スポーツ自転車輸入商社の自転車通勤スタイル – 坂バカRYOの場合

坂バカスタッフRYOです。

コロナウイルスの流行で満員電車を避けることが出来る自転車通勤が注目されています。

でも、いざ実際に自転車で通勤しようと思うと、服装は?汗の処理は?どういう自転車が必要?と多くの疑問が湧いてくるはず。

そこでクロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイクと言ったスポーツバイクとパーツの輸入商社「ライトウェイプロダクツジャパン」スタッフの自転車通勤スタイルを紹介します。

 

通勤の概要

・西東京市から東京・池袋への16㎞

・所要時間は45分程度

・アップダウンはほとんど無し

・自転車の種類はロードバイク

 

自転車通勤ルートの決め方

ルートは東京都下の西東京市から東京都内・池袋の会社に向かう16km。

朝の出勤時は同じく仕事に向かう人たちで混み合います。

自宅の標高が28mで、会社が53m。アップダウンも緩やかなものがいくつかある程度です。

 

ルートの大部分は片側2~3車線を持つ目白通りです。

この目白通りは特に朝の交通量が多く、渋滞しています。

でも私は渋滞していたとしても、あえて大通りを通ることにしています。

理由は、路肩が広くて、万が一の際も自動車を避ける余地があること。

また、しっかりとした歩道があるので、歩行者が飛び出してくる可能性も低いです。

大通りを使うと距離は長くなってしまうかもしれませんが、細い道を縫うように走るより結果的に速く会社に到着できます。

 

例えば上のような路地を使った方が距離は短くなるかもしれません。

しかし、交差点が多く、見通しも悪く、かなり徐行しなくてはいけません。

自動車やバイクだけでなく、自転車や歩行者との事故のリスクが高いです。

また歩道がないため、歩行者や自転車が急に飛び出したり、道路を横切ります。

歩道があるか無いかは、通勤ルートを決める一つの目安になると思います。

 

こちらは大通りではありませんが、比較的交通量が少なく、歩道があり、自転車ナビラインが引かれています。

こういった道路も自転車通勤に適しています。

 

実際に通勤ルートを決めるにあたっては、Googleマップの徒歩検索(あまりに複雑なルートになってしまう場合は自動車検索)で出たルートを実際に走って決めました。

新青梅街道を経由するルートもあるのですが、新青梅街道に出るまでに一方通行の細いルートを通ることと、新青梅街道自体も交通量が多い上に道幅が狭いため断念しました。

 

通勤に使う自転車を紹介

通勤に使うのはロードバイクのFelt FR Advanced 105です。

と言っても別に通勤用に用意しているわけではなく、レースや週末のライドに使っているバイクをそのまま使っているだけです。

ホイール等もレースで使うものをそのまま使っていますが、そもそもレース用であっても壊れたり盗まれた時に新たに購入できないような高価なものは使わないようにしています。

(と言ってもこの自転車だけで充分に高価ですが…)

これに普段のライドと同じように前後のライトとサドルバッグを装備しているだけです。

サドルバッグにはパンク修理グッズの、予備チューブ、タイヤレバー、パッチを入れています。

この他、携帯ポンプと携帯工具はバックパックに収納しています。

私の場合はロードバイクですが、平坦で15km前後であればクロスバイクでも全く問題ありません。

ただ、やっぱりロードバイクは速いので、時間に追われる朝の時間帯は助かりますね。

 

自転車通勤の服装

これは通勤中ではありませんが、こんな格好で通勤しています…

自転車通勤時の服装もロードレースと全く同じで、ジャージとレーサーパンツにビンディングシューズ、そしてバックパックです。

通勤もトレーニングの一部になるようにしっかりと走れる格好にしています。

特に追い込んで走るわけではありませんが、やっぱり毎日走っていると調子がいいんですよね。

また、気持ちよく仕事をするために結局は着替えなくてはいけないので、通勤時は自転車専用の服装で快適に走った方が良いと思っています。

 

自転車通勤の持ち物

・シャツ

・下着(Tシャツ、パンツ)

・ハンカチ

着替えは毎日、上記のものだけを持って行き、持って帰っています。

靴下は仕事にも使えそうなデザインのものにして、履き替えることはしていません。

ジャケット、スラックス、ビジネスシューズは、会社のロッカーに置いています。

・ボディペーパー

会社にシャワーはありませんので、汗はボディペーパーで拭きます。

私はあまり汗をかかない方ですが、人によってはさらなる対策が必要かもしれません。

・携帯ポンプ

・携帯工具

その他、パンク修理に必要な予備チューブ、タイヤレバー、パッチは、自転車に取り付けたサドルバッグに収納しています。

 

自転車通勤の駐輪について

駐輪は会社の建物の駐輪場に停めています。

会社に駐輪場が無いという方は、管理人がいる駐輪場や、自転車通勤用のロッカーという選択肢もあります。

必ず固定物と自転車のフレーム&ホイールをチェーンロックで施錠して、盗難されないように気を付けています。

 

画像のような、頑丈な「スチールチェーン」で、「ダブルループタイプ」がおすすめです。

https://www.riteway-jp.com/pa/030377.html

 

まとめ

この通勤スタイルはあくまで一例で、通勤ルートや本人の体力によっても変わってくると思います。

私は自転車通勤を始めて冷え性なのが改善されましたし、レースのベーストレーニングにもなっています。

是非、実際に休日、もしくは平日であれば余裕を持った時間に出発して、自分にあった通勤スタイルを見つけて、自転車通勤を楽しんでください!!