第29回 篠山城(兵庫)

第29回 篠山城の回 ページメニュー
【その一】 丹波篠山への道
【その二】 篠山城に登城しました。
【その三】 自転車旅に役立つアイテム ソノマF
【その四】 今回の城攻めは…
 
 

 
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篠山城
所  在 兵庫県篠山市
築城年代 慶長14年(1609年)
城  郭 平山城
築城者 徳川家康
城  主 松平氏、青山氏
廃城理由 明治6年(1873年)廃城令により。
天  守 天守台のみ
見  所 復元された大書院、石垣、馬出
最寄駅 篠山口駅(JR)
 

 
【その一】:丹波篠山への道
 
日本100名城 篠山城   【コメント:阿部ちゃん】
突然の訪問に温かく迎え入れていただいたハリマサイクル様を後にし、田舎に泊まろうのような感覚に陥りました。夕景の切なさを漂わせておりますが、まだ午前10時前後です。
 
  明石から篠山までは約70km弱。風景もガラッと変わり、山道に入り、上り坂が増えます。それはそれは容赦なく。断りもなく。
 
  この日は想定外の日和で、全身黒尽くめののぶさんは否応なしに熱を纏います。表情とポーズの温度差ったらもう…
 
  のぶ:「竹中半兵衛の墓って書いてね?」

阿部ちゃん:「竹中○蔵じゃなくて?」

のぶ:「じゃなくて。」

 
  行くしかねぇがや~!高まる~!!
 
  見つけました。ロングライドにはこういう予期せぬワンクッション必要ですね。ちなみに竹中半兵衛とは豊臣秀吉の軍師として活躍した武将。三木合戦で三木城攻防戦の最中に病死してしまったそうな。享年36歳。そう、ここは兵庫県三木市。
 
  同い年だということが発覚したのぶさん。渾身の合掌を決め込みます。安全祈願。
 
  なんとなくすっきりした気分で先を急ぎます。RPJの軍師が先陣を切ります。
 
  おや?
 
  自走を企てた本人が少し後悔している様子。この顔、あえて使わせていただきます。
 
  G○○gleさんに聞いたところゴールはもうすぐとのこと。頑張れ自分。
 
  そして篠山!「しのやま」と書いて「ささやま」。でもマークに明らかな笹が描かれているのは市長Why?
 
  「本当に着いたのかい?」この直前に迷子になってしまったのぶさん。少し泣いてました。
 
【その二】:篠山城に登城しました。
 
日本100名城 篠山城   【コメント:のぶ】
ようやく着いた!最後の元気ば、振り絞って、いくたい。高まる!
 
  篠山城もまた、今治城伊賀上野城ですっかりおなじみ、藤堂高虎さんが作った城。石垣には特色と言われている麓の犬走りがあります。確かに今治城でも見たな。
 
  篠山城は南と東に馬出の遺構が残っていることでも有名です。というか、五十三次にも若干、心ひかれました。
 
  城門の外に位置して、土塁で囲って防備を厚くする。現在は進化して、馬でなく車の出撃を見ることができました。
 
  大手門をくぐると復元された大書院が!唐破風がご立派です。
 
  なんか写真で見たことある二条城に似てるな。今はやりの大政奉還ごっこをしたかったけど残念ながら立入禁止。
 
  別の間で、遠慮なく旅の疲れを癒させていただきます。
 
  ではなく、こういう演出です。バレーボールの跡はありませんでしたよ、サカモトさん。

詳細は第9回川越城の回

 
  無造作に置かれたスタンプ発見。ちなみにこの大書院ではキャッスルウェディングにも対応しています。婚礼間近の方、ぜひご再考を。
 
  通行止めになっている搦手門を上から覗いてみました。
 
  このアングルから飛び道具で攻め手を撃退するわけですね。高まる!
 
  天守台へ。ここだけでも石垣は17mの高さです。
 
  丹波の山々を眺めつつ、今回の遠征はこれにて終了。
 
【その三】:自転車旅に役立つアイテム:2013 RITEWAY ソノマF
 
日本100名城 篠山城   【コメント:のぶ】
2013ニューカマー、RITEWAYブランドの自信作。
ソノマってドロップハンドルしかないんでしょ?ノンノンノン。とうとう出ましたフラットバー。ドロップハンドルは少し恐いという方にはオススメ。
 
 でもソノマってダブルレバーだから走ってるとき恐いんですけど?ノンノン。
シフトレバーは手元にあるのでより安全に走行することができます。フレームのブルーがまた憎い。オシャレ感を維持しつつ乗りやすさをUPした新生ソノマF。

 ただしフレームはハイテン&クロモリ製なので決して軽くはありません。今回のような長距離にはあまり向かないという私見ですが、街乗り用に1台持っておきたいものですな。ゴクリ。

 
【その四】:今回の城攻めは…
 
日本100名城 篠山城   阿部ちゃん:「前々回の鬼ノ城、前回の奥羽越え(根城)と雨ばっかでしたからね。今回は晴れて良かったです。」

のぶ:「ガーサスのおかげだな。やつは晴れ男すぎて、雨見たことないらしいからな」

 
阿部ちゃん:「気候としては10月とか5月が一番走りやすいですよね。」
 
  阿部ちゃん:「すっかり夜行列車もおなじみになりました。」

のぶ:「今回はちょっと駆け足すぎたよ。仕事終わったあと出発できたのはいいけど。」

阿部ちゃん:「今度は夜行列車を旅の途中にブチ込みましょう。宿泊代うきますよ。」

 
  のぶ:「夜行のあとの65kmは厳しいな。今までの山越えとかは後半下りだけとかだったから行けたんだな。」

阿部ちゃん:「最後のほう、のぶさん文字通り泣いてましたからね。」

のぶ:サイクルオプスでトレーニングとかするしかないな。自らの行動範囲を広げれるしな。」

 
  阿部ちゃん:「いつになく前向きですね。」

のぶ:「次回はいよいよ飛行機輪行だな」

阿部ちゃん:「高まる!」

 
 
 
2012年10月26日(金)
 移動:東京⇒明石  旅のテーマ:夜行列車の旅
タイムテーブル 旅費 (一人分)

22:00 東京発 特急券 サンライズ出雲
¥3,660
    乗車券 ¥17,200
宿泊 サンライズ出雲車中  
2012年10月27日(土) 目的地:明石城/篠山城
移動:明石⇒篠山⇒東京  旅のテーマ:丹波篠山への道
タイムテーブル 旅費 (一人分)

06:40 姫路発  
07:03 明石着  
10:00 自走スタート  
14:30 篠山着  
17:26 篠山口発(特急こうのとり) 特急券 こうのとり ¥470
    乗車券 ¥950
18:28 新大阪着  
    特急券 新幹線 ¥4,730
19:37 新大阪発  
22:13 東京着  
 
<参考:播磨・丹波編の旅費>
※食費は別。別腹。
①移動 (ひとり片道)
特急券 サンライズ出雲 東京-姫路 (片道) ¥3,660
乗車券 東京-姫路 (往復) ¥17,200
特急券 こうのとり 篠山口-新大阪 (片道) ¥470
乗車券 篠山口-尼崎 (片道) ¥950
特急券 新幹線 新大阪-東京 (片道) ¥4,730
 
自走 明石-篠山 ¥0
¥27,010
②宿 (一人分)
夜行列車 サンライズ出雲