土曜の朝いちで小っちゃいのを羽田で拾って前橋へ。
初開催の前橋クリテリウム。県庁の前を含む一周3.5kmのコース。カギ状の道を行ったり来たり。
立地が良く、観客が多く来そうだったのでレースの発表当初から楽しみにしていた。
交通安全パレードはお腹がすいたのでパス。昼飯買いにメイン会場に行くと豚が歩いてたので呼び止めて写真を。
鼻の穴から前が見えるようだ。関節が使えないので歩きづらそうだしアクションができない。恐らく中のスペースは大きいので扇風機のよう(ry
試走のつもりで行った交通安全パト組はスタートして折り返しまでしか走れなかったらしい。あれま。
E1のスタート前に試走の時間があるとかないとか曖昧な情報を頼りに一応準備。
有難いことに一周だけいただけたので、ちょうど降り出した雨の中出発。
折り返しは両方とも車線が二車線あるので十分ゆとりをもって曲がれる。
ただ、コーナーの白線が滑りそうで怖い。路面は完全に濡れていた。
アベタカさんがコーナーで後輪を何回かわざと飛ばして路面のグリップを確かめていた。勉強になったけどできるかどうかは別。
アップを開始すると右足ハムの裏側に痛み。ローラーでしばらく回すけど痛くなりすぎてやめる。
ローラーに乗ろうとするときに変な体勢になるのがトリガー。よくあることだけど久々の自転車になるといつも出る。
監督に揉んでもらう。この手の痛みは結果的に「走り出したら忘れる」
スタート地点は最前列。雨は上がったが路面は濡れている。E1のレースで落車が無かったのでコースは問題ないことが分かった(マンホールとかグレーチングとか)。
組織だって先頭を牽かれれば後ろは中切れの嵐になるので、早めに行っておくのがよい。
先頭から三列目に岩さんと並ぶ。群馬グリフィンが地元のチームとして紹介され、レースがスタート。
最初の一周とちょっとはパレード。とはいえ、今いる先頭の位置を下げたくないので殺伐とした感じになる。
あべまTVが撮影していたので映る。実際にライブ中継を見たことが無いけど、結構好評だ。徐々に自転車レースが変わっていくのを感じる。
一周完了して折り返し、レーススタート。てっきり橋に入ってからだと思っていたので次のコーナーは怖かった。
ビビってポジションを下げるけど橋に入って先頭に戻る。
散発的なアタックがかかるけど決まらず。自分も伊丹さんが橋の上でアタックしたのについていき、若干先行する。
PHOTO BY NORITSUGU ITO
アベタカさんが後ろにいたから決まるか?と思ったけど、自分がコーナービビってしまい、後続を切り離すことが出来ず。
MATRIX→ブリツェン→UKYOの構図になったと思ったらいつの間にか二人逃げている。
MATRIXが集団コントロールをやめたのか、7周目に自然と前に出てしまう。
畑中さんが先頭で、逃げているのがプジョルだったので、集団のペースが落ちているのを感じとり、「ここだ!」と一車線の区間でアタック。
PHOTO BY KANAKO TAKIZAWA
集団を振りかえるとシマノの木村が追ってくる。ペースを落として合流。
しかし前に入部さんがいるからか、牽かない。その時は「まじかよ」と思ったけど、後になって考えてみると、
追いついたら確かに数的には有利だけど、人数が多くなるので集団が追ってくるのが早くなる。
PHOTO BY YASUO TAKAGI
宙ぶらりんの状態だとしても、先頭の入部さんは木村を待つということで牽かない理由ができるので、その間だけ休むことができる。
シマノの作戦に助長した形になったけど自分の勝利のためには仕方がないこと。
PHOTO BY SEIICHIRO KOBAYASHI
結局先頭のプジョルが強すぎて追いつけず、足もなくなって諦める。
残りは集団についていくだけで、最終周回で千切れてゴール。
PHOTO BY TAKAHIDE ISHIKAWA
自分が動いたことによってレースに変化が生まれたことが、なんか嬉しい。失敗だとしても何もしないよりも何かする方が気持ちが楽。
そんな自分へのご褒美は「登利平」のソースかつ丼。これは鶏肉なのだけど、かなり旨かった。
豚のソースかつ丼は伊那の「青い塔」だけど鶏カツはここだな。
前橋に宿が見つからなかったので伊勢崎にて宿泊。ついでに「君の名は。」を見たので脳内RADリピートなう。
次の日の朝はJBCF史上最も早いスタートでは?朝4:30起き。
会場に向かうけどスタート地点がごった返してJPT駐車場に入れない。ので迷った監督について行ってトイレの前に駐車。
ローラーでアップ。元々市民レーサーの大会なので参加者が多い。今回は4000人?とか。トイレトレインの人たちにじろじろ見られて落ち着かない。
JBCFのレースが一番最初。スタートは6:55とめちゃ早い。パレードスタート。
コーナーの外側が空いてたので前に出る。ほぼ先頭に出れた。
リアルスタートが切られてグリフィンが二人でアタック。
勾配が緩いからか散発的にアタックがかかる。うちからはユキがアタックして、落ちてきて、散った…。
20kmで平均勾配は8%なのでそこまで厳しい登りではないが、走っている面子で変わるから意味はない。
スプリンターのUKYOのジョンがアタックするというサプライズがあったけど3kmで吸収。
ジョン吸収あたりからきつくなってきて、森本さんのペースアップで撃沈。
後ろから来た入部さん達と回すけど、踏めなくなる僕らを見かねて入部さんが「練習で俺が長めに牽くから、少しでも順位上げな」と言って牽きだす。
男前!と思ったけど強すぎてついていけず。自分のペースを守って最後までもつペースで。
後ろからイナーメの佐野さんが追いついてきて「ついてこい!」と言われ「やだよ」と即答。
キナンの選手を引き連れながら何人かパス。ペースで走っていたら前を走る野中さんに追い付きそうだ。
いつの間にか佐野さんもKINANさんもいなくなってゴール前のストレートに出た。もがいて野中さんをパスして22位でゴール。
PHOTO BY 五月女さん
ポイント的には22位も23位も変わらないけど、最後まで追い込めたから満足。
PHOTO BY CHIE MATSUMOTO
2kmほど下って寒い思いをして荷物を回収。下山は一番最初の組に入れた。配られたなめこ汁が異常に旨い。
登ってきた道を下る。20kmは伊達じゃない。登りよりも下りの方が辛かった。
寒くはないんだけどブレーキを握る指が、長時間握っているせいか硬直する。
下界に降りてきてもまだ10時前という奇跡。
二本目に行くという森本さんを崇めながら、焼き饅頭やへ。
重量感のある見た目だけど実際はふわふわのパンのような生地。そこに田楽たれをかけてある。
「焼き」とはいえ熱くなく、疲れた体に染みる。極めつけはアイスクリームをトッピング。これは旨い。
狩野さんはこれを5本食べるらしい。二本が限度かな、と思った。
ラジオのパーソナリティもしている店主の方の話を聞きながら、グリフィンがそこそこ地域に浸透していることを感じる。
ブリッツェンほどではないが、やはり地域密着型のチームにはホームレースが必要なのよね。
クリテの観客の多さもそうだけど、赤城山登っているときの応援なんかも多くて、走っていて楽しかった。是非来年も出たい。
今週末はFUJI-ZONCOLAN ヒルクライムin 小山町2016であざみラインにて筋トレからの、ぜんぜん全日本実業団トラックで修善寺。