一人TOJと銘打ったGW。本当にTOJに出ることへの布石なのである。
金曜の仕事終わりにフリーダムでFEL奈を回収。車に積んでFEL美FEL奈FEL代の三人と共に福島へ。
行けるところまでと思って運転したら阿武隈高原SAで力尽きる。
三台乗せても車中泊ができるISIS。優秀な相棒は今回のGWで1800km近くを走った。
朝起きて、再び出発。行先は磐梯吾妻スカイライン。
レース自体は午後からで午前中は暇ということで予てから行きたかった一経切山へ。
スカイラインの開門の15分前について、「茄子」を見ながら悠々と朝ごはんを食べていたら
窓をコンコンされて、「スタッドレスじゃないとだめだよ」と言われる。
言いたいことは湧いて出てきたけど、おじさんも仕事だし、危険なんだよね。と諦める。
一人で移動しているとその程度の予定変更が自由で良い。(一人がイイとは言ってない)
予定を変更して花見山へ。駐車場には0台。一番乗り。
この山は私有地を開放しているらしく、花を愛でることの無い僕にとっては「綺麗だ」ぐらいの感想しか出なかったけど、コンビニで買ったお握りはおいしく感じた。
登山道みたいな道ってその先に何があるのかワクワクする。1周1時間のハイキングが終わって飯坂温泉に移動。
波来湯は施設が新しい。加水の42℃と源泉の45℃の温泉につかる。源泉につかっていた自分の後から入ってきた人が、先に出るまで我慢する(無駄に)
地元の人じゃなくて良かった。地元のじいちゃんに勝てる気がしない。
ちょっと前にFBでTTTのメンバーを募って釣れたのはベルマーレの佐柄さん。ご実家が近くということで昼飯合流。
TOJの招集がかかってから、なんとなく油ものは抜いていたのだけど、とんかつが旨いとのことだったので、食べちゃう。
久々のとんかつは尋常じゃなく美味しい。ウルトラマンを三点倒立させて遊ぶ25歳。
暴風の中、会場に着いたのはスタート一時間前。
急いで準備をする。LINK東北さんの運営ということで、遅れても走らせてあげるよ~という緩さ。
ガチガチに固められるよりも、このぐらいの緩さが僕は好きだ。
ろくにアップもせずスタート。機材は風が強いからとイオはそっと奥にしまって、80ハイトを引っ張り出す。
しかしこれが大誤算!ダム湖の脇を行って帰るコースで、山間から吹き降ろす風が予測不能。基本は行きが向かい風なのだが、右から吹くときもあれば左からも、しかも強いのでDH持つのが怖い!
80ハイトは見事に煽られ、DHもってバランスをとるのがやっと。
復路は追い風で、まだ往路よりはマシだけどそれは皆同じ。スピードが出ると今度はスピードに対する恐怖で踏み込めなくなる。
結果全体を通して踏めてないTTになってしまった。
無事に一位で面目は保てた。
TTTまで時間があったので、佐柄家の子供たちにおもちゃを与える。
TTTのメンバーを募ったら佐柄さんが釣れて、佐柄さんが他の愉快な仲間たちを招集してくださいました。
チーム名「全日本チャンプと愉快な仲間たち」
メンバー右から:
「全日本ちゃらんぽらん」中村龍太郎→FEL奈
「二枚目大根」山田→ロードにDHポン付
「福島ルコ・パンターニ」上澤さん→TTバイク
「子連れコシヒカリ」佐柄さん→TTバイク
「坊主ライダー」石川さん→ロード
スタート前に「4人目のタイムで計測します」とのお達しでチーム内がざわつく。
つまり一人しか千切れられないということだ。
僕の予想ではお坊さんがロードバイクなので、この暴風では厳しいのではないかと考える。
となると誰を守りながら走るかというと、佐柄さんだろうか。
と、思いながらスタートすると、ローテに回ることなくお坊さんが千切れる。
後で聞くとクリートキャッチが出来ず、僕らに置いていかれたとのこと。ごめんなさい。
暴風であちこちから風が吹く往路。自分が先頭で走っていたら、いつの間にか一人になっていた。
一人で走ってもしょうがないので戻る。佐柄さんがきつそうだ。復路に入る。
佐柄さんを守るように二列になって走行。励ましながらゴール。
TTTはハイトを42に変更したから安定して走れた。前輪って大事ね。
佐柄BOYSに違うおもちゃを与えて遊ぶ。これ耐荷重80kgなので大人一人でもいける優秀さ。乗りたい人はいつでもどうぞ。
荷物を片づけて、表彰会場である廃校になった茂庭中学へ。
廃校になっているとはいえ学校の体育館に入ることなんて滅多にないので、はしゃぐ。
中高と昼休みバスケ部だったのでバスケしたくて堪らない。
(昼休みバスケ部=昼休みにバスケしたくて早飯を駆使して集まる集団。漫画で読んだことをそのままやって、上手くできたら無駄にドヤ顔する。ちゃんとした部活に入るほどガチではやりたくない)
表彰は体育館のステージで行われたので、賞状をもらうのは卒業証書もらう時みたいになる。
表彰の後はじゃんけん大会。佐柄BOYS二号と応援で来ていたであろうママさんが勝ちあがり、勝負。
二号がパーっぽいのしか出せないと見たママさんはグーを出す。大人ですなぁ。
皆とお別れして佐柄家とお坊さん&僕で再びの飯坂温泉へ。
温泉に入る前に円盤餃子で有名な照井で名前を書く。17時開店で長蛇の列。
温泉はかの有名な松尾芭蕉が入ったと言われる鯖湖湯。
大分の温泉と同じで脱衣所と浴室が仕切られてなく、熱い源泉の浴槽が一つだけあるという、これまた温泉部のみんなを連れてきたくなるテンションのあがる温泉。
地元のじいちゃんに「出たり入ったりを三回繰り返して体を慣らせ」という話を三回以上聞いて、相槌を打つのがしんどくなってきたころに切り上げる。
出るとお坊さんから「ヤスダの飲むヨーグルト」を渡される。なんてすばらしいタイミングなんだ。恐ろしい。これが”第六感”ってやつか。と無駄に中二病。
残念ながら餃子屋はまだ時間がかかりそうなので、予定を変更してラーメン屋に行き、がっつり食べて佐柄家とはお別れ。
佐柄さんありがとうございました。BOYSよ、遊んでくれてありがとう。
激眠い中、石川さんの車を追いかける。ひたすら「ねみぃいいいいやっほぉぉぉぉ!!!」と発狂できるのも一人だからできる(一人がイイとは言ってない)
新潟で辿り着いたのはガチでお寺でした。疑っていてごめんなさい。到着が遅かったのでろくに挨拶もできず、申し訳ありません。
お寺で寝るの怖いかな、と思ったけど速攻で寝れました。本当にありがとうございました。
続く。福島で新聞沙汰になったみたいよ