プロジェクト135パート2 第56回 (アルメニア)エチミアジンの大聖堂と教会群及びスヴァルトノツの考古遺跡

 そもそもアルメニアは世界で一番早く301年にキリスト教を国教と定めた国で、そのアルメニア使徒教会の総本山がエチミアジンの教会で、そこの大聖堂が、今回訪ねた所です。ノアの箱舟が漂着したといわれる5165mのアララト山にも近く、見所の多い場所でした。
 
■今回場所は
 

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早速ですがこれがノアの箱舟の材料である糸杉の破片が入っているといわれている十字架です。中心の緑色の中にあるのだそうですが分かりませんでした。大聖堂の中の宝物庫にあります。
同じく宝物庫の中にある、キリストの脇を刺したといわれるローマ兵の槍だそうです。
 
現在も使われているという洗礼の時に使う壺。左側の女性が現代のマリア様。ナーンテ現地の日本語ガイドさん、御年24才独身とのこと。さすが世界一美人が多いといわれるアルメニアのガイドです。化粧が厚いだけ、との噂もありました。
 
大聖堂入口の彫刻。前回、前々回の教会や修道院に比べて華やかでした。
 
彫刻に色までつけて飾りつけもきらびやか、世界最初の公式の教会だそうで、当初は装飾もなくシンプルだったのだとか。
 
大きさも違いますが、装飾というかキラビヤカな感じがします。
 
天井も派手派手しいものでした。
 
飾り物も多く、見ていてあきない所ではありました。
分かりやすいからか、キラビヤカだからか、総本山だからか、人々もたくさんいました。
 
建物は一部改修工事中でした。外観は他の教会と同じ様にシンプルなのですけど…。
 
アー疲れたっと。
 
これが付属の神学校です。
 
こちらが図書館、といっていたと思います。
 
ハチュカル。アルメニア語で「ハチュ」は十字架、「カル」は石の意味で、石の十字架をいうそうです。アルメニア各地から集められたそうです。
 
これは新しく設けられたゲートです。
 
突然ですが、アルメニアでは珍しく実用車を見つけました。
 
大聖堂近くの教会群の1つ。大聖堂の近く、遠くにアララト山が見える丘に建っていました。
 
この方向にアララト山が見えているのですが写真じゃ分からないでしょうネ。
 
小ぶりですが、頑丈そうなシンプルな感じの教会でした。
 
が、内部はかなりの飾りがありました。
 
前回、前々回の教会の素朴さはありませんでした。
 
丘の上の教会の入口には何故か自転車。
 
実はこの自転車、ノアの箱舟伝説の白い鳩を飛ばす、の部分、教会の入口で鳩に分からせてお金を取るオニーさん達の通勤用のものでした。
 
こちらにも色々なハイカルがありました。
 
アルメニアの自転車屋さん、だと思います。
 
移動の道すがら、あちこちに教会がありました。さすが「教会群」です。
 
サテ、今度の食事です。基本的には、サラダ、スープ、メイン、デザート、以上です。まずサラダ。
 
必ずといって良いほど出るのがチーズ。
 
それにトアトとキューリ。
 
それをこのうすいナンのような物でくるんで食べます。そしてパンも良ろしければどうぞ。
 
これも巻く中につけるようです
 
そして本日のスープ
 
これが本日のメインです。名前はエーット?中に肉が入っていて見た目以上においしかったです。
 
ホテルから見えたアララト山です。よーく見て下さい。画面左上の方に見えています。
 
アルメニアの首都エレヴァンです
 
エレヴァンで見た最後の自転車です。
 
あのサラダと食べるパンのような物を焼いているところです。中は下にガスの火がついています。命懸けの作業です。
 
現在のアルメニアの姿です。ロシア時代の住宅でしょうか?
 
アルメニアはくだものが豊富でおいしかったです。
 
首都エレヴァンにあるモニュメントの一つです。何を表しているのでしょうか?
ノアの箱舟が漂着したアララト山の国、世界で一番早く301年にキリスト教を国教と定めた国、世界一美人の多い国、オスマン帝国による大虐殺にあった国、などなどバラバラな情報しかなかったアルメニアですが、実際に行って見て、何となくまだ近過去を引きずっている、屈折した雰囲気を感じました。1000年も前の立派な聖堂と、ロシア時代の建物と直接行き来出来ない国境と…今までに訪問した国との差を感じました。まだまだ知らない所がたくさんありそうです。次回はお隣の国グルジア(ジョージア)へ行きます。お楽しみに。