次の日の起床は4時とか。新潟の高校生を迎えに行くというので、これまたついていく。
家について僕も出ると、高校生が動揺して「本物ですか?」と聞いてくる。笑った。
そのまま群馬へ行くけど、眠すぎて命の危険を感じたのでPAに入る。車で横になって一時間仮眠。
群馬CSCはまたもやLINK東北の運営のトレーニングレース。
「昨日ぶりです!」と挨拶をかまして、まずは集団走行の練習から。
先日の群馬での悲惨な落車の現状を見ての練習会。
隣の人とぶつかり合って走行したり、前を見てスプリントする練習をしたり。こういうのが大事なのだと感じる。
レースまで時間があるのでハンモックをJBCFでいう補給ポイントに置いて観戦。こんなことJBCFでしたら出禁です。
レースの方はまずは7周のロードレース。
練習レースということで練習ホイールで行ったら一緒に逃げた安立選手が強すぎて、涙目。
移動疲れと相まって、登りで全然踏めない。
とはいえ、僕もプロツアーで走る端くれですので負けるわけにはいかない。プライドを捨てて、短めのローテ。
最後まで生き残ればスプリントでどうにかなると思っていたので、ひたすら我慢。
最後の心臓破りの攻撃もなんとかついていき、ゴール前の早がけにも冷静について、150mからスプリント。
無事に一位。
すぐに車輪を交換し、2Hエンデューロへ。
2Hエンデューロの方はサバイバル。
徐々に減っていく集団。残ったのは自分含めて三人。
自分から千切れては合流し、を繰り返す。精神力がすごい。
河合さんが千切れランデブー。
気を緩めることが出来ず、ラスト一周の心臓破りで本気のアタック。
飛田さんを振り切って勝利。
トレーニングレースということで人数も少なく安心して走れるし、距離も乗れるのでおススメ。
年に何回かあるそうなので是非。
そのまま山を越えて長野県は松本へ。
中畑監督の家に着くと既に飲む準備が整っていた。
監督と美津子さんとワインを三本あけて就寝。
次の日は松本トラックレースなので、仕事に行く監督と美津子さんをお見送り。
部屋に懐かしい雑誌が大量にあってお尻に根が生えた。
郵便局に行く用事もあったので会場に着いたのは12時。
最初の予定と変更になったようだ。12時競技開始だった。しかも自分が出るケイリン一組目。
まぁもう間に合わないので諦める。ちなみになんで誰も連絡できなかったかというと、美鈴湖バンクはドコモしか電波が入りません。
と、いうわけで最初の種目は団体追い抜き。
メンバーは中村ー北澤ー岩月ー武井。
スタートはすっごい遅く。湯原さんの話では一周で追いつかれるかと思ったそうな。
スタートは遅かったけどうまいこと刻んでいく。
半周×2を走りきってくれた武井さんが離脱。
残り3周になると同組で走っていたチームが迫ってきているようで、審判総出で先頭交代するなという指令が下る。
勢いよく抜いてくるもんだと思ったら、全然来ない。
自分たちもラストスパートでペースが上がっているのもあるけど、結局僕が3周牽く羽目に。
最後は岩月さんが千切れてしまったけれどTIMEは4:45.382
で、そこそこ良いタイムではないかと。風が無かったのと標高が高いので美鈴湖バンクはタイムが出やすい。
次はチームスプリント。武井ー北澤ー中村。
二走三走の順番に悩んだけど、北澤が嫌そうな顔したので僕が殿。
チームスプリントで一番きついのは二走。距離自体は三走が長いのだけど
一走→スタートから一周フルもがき
二走→一走が作ったスピードに上乗せ
三走→二走の作ったスピードの維持
みたいな感じがタイムが出るので、二走は一走のスタートについていき、さらに上乗せして三走に引き継がないといけない。
それを今回身を以て学んだ北澤。
スタートはついていったけど上乗せできず、むしろ垂れてきたので後ろから煽った。
TIMEは1:07.262。
初日はこれでお終い。個抜きに出る岩月さんを待つ。ナイターになってライトが照らされる。
暗い中、一人で黙々と走る個人追い抜き競争。観客もいなくてとても寂しい。
岩月さんの番が終わって、会場を後に。
監督の家について夕ご飯は得得うどん。1玉~3玉まで無料なのは学生の時と変わらず。
1.2kgのパスタを食った僕からしてみれば、3玉なんぞ温い方である。
その後は三人で日本酒をやって、すぐに就寝。中畑監督&美津子さん二日間、お世話になりました。
次の日は朝一でポイントレースの予選。
到着すると「おや?今日は間に合った!」と驚かれる。まぁ岩月さんと一緒だったしね。
軽く回してからスタートラインへ。
普段10周に一回のポイント周回だから6周に一回だとあっという間にポイント周回になる気がする。
一回目のポイント周回で大外から捲ってハンドル投げて5ポイント。
これで少なくとも予選は通過するのだろうけど、新しいハンドルが嬉しくってはしゃぐ。
最後一個前のポイント周回のスプリントのついでにひとり逃げ。
無駄に予選を一位で通過。
次は1kmTT。FEL代で測る初めての種目。
自己ベストは1分8秒987。
ギアは50-14。スタートから全開。
最初ふらついてしまったが立て直して半周で腰を下ろす。そこからはひたすら我慢。
しかしラスト一周で目に見えてタレル。筋肉が回転数に追い付かなくなりブレーキになっている。
タイムは1分7秒011とまさかの自己ベスト。
暫定一位の座に居座ったけど朝日の本物たちが出した1分3秒台に撃沈。
内容はよくなかったけどタイムは出ている。これは明らかにバイクの変化によるもの。
6秒台が見えてきて嬉しい。まだまだ伸び代があるので磨いていこうと思った。
入口のところで現役選手が売り子の移動販売所。売り上げは熊本への義援金になるそうです。
丁度VELOTOZEが売っていたので一枚購入。「予備で一枚買っとけ!」というので二枚購入。
最後はポイントレースの決勝。
49-14に変更して臨む。
振り返れば水色の人たちばっかりでゲンナリ。
勝ち逃げにも乗れず後手後手。
小銭稼ぎでちょいちょいポイント取って、最後だけ頑張って表彰台を死守。
1kmの表彰で自己ベストが嬉しくて目立ちたがる図。
指摘されて朝日の選手の後ろに隠れる図。
レースが終わると応援に来ていたニッシーなんかと共に、大学時代に非常にお世話になった温泉施設へ。
トラックはやはり出し切った後も強制的に回さないといけないから疲労がドットコム。
続け