第51回 安土城(滋賀県)

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【その一】 安土城への道
 

 
ヤフーラボで高低差も チェーック!!
 

 
安土城
所  在 滋賀県蒲生郡
築城年代 天正4年(1576年)
城  郭 山城
築城者 織田信長
城  主 織田氏
廃城理由 天正13年(1585年)八幡山城築城のため廃城
天  守 天守台の礎石が遺る
見  所 天守台、大手道
最寄駅 安土駅(JR)
 

 
【その一】:安土城への道
 
日本100名城 安土城
観音寺城が終了し、登ってきた繖山を下り、次の目的地へ。
この頃からヨシさんが自身を織田信長に重ねたのか「安土に帰還する」という表現を使いはじめましたが、気にせず安土城を目指します。
 

 
先に百名城スタンプを入手。場所は「信長の館」です。内部では天主の上層階を再建するなど、興味深い展示があり、先を急ぐ我々はチラ見して城跡へ馬を進めます。
 

 
信長の館近くに楽市楽座によって営業を許可された一軒のみやげ物屋。ソフトクリームをはじめ、色々と信長ゆかりの面白い品々を取りそろえています。
 

 
すかさず、お饅頭のセットを買い求める。後ほど、「城を喰う」の小道具となるのかもしれません。
 

 
赤く染め上げられたこんにゃくを試食。店のおかみが、派手好きの信長がはじめた、とまことしやかに売り込んできました。
味はふつうに美味しかったです。
 

 
安土城といえども自転車をもってすれば、すぐに近づいてくるものです。信長の時代には、安土山は湖に面していたといいますから、ずいぶん今の地形とは違っていたでしょう。でも自転車なら大丈夫。
 

 
出ました、南蛮渡来のタブレット。当時の景色を再現するタブレット案内が、遠く熊本城からここ安土にまで広がっていました。
 

 
安土城の大手道。このように石垣に囲まれ、まっすぐに伸びる道は訪れる人を革新性で驚かせたはずです。
山城攻めの疲労が蓄積している我々にもその長さと高さが度胆を抜いてきました。
 

 
石を手当たり次第に集めたためか、大手の石畳には御仏だった石も組み込まれています。
こうして分かりやすくしてくれるので、踏みつけずにすみました。
 

 
大手の左右には家臣たちの屋敷を配置していました。
最初に出てきたのはこちらの猿。
上に行くほど身分が高かったと思いますから家臣たちの序列が推察できますよね。
 

 
信長が秀吉をサルとかハゲネズミとか呼んでいたのは有名な話ですが、他にもこの世に存在しないような訳のわからない動物の名前で呼んだりもしていたそうです。この写真を見て、ふと思い出しました。
 

 
家臣屋敷の大手道を抜けると、さすがに上層部までは一本道ではなく、クランクし始めました。
 

 
黒金門など防御設備は跡形もないですが、主郭部まで上ると本丸と二の丸があります。
 

 
二の丸のは信長公本廟があります。秀吉が建てた名残のようです。政権を確立するまでは織田家を立てていたのでしょうね。
お参りして、もう上様に新しいあだ名を仰せつかれないのが悲しいと言っていたとか。
 

 
本丸の石垣は高さも増してきています。高さ10m以上の石垣を城郭に使ったところにも安土城の革新性があると言われています。
 

 
いよいよ、天主跡へ。安土城だけ、天守ではなく、天主と書くのはご愛嬌です。
 

 
連休ともあり、信長フリークの方々が集まっていました。若干、周りの石垣が赤いのは、天主が燃えおちた際の炎の激しさが遺したものだそう。整然と並ぶ礎石たちが、つわものどもの夢のあとです。
 

 
琵琶湖を望みます。疲れも吹き飛ぶといいたいところですが、脚の痛みが確実に思い出させてくれます。
 

 
「義人髙島の『城を喰う』」はそんな五層七階の大天主跡で信長を食します。
 

 
下山は大手道ではなく、迂回して摠見寺跡を通過します。
 

 
下山した安心感からかこのポーズ。誰もがこうしてしまうでしょうね。
 

 
今回は盛りだくさんだったな。いつになく和やかに輪行して帰ります。
 

 
 
 
 
2014年05月04日(日) 目的地:新発田城
移動:東京 ⇒ 新発田城 ⇒ 新潟港  旅のテーマ:フェリー輪行
タイムテーブル 旅費 (一人分)

06:34 大宮発 新幹線 ¥8,780
08:13 新潟駅着  
08:43 新潟駅発 従来線 ¥500
09:09 新発田駅着  
12:30 新発田城発 自走 ¥0
14:00 新潟港着  
16:30 新潟港発 フェリー(自転車持ち込み) ¥6,400
宿泊 フェリー泊  
2014年05月05日(月) 目的地:小谷城、彦根城
移動:敦賀港 ⇒ 小谷城 ⇒ 彦根城  旅のテーマ:琵琶湖の畔をせめる
タイムテーブル 旅費 (一人分)

05:30 敦賀港  
06:56 敦賀駅着 在来線 ¥580
07:28 河毛駅着  
11:30 小谷発 自走 ¥0
13:00 長浜城着  
13:00 長浜城発 自走 ¥0
14:30 彦根城着  
宿泊 彦根びわこホテル
滋賀県彦根市平田町63
TEL:0749-24-8000
¥6,500 朝食付
2014年05月06日(火) 目的地:観音寺城、安土城
移動:彦根 ⇒ 観音寺城 ⇒ 安土城 ⇒ 東京
旅のテーマ:山城ヒルクライム
タイムテーブル 旅費 (一人分)

07:30 彦根着 自走 ¥0
07:28 観音寺城着  
11:00 小谷発 自走 ¥0
11:30 安土城着  
13:20 安土駅発 在来線 ¥410
13:43 米原駅着  
13:20 米原駅発 新幹線 ¥12,600
13:43 東京駅着