自転車旅行 第4回 埼玉県

  突然ですが、山形編の一枚目、狸と一緒の写真より スマートになったように見えませんか?
実はあの頃よりおよそ1kg減ったのです。

合計140kgを切れそうなのです。
目標135kg!!!

  焼けるような暑さから急な低温が続き、やっと晴れたある日かなりムシムシします。
この暑さで我が家の庭の草たちもしおれています。
前3回は自転車をたたんで専用袋に入れて列車に乗り、現地で組み立ててツーリングし、列車で帰宅というパターンと、車に積んで遠方に旅し現地で組み立ててツーリングというパターンでした。
今回は自宅から近隣を周る日帰りパターンにしました。
  自転車で走ると普段は見過ごしてしまう近所の違う景色が見える時があります。

何とわが町坂戸には醤油会社があるのです。

  「醤遊王国」という店を出していて工場見学・醤油絞りの体験・醤油ベースの料理を出すレストランなど幹線道路から1本入った場所にありました。外から大きな醤油樽も見ることができ、夏休みの自由研究お助けプログラムにこどもたちが集まっていました。
  我が家から1時間も走れば鎌北湖です。平日なので人出は少なく、釣りを静かに楽しむ人だけです。
  そこにスリムな男性が山から下りてきました。昭和13年生まれだそうです。脱帽。私はこの歳で自転車はちょっと恥ずかしいかなと思う時もあるのですが こんな人に出会うと、自転車っていくつになっても楽しめるんだなーと改めて思います。
  鎌北湖は人工湖で少し高台にあるので気持ちよく下りました。
  あっ、勿論行きは上ったのです。
  ちなみに上りの時のギアはこんな具合に前は一番小さく、
  後ろは一番大きくして上ります。これが慣れるまで結構難しいです。
私は何とか出来るようになりました。
  鎌北湖を下りきると地域産物のお店があります。
  梅とゆずのジュースをおいしくいただきました。若メスの卵、きゅうり、なす、など地域の産物を安く売っています。
  ここは毛呂山町というところです。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今夏最高の暑さを記録した所なのです。ここから多少のアップダウンはありますが、流れるほどの汗をかくことはなく、また、木陰も多いので気持ちよく走れます。
  途中で車乗り入れができない名所「宿谷の滝」に自転車を転がしながら入りました。鬱蒼とした場所で水量も多く苔で足元が滑るほどです。我が家から1時間ほどでこんなに山奥の感じを味わえるのも自転車の良さでしょうね。 皆さんの近くにもキットよいところがあると思いますよ。
  宿谷の滝の辺りはとても涼しく汗がひき気持ちを新たに次へ向かいました。陽当たりが強くなってきましたが、これまでのような厳しさを感ずることなく日高町にある高麗神社に着きました。
  韓流ドラマの時代劇に出てくるのと同じポールがあります。
  ココは1,300年ほど前に高句麗から戦に破れた人々が移り住み、それ以来連綿と続く由緒正しき歴史のある神社で近くの巾着田と共に中高年のハイキングコースにもなっています。曜日によっては人出も多くにぎわう場所でもあります。
近所へ行くのは、行ったことのない場所を地図を見ながら準備する楽しみはありませんが、電車や車で行った事のある場所でも自転車で行ってみると、以前とは違う趣を感ずることができるような気がします。
今回はつらい山登りがなく、ちょっと息が切れる程度のツーリングで私にとっては今までで一番楽しかったかもしれません。
次回はどこへ行くか、秋には温泉とおいしいものを組み合わせて、楽な走りで、、、、ご期待ください。