プロジェクト135パート2 第26回 (ブルガリア)ボヤナ教会

 皆さんブルガリアというと何を想像されますか?私達はヨーグルト、バラの谷、琴欧州、碧山などで、特別な印象は持っていませんでした。南にトルコ、ギリシャ、西にマケドニア、セルビアがあり、北にルーマニア、東に黒海に面した人口750万人ほどの小さな国です。国は小さいのですが、歴史は紀元前17世紀からトラキア人が現われ、ローマやビザンツ、オスマン朝、共産党独裁時代と様々な時代を経ています。そして世界遺産も7つの文化遺産と2つの自然遺産があり、変化に豊んだ景色、複雑に入り組んだ文化、宗教など興味深い国でした。今回はブルガリアの第一回目、ボヤナ教会を紹介します。
 
■今回場所は
 

より大きな地図で プロジェクト135 第26回(ブルガリア)ボヤナ教会 を表示
 
 
ブルガリアの首都はソフィアです。全く活気のない町に見えました。自転車は走っていました。
 
朝の通勤と思われる人がやって来ました。自動車も人もほとんど見えません。
 
夜は店になるだろうテントの前に市電の線路。でも走っていたのは自転車だけでした。
 
私のうしろの金色の女神像のあるところには、共産党時代には巨大なレーニン像があったそうです。
 
市電は20年以上前の車両がそのまま走っています。
 
ソフィアの町は教会だらけです。
 
聖ゲオルギ教会です。現存するソフィア最古の教会で4世紀にローマ帝国により建設されたそうです。
 
アレキサンダーネフスキー教会の人口、当然キリスト様がおいでです。
 
天井も見事なフレスコ画です。
 
さて、今回の目的地ボヤナ教会です。135パート2第3回でスイスのミュスタイア、聖ヨハネ・ベネティクト会修道院を紹介で感じた以上に、エッ、これが世界遺産と思ってしまうたたずまいでした。これが世界遺産なのです。
 
10~11世紀に創建された部分と、その後に13世紀と19世紀に増築を重ねた、と説明しています。
 
西側にレンガだけで組み上げられた聖堂です。内部の壁面を飾る1259年制作のフレスコ画が、世界遺産に登録される理由になるほど世界的に有名な「最後の晩餐」だそうです。でも、撮影禁止なのです。
 
この小さな入口から4~5人ずつ、厳重なチェックを受けて、見せていただくのです。ゴメンなさい。私は見て来ましたが写真はダメでした。
 
かくしてボヤナ教会は、多分、何が良かったのかわからない事になってしまいました。が、町にはトーチャン好みの自転車が走っていました!
 
ブルガリアは、トマト、キューリがたくさん出ました。
 
本日のメインはお肉です。
 
デザートは、1人分はとても食べきれない量です。
 
道路端で野菜やクダモノの売りやさんを良く見かけました。
 今回のボヤナ教会は写真に撮れる場所が少なく、まとめて見ると世界遺産になる理由がミュスタイヤよりもっと分かりませんでした。フレスコ画の保存状態とか、その画の内容とか、知識のある人達にはその良さが納得出来るのでしょうが、私達にはサッパリ分かりませんでした。次回紹介するブルガリア正教の総本山リラの僧院は写真もO.K.でたくさん撮れましたし、その規模の大きさも世界遺産として私達にも納得出来る分かりやすさでした。ご期待下さい。