PHOTO BY Hideaki Takagi cyclowiredより引用。
水曜日の定時退社後美山のブログを更新していたら夜行バスの時間に遅れそうになる。
CANNIVALの鞄だけだとさすがに四日間はやっていけないので、上にGREGORYの鞄を装着。
海浜幕張駅周辺から出る「アミ―号」は名古屋までの夜行バスで唯一自転車が積める。
ド平日なので基本料金2000円+自転車料金1500円と格安。加えて利用者が少ないため隣の席は空いていて助かった。来年もこれかな。
途中の東京駅で生田目さんと合流。アイマスクに耳栓とお尻に敷くマット、ネックピローを装着して速攻で就寝。
5時30分過ぎに名古屋駅南に降ろされる。集合時間は8時だったので朝ごはんを食べに行こうとBUCYO COFFEEを調べると7:30からの営業。
ユキと今年もメカニックとして帯同してくれるTOYOフレームの多田さんが7:30過ぎくらいに到着する予定だったので(まぁユキは安定の乗り遅れだったが)諦めようかと思ったけど
そういえば、と思い出してもう一店舗のFUCCAを調べる。7時開店だ。ギリギリ行ける。
タメさんと共に店に向かうが結局到着は開店45分前。そして割と名古屋駅からは遠い。
ちょっと待つか~と思っていたら、道向こうから眠そうに歩いてくる奇抜なヘアースタイルの男性が。明らかに太一さんである。タイミングが絶妙である。
開店前ですが入れてもらいました。本当に助かりました。ありがとうございました。https://www.bucyocoffee.com/
朝からパスタセットもできるそうで、レース前の僕らにとっては本当にありがたい。
パスタの中でも僕が好きなのはジェノバ>クリーム>ペペロンチーノなのだが、ジェノバをお願いしたら「クリームが入っているからやめといた方が良い」とのこと。ぐぅ。
なのでアーリオオーリオをいただきました。何も言わずとも大盛りが出てきます、ありがとうございます(ちなみに大盛りは無料でした)。
岩月さんが店まで迎えにきてくれて、積み込み。カコさんから「近くにディセッターレあるから寄って。誰もいないけど」と言われたけど、いつかは行きたい場所だったので下見。
名古屋駅でユキと多田さんを拾って、岩月号で熊野へ。
亀山の工事渋滞で一時ストップしたけど、新宮に到着し、総本家めはり家でイナーメ全員集合。
レースの方は例年通り、パチ屋の隣の河川敷での700mTT。日差しが強く雨の心配は無さそう。
代輪としても使うVITTORIAのQURANO60に履き替える。リアのギアは11-23。このセッティングで重量7.3kg(スタート前に測られたバネ測り→精度大丈夫?)。
FEL香はエアロロードなのでこういった短い距離のTTはもしかしてイケるんじゃないか、と少し楽しみでもあったが、思った以上の走りをさせてくれた。
試走の段階で最適なラインを確認するが、本番で結局ブレーキはかけてしまう。
ブレーキのキャリパーを緩めて前ブレーキがかからないようにしたかったけど、後ろBB下のブレーキは調整できなかったので、後輪ロックを恐れてそのままに。
最初のギアは試走で53-19と決める。スプリンタースイッチがついているから下ハンで変速出来て有利。空気圧は8psi。
スタートはトラックのスタンディングのイメージ。ただスタート台の段差出口が意外と跳ねるので、後輪が台から抜けてから踏み込む。
変速を徐々に上げてトップまで入れる。コーナーの手前が登り基調になる前に腰を下ろして「南無三!」と思いながら突っ込む。
と書けば聞こえはいいが、実際は「速い速い速いブレーキブレーキブレーキ!」とビビリ。
コーナー抜けてからはビビってしまった自分に腹が立ってたので鬱憤を晴らすべく、ゴールまで腰を下ろさずにスプリント。
PHOTO BY Syunsuke FUKUMITSU cyclistより引用。
PHOTO BY Hideaki Takagi cyclowiredより引用。
ハンドルを投げてゴール。
すぐにガラパさんの「暫定トップタイム更新!!」の放送が聞こえる。橋の上でガッツポーズ。
皆に迎えられホットシートに座ろうとしたら、次の走者に抜かれる。みんなに「次の選手が来ない今のうちに!」と勧められ、一瞬だけ座って証を残してすぐ撤収。
その後ダウン中にもう一人の外人さんに抜かれ暫定三位。アベタカさんと陣さんは暫定四位に食い込むタイムで、迎えた最終走者ukyoのジョン。
ゴールして一瞬の間の後、「暫定三位更新!」とガラパさん。残念ながら4位ということで表彰台には乗れませんでした。
先頭との差は0″36。これを詰めるのはコーナーのツッコミなのか、機材的なグレードアップか。
とにかく表彰台が手の届くところにあっただけに、悔しい。来年こそは、と思うのであった。
近くの銭湯にみんなで行って、開会式へ。
来賓の挨拶やご紹介から、賞状を読み上げる表彰。どれもこれも日本式になっていて、英語で訳しているとはいえ、海外選手はどう思っているのだろうと思った。
あと熊野ガールの衣装が変わったようで、バブル期を彷彿とさせるテカテカ具合だった。一緒に写真を撮ってもらったけどチビ助に怒られました。反省。
ツールド熊野day2 第1ステージに続く。