最大32kgの積載量を誇る大型カーゴのコーホーXC。秋の行楽シーズンに大活躍間違いなしの商品です。
そういう流れもあってか、ここ最近取り付け方法についてのお問い合わせが多く寄せられています。
そこで今回は取り付けに必要な部品について解説していこうと思います。
【異なる3つの種類】
コーホーXCと自転車を結合するためには、自転車後輪の軸を専用の部品に交換する必要があります。
自転車の仕様によって3つの種類に分類されます。
ボールズスルーアクスル
後輪の軸がスルーアクスルの車両に使用。
コーホー用スキュワー
後輪の軸がクイックレバーの車両に使用。
ボールズナットアクスルアダプター
後輪の軸をナットで固定するタイプの車両に使用。
【車両に合ったサイズを選ぶ】
取り付けたい自転車がどの種類か分かれば、次は車両に合ったサイズのものを選びます。
■ボールズスルーアクスルの場合
ボールズスルーアクスルのサイズの選び方は、まず自転車に元々ついているスルーアクスルの寸法を知る必要があります。
大体はアクスルにサイズを表記しているのですが、そうでない場合は実測します。
測り方は、メーカーが用意しているフィットガイドを参考にしましょう。
必要な数値はネジピッチと頭から下のスルーアクスルの軸長です。その数値を元に自転車に合うものを選びましょう。
■コーホー用スキュワーの場合
こちらはリアエンド幅の寸法(エンドの内側の距離)で選びます。
130~135mm、170mm、190mmの3種類が用意されています。
クイックレバーを使用する自転車のエンド幅は130~135mmが一般的ですが、一部では135mmを超えた規格も存在します。(GTの2023現行アバランチェシリーズは141mmのクイックレバー仕様)
また170mm、190mmのエンド幅はあまり聞き馴染みがありませんが、これらはファットバイク向けに用意されたものです。
■ボールズナットアクスルアダプターの場合
後輪の軸の径とネジピッチで選びます。
3/8×26、M10×1.0の2種類が用意されています。
いわゆるシティサイクルと呼ばれる大体の車両は「3/8×26」のハブ軸を使用しています。一方スポーツ系の車両では「M10×1.0」がよく使用されています。例外もありますので必ず寸法を確認しましょう。
参考:自転車の特殊なネジ
【最後に】
取り付けると画像のような状態になります。(画像はボールズスルーアクスルを使用したもの)
ボール部分にコーホーXCのアームを引っ掛けて、合体完了!
こちらはコーホーXCの紹介動画です。組み立てや取り付けの参考になりますのでよろしければご確認下さい。まさかあんなところに栓抜きが・・・?
以上コーホーXC、取り付けに必要な部品の種類と選び方についてでした。