坂バカプロモーションスタッフRYOです。
バイクのアップグレードと言えば、ホイールの交換。
でも、性能アップを体感できるレベルの高性能ホイールはお高いですよね(´・c_・`)
5万円くらいでとんがったホイールが欲しくないですか?
目次
【ALX475インプレッション】
インプレライダー:坂バカプロモーションスタッフRYO
身長174cm 体重58kg
クライマー系オールラウンダー(でありたいと思います(笑)
走行距離:約400km
冬なので峠には走りに行けていませんが、登りも含めたあらゆる環境で試しました。
【空気抵抗の低さでパワーセーブ】
走り出してまず感じるのはとにかくスーッとバイクが進む感覚。
明らかに空気の引っ掛かりが少ないことが体感できます。
いつもより軽い力で加速し、スピードも落ちにくいので速度の維持が圧倒的に楽です。
ホイールで空気抵抗が大きいのは実はスポーク。
もちろんエアロスポーク。
そして、フロント16本、リア20本という少ないスポーク数が効果的に働いています。
【背中を押されるようなエアロ性能】
そしてある程度スピードが乗ると「フワッ」と背中を押されるように進む瞬間があります。
だいたい35km/hくらいでしょうか。
よくFELTのエンジニアが「ヨットの帆のような効果をフレーム形状で産み出している」というようなことを言っていて、実際にIAなどのトライアスロンバイクに乗るとそれは実感できます。
それとまったく同じ感覚がこのALX475にもありました。
ちなみに兄弟モデルのALX470だと、前述の空気抵抗の低さは同じように感じるのですが、この「背中を押されるような感覚」はありませんでした。
これはわずかに丸みを帯びたリム形状による効果でしょうか。
リム幅は少し広めの22mm。
23Cのタイヤを嵌めてほぼ面一になっていることも整流効果を産んでいるのかもしれません。
【少ないスポーク数を活かす超高剛性リム】
スポークが少ないということは、柔らか過ぎて踏んだ時に進まないホイールになるんじゃ?と不安がよぎります。
でも心配ご無用。
A-CLASS独自開発のリム専用アルミ合金「EXA」を使用したこのリム、
かなり堅いです。
実は使用しているうちにリアのニップルが1個完全に緩んでいたのですが、ほとんどフレが出ませんでした。
スポーク数20本にして、1mm弱のフレ。
これはリムがかなりの剛性を持っている証拠です。
そしてこのリム、予想するにかなり重いはずです。
というのも、ハブとスポークはそれなりに軽いパーツを使っています。
それで1700g台という重量は、ぶっちゃけリムが重いはずです。
ところが走れば重さはまったく感じません。
登りでさえ不思議なことに重さは感じません。
私自身、リムは軽さが正義だと思っていたので、このホイールには本当に驚かされました。
高剛性なリムにより気持ちの良い加速を魅せてくれます。
【各構成パーツを詳しくチェック!】
CNCで削り出されたブレーキ面
ブレーキングがスムーズなのは当たり前。
適度な摩擦で制動力が高いです。
溶接ジョイント
高度な技術が必要。
表面からは継ぎ目がまったく分かりません!
ストレートスポーク用ハブ
高いスポークテンションを実現し、少ないスポーク数でもスポークが折れにくいです。
日本製高精度シールドカートリッジベアリング
日本の「EZO」北日本精機のベアリングでした。
スムーズな転がりは走行時にも体感できます。
7075アルミ製大径アクスル
直径約15mmのオーバーサイズ。
高精度かつ高剛性なアクスルで左右のベアリングが繋がります。
これによってベアリングの性能を100%引き出すことができるんです。
そしてアルミ製で軽量です。
7075アルミ製軽量フリーボディ
高強度なアルミ素材で軽量です。
実測重量はこちら。
リムテープ、クイックリリースも除いた単体重量です。
フロント793g。
リア940g。
前後で1733gでした。
【まとめ】
坂バカな私はいつもリムの軽量性だけに注目してホイールを選びがちでした。
なので、実はこのホイールにはあまり期待していませんでした(笑)
でも、今回試してみて認識が変わってしまいました。
同価格帯でここまでの性能アップを実現できるホイールは他にありません。
空力性能の高さは必ず体感できるはずです。
登りも含めたオールラウンドな場面で自信を持ってオススメできるホイールです!
商品情報はこちら
https://www.riteway-jp.com/pa/aclass/828733.html