第41回 福山城(広島県)

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【その一】 福山城に登城しました。
【その二】 しまなみ海道
 

 
ヤフーラボで高低差も チェーック!!
 

 
福山城
所  在 広島県福山市
築城年代 元和5年(1619年)
城  郭 平山城
築城者 水野勝成
城  主 水野氏、松平氏、阿部氏
廃城理由 明治6年(1873年)廃城令により
天  守 層塔型外観復元天守
見  所 新幹線のホームから眺める城跡
最寄駅 福山駅(JR)
 

 
【その一】:福山城に登城しました。
 
 

 
日本100名城 福山城
【コメント:のぶ】
というわけで、レポーターになりきれてない動画からスタートしましたが、福山城が駅近なのは間違いないです。駅出たらいきなり、おじさんの向こうに石垣。というか、駅が城跡に作られたんだなー。
 

 
甲府城を上回る近さ。準備も本丸石垣の麓で。自転車で城メグラーにとっては近すぎて逆に困る。その回答がしまなみ海道からの広島城アプローチ。後ほど我々を苦しめることになりますよ。
 

 
自転車を2014モデルに!シェファードアイアンF。しかもムーディな赤です。
ハンドルが優しく曲がったものに変わったので、走りが安定します。サムシフターも変速を軽くしますね。
 

 
さて、スタートしてあっという間に入口。だから自転車乗ってないとか言われてしまうだよなー。
困る、実に困る。
 

 
Jリーガーを目指すガーサスを松ボックリで指導しながら進んでいくと…。
 

 
現存のきこえが高い、筋鉄御門。とすると、これはやはり・・・
 

 
現存門ポーズが出た!バッチリ、無視をきめてやりました。
 

 
筋鉄御門とセットで守備する伏見櫓。徳川秀忠が福山城のために伏見城から移させたというから幕府にとって福山城がいかに重要だったか分かるもの。
 

 
幕府を滅ぼす者は西から来る。ということで、戦略としては西の外様大名対策に作られた福山城。実際、幕末には長州が最初に攻めてきましたね。
 

 
二重櫓跡の近くには、しっかり門跡もあり、
 

 
虎口は枡形。
大阪の陣以降に築城された珍しい城である分、戦国期に飛躍的に高まったお城技術が投入されたんでしょうね。
 

 
うわ、この建て方、すごいな。御湯殿というから風呂があったのかな。入浴中もこの柱が大丈夫か気になってしまうわー。
 

 
空襲で焼けてしまい、再建された天守。
元の天守は北面からの砲撃に耐えるため、北側だけ鉄板で覆われていたという。空襲も北からだけだったら良かったのに。
 

 
スタンプは天守内に。今回から試しおしをしない、一発勝負で臨むことにしました!どうでもいいことでしょうが。
 

 
さて、この後はついに自転車に乗ります!
 

 
【その二】:しまなみ海道
 
日本100名城 福山城
【コメント:阿部ちゃん】
福山城に行ったわけですが、それでは今日の取れ高OKが出せないとガーサスDが辛辣に意見してきたので、しまなみ海道を走るという企画をねじ込みました。しかし空が青い。なんだそのTシャツ。
 

 
今日は宿まで60km。しまなみ海道を走るバスもあるみたいですが、今日はほぼ人力で参ります。せっかく同じカラーのTシャツを着てきたのですが。
 

 
安全で広めの平坦な国道を安定的に走り、ようやくしまなみ海道の表示が見えて参りました。でもおや?緑色って自転車大丈夫でしたっけ?
 

 
OH!DO NOT ENTER!ジテンシャモマタシカリ!スティーブノブズ氏得意のアイフォンで行けそうな気がする~道を再検索。たぶん、あると思います。
 

 
どうやら街の方々が口を揃えておっしゃるには、尾道駅、いや尾道ステーションにしまなみ海道第一の島(広島アプローチ目線で)へ繋ぐフェリーが出ている模様です。ムム!
 

 
郷に入りては郷に従えとか申します。無理に本州からダイレクトにアプローチする必要はないのです。日本一短い船旅、体感せよ。
 

 
このような具合に自動車やら自動二輪車やら原付自転車やらをゴロリと積載できる優れもの。乗船時間はものの5分ですが、あるのとないのでは雲泥の差。もしなかったら本州から指をくわえてしまなみ海道を眺め続けることになっただろう。
 

 
などと独り言を呟いていると、自動的に第一の島、向島に到着しました。到着した安堵感とこれから40km走らなくてはいけない使命感を同居させた2人は一旦ニュートラルに戻します。
 

 
道にはこのようなラインが引かれています。国の許可を得て。このブルーのラインを伝って走れば自ずと今治に入ることができるという仕組みです。もうナビなんていらない。
 

 
今治へ向かう人。今治から来た人。
 

 
それはそれで。しまなみ海道、それは数多の島を橋で繋ぐ絆の道。まずはあの大きな橋を渡ります。
 

 
因島大橋というらしいです。何故なら向島と因島を繋いでいるから。自転車用の入り口があるみたいです。これがまたしんどいんだ。リアルに。
 

 
因島に入り、なんとなく島の雰囲気を醸し出し、人との繋がりとは何たるかを各々が感じつつ、静かに先を急ぎます。左手の不自然な石垣には一切目もくれず。
 

 
ここで一旦寄り道です。のぶさんがどうしても寄りたいと某コンビニの駐車場でだだをこねた因島水軍城。広島編に厚みをつける、しまなみ海道を走る為の理由づけとでも言いましょうか。
 

 
何やら島のシンボル然とした建物がひょっこり顔を出しておられる。城自体は昭和58年に建てられたみたいですが、南北朝時代から戦国時代まで活躍した村上水軍なる集団の歴史を学ぶことができる一種の観光スポット。
 

 
村上水軍とは今でいう海上保安庁のようなもの。因島を中心に中国地方の毛利家へ襲い掛かる敵からの攻撃を幾度となく守り続けた海のヒーロー。丁度会議中だったので早めに引き上げました。
 

 
詳しくはこちらをご覧ください。
 

 
まだまだ先は長い。もう一個島を跨がなくてはなりませぬ故、因島はそろそろ経ます。
 

 
病める肩に鞭を打って気合いを表現し、生口大橋経て~
 

 
生口島を走行中妙なイベントが開催されていました。こんな日暮れ時。このイベントを古くから知る現地の初老の男性が「神輿を沈めとるんじゃ」と教えてくれました。「何で沈めてるんですか?」と問いかけてみると「・・・知らん」だって。そこ重要。
 

 
瀬戸は日暮れて~♪多々羅大橋経て~大三島に入ります。
 

 
最近巷で「あの人たちは果たしてちゃんと走っているのか?」という疑念の声が後を絶たない為、臨場感たっぷりの証拠映像を御用意しました。もう、何も言わせない。
 

 
紆余曲折ありつつも、無事に本日の宿「民宿なぎさ」様へ到着。生きてる、生きてる。
 

 
それでは最後に福山城編を振り返る現場の声をお聞きください。
 

 
 
 
 
2013年10月12日(土) 目的地:福山城
移動:東京⇒福山城⇒大三島  旅のテーマ:しまなみ海道
タイムテーブル 旅費 (一人分)

06:37 品川発 新幹線
10:07 福山着 (品川-広島 往復) ¥33,270
     
12:00 自走スタート 自走
16:00 因島水軍城着 (福山-大三島) ¥550
18:30 宿着  
宿泊 民宿なぎさ
愛媛県今治市上浦町井口5600
TEL:0897-87-3513
¥6,825 朝・夕食付
13年10月13日(日) 目的地:広島城
移動:大三島⇒広島城  旅のテーマ:とびしま海道
タイムテーブル 旅費 (一人分)

07:30 自走スタート  
08:30 宗方港着  
08:50 宗方港発 フェリー(自転車持ち込み)
09:13 岡村港着 ¥640
09:15 自走スタート  
12:15 広着  
12:31 広発 列車
13:23 広島着 (広-広島 片道) ¥570
宿泊 ビジネス旅館 はらだ
広島県広島市中区本川町1-3-19
TEL:082-231-2976
¥3,150 素泊まり
2013年10月14日(月) 目的地:郡山城
移動:広島⇒郡山城⇒東京  旅のテーマ:山城を目指す
タイムテーブル 旅費 (一人分)

09:00 広島発 列車
10:12 吉田口着 (広島-吉田口 片道) ¥950
13:30 吉田口発 列車
14:59 広島着 (吉田口-広島 片道) ¥950
15:28 広島発  
19:30 東京着