40年に一度の寒波の襲来。西日本は三日分の食糧を備蓄しとけとのニュース。
西のレースに出る予定の僕。みんなに心配されるが、何とかなるでしょという希望的観測。
金曜日ふとFBを見ると「明日はAACA」な人がいることに気付く。「明日?」と思い調べてみると土曜日開催だ。行けるわ、行こう。
土曜日に母と共に長良川サービスセンターへ。
会場について当日エントリー。同じ値段なのが非常にありがたい。2000円という安さも来ることを決めた理由の一つ。
サービスセンター内は飲食スペースからシャワーまであるので選手も応援に来てくれる人も快適に過ごせる。
固定ローラーで軽く汗をかく程度に回す。
CXのチームでお世話になっている隼人さんのアスリチューンにてご挨拶。ジャージにスポンサーが入っていたのでSNELジャージで出陣。
GARMINの電池が切れていたので「ペースわからなくなるなぁ」と予想したけど予想通り。
KINANさんは阿曽兄弟。どっちがどっちかは受付の人もわからないと言っていた。
那須ブラの下島んとニールプライドのタカユキ。イナーメからは留さんと岩月さん、ジャージが違うのでもちろん敵。
リアルスタートからアタックの応酬。自分も途中で中京とシエルヴォ小渡さんと飛び出すけど足が合わず吸収(速度わかんないの致命的)
風が強くないので逃げと後続のスピード差がつかず、何秒か先行しても吸収されてしまう。
中盤に下島、タカユキ、阿曽のどっちか、中京、高校生二人の7人で逃げが決まった。
CYCLE JAMより引用
綺麗なローテで走っていたが10周回完了時の周回賞を前に吸収。
一回目の周回賞はコーナーに入る前に岩月さんが早がけ。それに小渡さんがついていく。自分は4番手で立ち上がり。
二人とも腰を下ろしていたのでスプリント。登りきる前に抜いて周回賞獲得。その後の折り返しで後輪がドリフト。
CXならいざ知らず、寒い時にロードで転ぶと消耗が激しくなる。調子に乗るなと言い聞かす。
そこから何回かアタックに乗ったけどすべて吸収される。
残り三周回でまた周回賞。調子に乗るなと言い聞かせるけど調子はいいから獲りに行く。
今度は留さんがコーナー前でアタックしたけど登りでタレていたのでスプリントで抜く。周回賞獲得。
残り2周で今日は逃げ切りはなさそうだと予想。とはいえ集団前方をキープ。
最終周に入り、牽制気味で復路へ。トヨカツさんの動きで一気にペースが上がる。
下島んを先頭に、自分は3番手で。一人、二人と抜いて一着。
CYCLE JAMより引用
全獲り達成。大人げなし。
イナーメオイル、中島接骨院さんの無料券、アスリチューンの赤青セット、いただきました。
ありがとうございました。二月にまたお邪魔します。
片づけて急いで倉敷のばぁちゃんちへ。母方で夕飯。偶然NHKに出てきた山根さんに驚きながら、出世魚鰆の入った祭り寿司をくらう。
こっちのじいちゃんはギャンブラー。先日載った新聞を渡すと「ほぉー」と言って読んだらすぐに競艇欄へ。
もうそのレース終わってるよ、じいちゃん。
調子はどうだと聞くと「エンジンを変えたばかりでわからんのじゃ」と返ってきた。体のことを聞いたんだけど。
ちなみに競艇は年初めにすべての船のエンジンを変えるらしい。なのでそれぞれの艇のクセが出てくるのは3か月後だそうだ。とりあえず体調がそんなに悪くないのは分かった。
次の日は朝一で広島へ。広島に入ると吹雪に。会場にたどり着く心配よりも、後発で従姉妹と一緒に応援に来てくれる祖父母(父方)が凍えないかの方が心配。
道中ちょうど楓が歩いていたので荷物だけ載せていく。会場につき、-5℃の表示を見て萎える。
しかし試走時間なので出発。パールの一番あったかいジャージなので体は寒くないが、末端と顔は異常に冷える。
薄い手袋の上からDEFEETの軍手袋で二重に。
ロードでも使用するホームストレートから右に入ると、モーグルのようなでかいコブがあり、そこからボコボコ道。
ホームストレートを横切り反対側のキャンバーへ。忍者返しを経てまたHSに戻り反対側へ。
シケインを超えてウェーブから、登山道のようなところを走って階段を越え、HSに戻ってくるコース。
試走が終わって車待機。必死に電波を探しながらツイッターでアジア戦の男子エリートを応援する。
あのユキヤさんが追いつかないなんて。タイ合宿で見せた強さは片鱗かもしれないが、そこと比べても自分と差があったことを考えるとさらに上の世界なのだと感じた。
結果を知ってからローラーでアップ。応援に来てくれた中村さんちの子を抱っこ(広島恒例)。
「うっふん」という汎用性の高い言語を覚えたようで、非常に可愛い。
レーススタート前に家族が到着。スタート30秒前までコース内で写真を撮るじいちゃん。「コースから出てください!」と言われても耳が悪いので聞こえない。
危ないので強制退去。ご迷惑をおかけしました。
スタートしてペダルキャッチに失敗する。HSで先頭に出ておきたかったのに中原君に先行を許す。
PHOTO BY 中村さん
ボコボコ区間で無理に抜こうとして封じ込まれる。そこらへんのバイクの進ませ方は何かMTBerは違うのかもしれない。
シケインに来るころには徐々に差がつき始めていた。
ものすごい遠くから従姉妹の「りゅーくんがんばれー!!!」という声が響き、その声量に思わず笑ってしまう。
自転車のレースは初めて見る従姉妹たち。並走して走りながら応援したり、コブ超えるときに「よいしょ!」と合いの手を入れたりと、初心者とは思えない応援っぷり。
最近いろんな方に応援されてとても嬉しいが、やっぱり生まれた時から知っている家族に応援されるのが一番力が沸いてくる。
しかし湧いてくるのとは裏腹に抜けていく後輪の空気。
PHOTO BY HAYATO HIGUCHI
HSを横切るところの段差でリム打ちからのスローパンクのようだ。
ピットに誰もいなかったけど、セカンドバイクを置いておいたので自分でバイクチェンジ。
応援を背に最後までもがくけど結局2位。勝ちたかったけど皆楽しんでくれたみたいでよかった。
寒いので広島空港に避難。本当は八天堂の空飛ぶクリームパンをお土産に買いたかったのだけど、売り切れ。
空港内でお好み焼きを食べ、じいちゃんが飛行機見たいというので展望台へ。気温は全く上がらない。寒い。早く飛んでくれ
無事に飛んだのを見届けて、倉敷に帰る。
AACAでもらった盾に「名前がねぇ!」と言って、新聞の名前の部分だけ切りとり、両面テープで貼り付けるじいちゃん。
盾の裏に貼り付けるもんだから、表から見るとガッツリ書いてある文章が見えちゃう。
「えかろう?」とご満悦。切りぬかれた新聞で孫が犯罪者扱いされてますよ。お気づき?
月曜日は有休を戴いていたので朝はのんびり。岡山市にある「コロリス」さんのところにお邪魔する。
時間が取れて良かった。場所は離れているけど応援してくださるのは本当にありがたいこと。
キュラ プロテクトCとやらもいただきました。攣り防止とのことで、ロードシーズン始まってから使おうと思います。ありがとうございました。