テクニックコーナー 社員コラム 2012.01.27 乗車前点検 : へどはんぶんさびくいたいわ MTBに限らず、安全のために自転車に乗る前には必ず乗車前点検をしましょう。「へどはんぶんさびくいたいわ」と唱えれば、自転車の点検項目がすぐに分かります。繰り返し呪文のように唱えて覚えよう! 急ブレーキ: 基本的には林道等の路面を傷つけないために、急ブレーキはしてはいけません。 しかし、タイヤをロックさせずに、迅速かつ確実に短距離で停止させる技術は、心に余裕を持って走行するために必要です。何度も練習して、確実に止まれるようになろう! ニュートラの状態から、スピードを出していきます。 いっきにお尻を後ろに持って行って、 スーパーローの状態になると同時に、 タイヤをロックさせないように強くブレーキをかけます。 スーパーローの体勢になると、リアタイヤの グリップ力が上がり制動距離が縮まります。 バイクが止まったら、お尻を元の状態に戻していきます。 ① 基本ポジション 呼び名:ニュートラ 漕ぎ出し、平地、登り等に使用 ② 少し姿勢を低くしたポジション呼び名:ロー 緩やかな下り斜面・軽いブレーキ時に使用 ③ 思いっきり腰を引いたポジション 呼び名:スーパー(ロー) 急な斜面・急なブレーキ時に使用 急な下りだと重心が前になり、そのままだと前転してしまう。 お尻を後ろに引いて、重心を後方に移す。 カーブが苦手な方は多いはずです。 カーブをうまく曲がるための簡単なコツを紹介します。 コツを意識して練習すれば、カーブに対する苦手意識もなくなります。 スムーズなコーナリングを習得しよう! コツ1:ハンドルを曲げるのではなく、自転車を傾けることを意識しよう。 自転車は、傾けると自然と進行方向に曲がる構造になっています。 自転車が自然と曲がるのを、ハンドルを手で押さえて邪魔しないようにすれば、スムーズなコーナリングにつながります! ハンドルだけで曲がろうとすると、自転車を傾けた状態よりも大回りでコーナリングしてしまいます。スピードが出ている状態だとより顕著になるので注意しましょう! コツ2:曲がる方向と反対のペダル(外側のペダル)に荷重する。 外側の脚にしっかり荷重できると自転車が安定します。 また、ペダルが地面にヒットしてしまうことを回避でき、安全に自転車を倒し込むことができます。 乗車マナー(ほごしかマナー):自転車の走れる場所は道路だけです。MTBも同様で、走る場所が限られています。 そして、日本ではまだフィールドのシェアリングが完全にはできておりません。ハイカーやランナーの方にとってはMTBはすごく目立つ存在です。同じ道を一緒に気持ち良く使わせていただくために、最低限知らなければならないマナーがあります。 今後の楽しいMTBライフのためにも、「ほごしかマナー」を覚えて実行しましょう。 : 歩行者様々 歩行者の方が居たら、必ず立ち止まって道を譲るようにしよう! また、積極的に挨拶もしましょう! : ごみを出すな ゴミを山に捨てるのはダメです。逆にゴミを拾う気持ちを持とう! : 自然をいたわり 地面を削る乗り方をしたり、草木を傷つけるような乗り方は控えよう。 : 感謝 感謝 自然に感謝。歩行者に感謝。道を使わせて頂いている気持ちを持とう!