軽にいつでもトレーニングできるというのがインドアサイクリングの最大の魅力でしょう。
ただ問題なのが乗っている間にかく汗の量!普通、自転車に乗っていると走っている間は風があたるため汗が下に滴り落ちてくることなんてありませんが、インドアでは容赦ありません。滝のような汗が下にボタボタ落ちてきます。
筆者はこれで一度ヘッドベアリングを錆させました…。
頑張れば頑張るほど汗はでます。しかし汗が理由でトレーニングをやめてしまうのでは本末転倒です。インドアサイクリングを快適にするには十分な汗対策が必要です。
今回、私からは一風変わった汗対策グッズ、GO BIKEのSWEAT STOPPER(スウェット・ストッパー)をご紹介します。
パッケージイラストから見てわかるとおり、額にかく汗をシリコンバンドで後ろへ逃がしてくれるというアイテムです。
本体はシリコン製で伸縮性があります。前頭部が2重になっており、波打っているほうが内側です。この二重のポケット形状になった部分から汗が伝って後ろに流れ出ます。
サイズ調整はこの後頭部にある穴と突起を使って行います。
こちらが取付の際のイメージ。基本的に長さは左側の突起で決めます。右側は最後に穴2個分固定する形。
実際に取付てみます。使用感としてはシリコンの軟らかさも相まって着けていることに違和感を感じません。汗を後ろに逃がすという機能を考え、後ろに少し角度をつけて装着しています。
*注意 : きつく締めすぎるとポケットの後頭部側から流れ出るはずの汗をせき止めてしまいます。また、頭の血管を圧迫してしまうため、適切な長さで着用してください。
着けた状態でさあ、ZWIFTライドです!これではたして筆者のバイクのヘッドベアリングは今後錆びずに済むのか!?
・使ってみた感想
目の周りに汗が垂れてくることが減りました。視界が邪魔されず、顔を拭う回数も減りました。どうしても顔を拭ったりしているとその間のパワー出力は落ちてしまうので、特にZWIFTレース時などはあると嬉しい装備です。
また自転車のハンドル周りに落ちてくる汗の量も減っています。(これ大事)錆びるのは結局汗がヘッド内に染み込むからなので、今後はそう簡単にベアリングが錆びたりすることもないでしょう。
半面、注意するべき点としては、汗を逃がす背中側や首筋は結構濡れます。インドアトレーニングで誰も見ていないのであっても、ジャージやインナーなど汗を溜める衣類は着ていたほうがよさそうです。
またポケットに汗が溜まっているときに下に俯くと汗が一気にバシャっと零れてきますので気を付けると良いかと思います。
完全に汗を防ぎきるというものではないためあくまでインドアサイクリング時のサブ装備として考え、別途タオルなどを用意しておく必要はあります。ただ着用した際の効果はかなりはっきり分かる程度にあるので汗対策にお悩みのサイクリスト諸氏には是非お勧めしたい、インドアトレーニング新定番アイテムです!