PHOTO BY ITARU MITSUIです!ありがとう。
年末からこっち、強烈な寒波の襲来でお布団が重く圧し掛かってくる日々。
実質今週末から僕のシーズンがスタート。ちゃんとしたオ太れを完遂し、体重は64.8kgをマーク。
デブにはデブなりの走り方があると信じ、AACAからのウィンターロードのバリューセットで遠征。
途中で三井と高さん、チビ助を拾って会場へ。チビ助拾った長島駅でポンプを見事に道路に置いてくるというミラクルを起こし、会場についてから長島駅に取りに戻る。
無人駅の侘しさと、そこに佇むマイポンプの哀愁が涙腺を緩ませる。
会場に戻ってから1-2の観戦。
スタート前に無茶を言い、CHIBIDA(=チビのMERIDA)に大急ぎでバーテープを巻くWAKOSさんを皆で応援する図。
AACAは女子クラスが無いので、とりあえずチビ助を1-2にエントリーさせてみたが、すぐに千切れないか少々不安だった。
しかし男子に紛れて遠近感を乱れさせる小粒が最後まで生き残っているのを見てホッとする。
圧倒的小粒感!
最後のペースアップで切れてしまったらしいが、女子では味わえない速度域ではあると思うのでいい練習になったと思う。
最後に大きな落車があったらしいので、そこだけがやっぱり不安。
自分の方は1-1。W水野擁するいんたーぷろなんとかや、ブラ―ゼンの二人、もちろんKINANは注目の日本人集合。
ANCHORの鈴木龍と先日競輪学校に合格した愛三の福田さんもディセッターレジャージで出場。
面子の濃い中でのレース。自分が走れないことは分かっているので先頭に出ないで潜むことを目標に。
スタート前にKINANの野中さんに「KINANはチーム分けしてるんですか?」と聞くと、してる、とのこと。
「目印はあるんですか?」「ないw」思わず「うわ、汚ねぇ!!」と言ってしまった。
レースがスタートして相変わらずのアタック合戦。Zの後が向かい風なのでキツイ。逆に追い風が長いので足を休める。
前で動くチームメイトの大東さんを密かに応援しながら、いかに前に出ないかを考えて走る。
先行しているのはKINANの中島さんと元喜、ブラ―ゼン下島、インタープロのトム、DESTRA、WAKOSの犬トヨカツさん、あと誰だっけ思い出せん、の7人。
一時差は1分を超え、牽かなきゃいけないチームはイナーメくらい。
だけどそこは心を鬼にして静観する。
KINANの阿曽(タイ合宿いってない方)と龍のペースアップで一時、20秒近くまで迫ったけど、そこからペースダウン。
僕の後ろの選手がハスって、そのせいか後輪のクイックが外れた。
最初にちゃんと閉めていなかったのもあるので追い風区間に入るコーナーで先頭に立ち
草むらにコースアウトして後輪を直す。
集団が大きいのでケツくらいにはつけるかと思ったけど、無理だった。
少し離れた集団を単独で追う。ペースが上がっていなかったので無事に合流。向かい風区間に入っていたら追いつけなかったと思う。
そんなこんなで1分強の差がついて残り10周。
そろそろ動かないといけないと前に出ていく。自分一人でペース上げて誰もついてこなかったら嫌なので、追い風のペースアップに対応するように決める。
龍のペースアップで集団が伸びたので自分の番の時に本気で踏んでみる。
集団がブチ切れてオッペイや龍を含む追走集団が出来た。
これは追いつける!と頑張ってローテ。メンツもあってか二周かからずに先頭集団に追い付いた。
が、これは先頭集団がペースを落としたからだとか。
なので僕らが追いついて誰も牽けずペースダウン。後ろの集団にも追いつかれて意味が無しという切なさ。
幾たびかのペースアップに両足が攣り気味になり、久々に刺激を入れていると体が喜ぶ。
ラスト一周になってKINANの椿とトムが逃げる展開。
後ろは牽制で追いつけない雰囲気だったので、スプリントする足が無い僕はとりあえず向かい風区間で抜け出すべく集団からアタック。しかしアタックする足もなくキレが無い。
久々のレース、やはり楽しい。もう少し走れるようになったらもっと楽しくなるはず。
次回は3月のAACAに参加予定。
荷物を纏めて会場を後に。
高さんとは会場でお別れ。刈谷で岩月さんを、三島駅でユキを拾って宿のオリーブの樹へ。道中で仲間が入ったり出たり、ドラクエのよう。
次の日のウィンターロードは26人と少ないエントリーながら、鈴木龍が僕らと行動を共にしていたため(車は違うが)、一強の状態。
50ちょいキロくらいだけど、秀峰亭ゴールの厳しいもの。体重の重さが如実に出た。
審判棟前をスタートしてすぐの登りでユキが先頭固定でペースアップ。頭上に死亡フラグがはためいていた。その後ユキの姿を見ることはなかった…南無三。
秀峰亭の登りで龍がペースアップ。これで9人ほどになる。
再三の龍のアタックに絞られたのは7人。
周回賞全部取らんとするくらいの勢いの龍ちゃま。
対抗するは日体大の若人。僕は後ろでヒーヒー言ってた。
残り5周でSUNBOLTのワンピを着ていたでかい人(でかいのに登りが強い、とは)の単独走に向かって発射した龍のアタックで集団は崩壊。
先頭二名と後ろ5名の戦い。
下りで回すけど徐々に離されていく。
僕の方も久々のレース強度に、エネルギーが無くなっていく。
残り2周の登りで千切れる。後は完走するのみ。
スカスカの走りで無事に最終周回に入れたのでゆっくり走りました。
東京車連の皆様の愛により、5分で切るところを延ばしてくれたそうなので次回は迷惑のかからないように走りまする。
何も残らないというのはこのことで、ユキの茶々にも反応できなかった。
チビ助の方は2位でチームメイトの杏奈氏も3位と二人で表彰台。カーボンバイクの軽さに感動しているのを見て、自分もカーボンバイクに変えた時もそうだったなと思いだす。
逃げ恥のロケ地でもある修善寺温泉の宿を横目に、”ふつう”の蕎麦屋へ。
こういう謙虚な姿勢のお店はたいがい美味しいという僕の中での期待値は高まるが、名前負けのない、普通の蕎麦だった。
最後は恒例の筥の湯前での集合写真で遠征終了。
今週末は湘南CXからの宇都宮CX。CXも残りは4戦!