金曜に上司から「頑張れ!」と送り出してもらい、準備。
自転車は事前に橋川さんに預けていたので、荷物は一つに。
旅のお供は話題のTARZAN。
意気揚々と羽田空港に向かうと、着いてから欠航であることを知る。
前日に羽田で飛行機が燃えた影響だろうか?それでも僕が乗る機だけピンポイントで「欠航」。
こりゃいかんと代替便を検索すると伊丹空港のファーストクラスだけ空いてた。いくもんかそんなもん。
予定変更で新幹線。品川からのぞみに乗る。久々に東海道新幹線に乗ると就活時代を思い出す。
大阪で面接があり、のぞみとひかりを間違えて光の方が速そうだからと乗ったら、見事に遅刻するという苦い記憶が蘇る。
新大阪まででてそこから乗り換えに次ぐ乗り換え。
13時の集合に何とか間に合った。
今回のナショナルチームは
中村龍太郎(25)
孫崎大樹(19)
岡本隼(20)
黒枝咲哉(20)
間瀬勇毅(21)
小玉凌(22)PHOTO BY 三井至
年齢を書いたのは僕が齢25にして一番おっさんであるということ。
ホテルについて軽く走ろうかと話になったけど雨だったのでローラー。
咲哉がすでにローラーやっていて自分は二番目。
どのくらいやるのが相場かわからないけど、とりあえずサヤが終わるまでやろうかな…
なんて思っていたら1時間ぐらいやってた。聞けば「終わりがわからなかったっす」とのこと。
久々にローラー一時間回したよ…。
この度ナショナルチームにはOGKさんよりヘルメットを支給されています。そのつけ方などのレクチャーを受ける。
その後橋川さんの運転でTTのコースを試走。2.6kmのコースはそこまでテクニカルじゃないし、登りもあるので完全に自分向き。
自分向きだったのにね・・・(フラグ)スーパー玉出はパチンコ屋ではない。勉強になった。
ホテルに戻ってマッサージを受けて飯。カーボローディングで米をひたすら食う。
その後ミーティング。クリテリウムは総合成績に関係ないので無理はするなとのこと。
課題としてはチーム単位で動くということ。プロのレベルで成績に関係なく試せるレースも貴重である。
ヨーロッパで走っている雨澤につけたカメラの映像で橋川さんから指導がありました。
隙間があったらどんどん入っていく。自分の前には入れさせないように車間を詰める技術。
一朝一夕でできるものではないが、次の日試してみようと思った。
次の日は綺麗に晴れた。自走で会場へ。
TOJはいつも2DAYSと被っていたので見たことはなかったけど、こんなに盛り上がっているとは。
日曜だしアクセスもいいのでこれだけ集まるのだろうな。
午前中は国際クリテリウム。10周で26km。
チームとしてはサヤがスプリントできそうなら皆で前に上がる。
スタートしてハイペースで進む集団。徐々にUHCとランプレが先頭に集まってくる。
先頭付近にいたいが被せられる。隙間を見つけては差し込む。チャンスがあれば外から捲って前にでる。
残り5周くらいだろうか、前を走るサヤにチェーントラブル。下がっていく。
それを待つか待たないかオロオロする25歳。冷静に「大丈夫ですよ」と言う岡本20歳。
無事に戻ってきたサヤ。前にあげようとするけど彼のほうが上手い。スルスル上がっていく。
PHOTO BY 三井至
残り3周で小玉が上がってきて後ろについて上がるけど僕の後ろに誰もいない。
残り一周のホームストレートでサヤに声かけて上がるけどいきなり上げすぎた。難しい。
スプリントには参加せず流してゴール。
集団の密度とかいつも走ってるJPTとは全く違うけど、予行演習としてはうまく走れたと思う。
次は狙っていたTT。一時間前にキッチリアップ。心拍も上げて、孫崎にエアロヘルメットも借りて気合いが入っていた。
するとぱらつく雨。路面が何とか乾いてくれと願う。
自分の番が近づく。PHOTO BY BOSS
靴をギチギチに締めてVELOTOZEでパーン!つって。
勢いよくスタート。PHOTO BY TERAMOTO HIROKAZU
変速しながらダンシングするとクランクがスカる。
チェーンが内側に落ちたorz
回して直るかやってみたけどダメ。乗りながらチェーンを引っ張ってみたけどダメ。
PHOTO BY 三井至
バイクを降りて直す。再スタート。泣きそう。それでも完走しないと明日がないのでもがく。
100%なのでタイムは気にしなくていいんだけど申し訳なくて。後ろから来たコータに抜かれ、抜き返す。
でもゴール前の登りでさらに抜かれて終了。コータ邪魔してごめん。PHOTO BY SHIZU FURUSAKA
期待してくれた皆さん、本当にすいません。悔しくて凹んでいるけど切り替えよう。
全日本ジャージの最後のレースがこんな結果で、締まりが悪い。
明日は雨の京都だそうですよ。