世界の自転車事情 【ドイツ ユーロバイク】

 世界最大の自転車ショーのユーロバイクに“とみぃ”が初参戦してきました!!
(ドイツ)
場所はフリードリッヒシャーフェン。例年ここで開催されているとのことです。
どこそれ?と思う方がほとんどだと思います。
簡単に言うとドイツの南端です。
スイスとの国境付近にある町がフリードリッヒシャーフェンです。
 
 
  飛行船開発の地として知られているようです。
確かに街で飛行船を見る機会がありました。お金を払えば乗れるみたいです。
 
今回の出張、一日目はアウトドアデモ。デモの場所はメイン会場から30分程離れた場所にあります。
そこでは様々な完成車&PAブランドが新商品や試乗車を展示しています。
2日目以降はベンダーとのミーティングという流れです。
ユーロバイクは最終日のみ一般公開されています。

それでは旅を振り返ってみたいと思います。

 出発
  長いフライトを終え、チューリッヒに到着です。ここからは鉄道でドイツを目指します。皆チューリッヒではなく、ズーリックと発音している方が多かったように感じます。後々調べると言語によって発音が色々あるみたいです。ヨーロッパの言語は難しいですね、文字を見るだけでは、読めません。
  空港に着いたのですが、毎回顔合わせをしているメンバーのため海外に来ている気がしません。
  チューリッヒ空港から、鉄道でドイツを目指します。目的地フリードリッヒシャーフェンはちょっとした田舎と聞いております。電車から良い景色を見ることが出来そうです。
  時差ボケを感じる人、時差ボケなしの人、前日に参加したレースの疲れを隠し切れない人。様々です。
  眠いけど、やはり景色がいいです。テレビで見たことがあるようなヨーロッパです。
   
  目的地に到着しました!!
  まるで私の気持ちを代弁してくれているようです。気持ちが弾みます。
  しかし…
大きな油断をしていました…まだ到着していませんでした。
  ここから船に乗ってフリードリッヒシャーフェンへ向かいます。
  電車と同じように、船にも自転車が次々乗り込みます。羨ましい限りです。

生活に自転車が染み込んでいます。

  自分たちがどこにいるか。。。。ガーミンで確認です。

あとからどこにいたか見れるのは良い思い出ですね!

  40分ほど船に揺られ、ようやくホテルに着きました。めちゃくちゃ広いベランダ付、日本とは逆で混雑時は通常価格よりも跳ね上がるという、日本では泊まったこと無い値段・・・
  純白のベッド。眠気を誘います。
  ここはトイレです。なんとなく「D」と「M」が男を連想させますが、これは女性用。これは絵があるんでいいですが、無いと割と間違えます。ダメな女にエッチな男と覚えるそうですよ。
  外食のため、外に出てみます。小さな町ですが、洋服屋、レストランなどが整っています。
  夕刻の景色。
  夕食です。ドイツはポテト料理のイメージが強い国です。
気持ちが高ぶりました!
  フライドポテトを各自1つずつ食べることに決定!カロリーなんて言葉大嫌いだ!
  興味深いものを見かけました。レンタルバイクでしょうか。場所を取らない置き方ですね。
このまま移動も出来るようにもなっています。
 Outdoor Demo( アウトドアデモ )
  本番スタートです。まずはアウトドアデモ!

  弊社取扱いブランドからはこちらのブランドがブースを出していました。
  登録手続きを完了・・・
  様々な試乗車に乗れる絶好のチャンスです!
   
   
  FELTブース発見!試乗車は少なめでしたが、展示車への注目度は非常に高かった模様です。
  これは? Independent DrivetrainことGT I-Drive!
 
他のフルサスバイクに乗りましたが、やはりI-Driveは優れています。キックバック、ボビングといったフルサスについてまわるデメリットを見事に解消しています!
 
  Zaskar 100乗ってきました!
マラソンカーボンより、細身のシルエットになってXCフルサス再登場!
  マイナスイオンを吸収!
   
  食事の時間です。無料でホットドッグを配布しているブースなんかもあります。
食べる他ない!!
  一方、ロードはこういった街中を走ります。映画のような綺麗な街並みです。
  海外だとブレーキが左右逆なので、ちょっとハラハラです。
  エナジードリンクがそこらじゅうで配布されていたので、助かりました。休憩!
 
試乗とともに、ヨーロッパのきれいな街&トレイルを堪能出来ました!
 FELT、SR-SUNTOUR ディナー
今回、FELTとSR-SUNTOURよりディナーのお誘いを受けていました。
  FELT ディナー

FELTのディナーへ参加しました。

  どこで行われたかというと、湖を一望できるすばらしい場所でした。
  お城のようなレストランです!
  湖が展望出来る素晴らしい立地です。さすが本国というだけあり、イイところ知っていますね。
  下では別なパーティーが行われていました。
  セレブリティな気分になりました。ありがとうFELTの皆様。
  SRS ディナー

SR SUNTOURのディナーです。アイスキャンディーを片手に電車で移動します。

   
  レストラン最寄駅に着きました。
  こちらも映画のような景色。気持ちが弾みます。
  手始めに散歩中の女性をナンパ。レストランの行き方を聞きます。ホテルからの情報だと、歩いて行ける距離。
  しかし、現実は違いました。どう考えても歩きだと間に合わないということがわかりました。タクシーを待ちましたが、全く通りません。
しかし。。。。。!!
  時間通り到着出来ました!タクシーが捕まらず困っている東洋人を、現地の方がレストランまで車で送ってくれたのです。
  九死に一生を得ました。ありがとうございます。
隣はクロアチア、トルコのディストリビューター。彼らの国でもXCM,XCR,Raidon,Epiconといった入門~中級モデルが調子よいということでした。
  素晴らしい立地のレストランで、こちらでもセレブリティな気分になりました。
  ありがとうSR-SUNTOURの皆様。
 SHOW
ショーでは29er,電動車の普及が目に留まりました。
  欧米での29er普及率は目を見張るものがあります。ほとんどの大手ブランドは29erをラインナップに揃えていました。欧米人は日本人と比べ体が大きいので、26から29へスムーズに移行できるのでしょう。
  街乗りMTBとしても、近頃注目が集まっています。この流れは日本国内だけだと思っていましたが、同様のトレンドは国外にもあるようです。マウンテンバイクのカッコいい見た目が好きだけど、26インチより街でもっと楽に乗りたいという人には最適です!GT カラコラムシリーズお勧めです。
 
 カラコラムはSサイズのトップチューブが、ベントしているので皆さん乗れますよ。ご安心ください。
 
  ヨーロッパでは電動車人気が年々上がっています。電動車を展示するブランドも多く見受けられました。日本国内と比べると、デザインに注力しているものを多く見かけました。今後、おしゃれ電動車が国内でも増えていくでしょう。
  ショーではライフスタイルバイクのセクションもありました。完成車&PAブランドのブースでもLBを意識した展示もあって、LBスポーツバイクへの注目を伺えました。来年も継続され拡大となるか、非常に気になるところです。
  国外の自転車マーケットの動向を見るのは良い刺激になりますね。今後の商品展開を考えるのに非常に有益でした。
 
しかし、何といってもヨーロッパの自転車環境には感動しました。輪行袋なしで乗れる電車、船は羨ましいです。街では年配のご夫婦がMTBに乗る姿も見かけました。