キッズに話題のストンパーFS、乗ってみた!

こんにちは!泥モノ担当のMラカミです。

今回は最遅ライダーによる、キッズライダーに話題の本格派キッズ下り系バイク「GT ストンパーFS」の最速レビューです!

下り最速キッズを目指すなら、ストンパーFSをチェック!

ストンパーFSのWEBサイトはこちら!気になるライダー達はぜひ家族でチェックしてみてね!

さて、今回レビューを務める最遅ライダーMラカミのスペックをチェックしましょう!

身長:160cmぐらい
ライディングスタイル:極力そのままの姿勢でクリアしたい不動のお地蔵様系
ライディングスピード:のんびりゆるゆるツーリング派。
登り:つらい。遅い。できれば避けたい

「乗れそうな身長である」以外に参考になることが無さそうな、恐らく今までのレビューライダー史上最も貧相なスペックではないでしょうか。
逆に、まだ慣れていないビギナーのキッズライダーにはいちばん近いスペックかもしれません。

最遅ライダーによるファーストインプレッション

やはりハンドルまでの距離はかなり短く、コンパクトな印象です。160cmではやっぱり窮屈な感じですが、140~150cmぐらいのライダーなら、この取り回しの良さはかなり安心感があるのでは。130cm台でもゆったり目に乗れるのではないでしょうか。これだけのスペックを詰め込んだのに、よくここまでコンパクトに作れるなぁと感心します。

もちろん一番の推しポイントはフルサスですが、ドロッパーポストを標準スペックに入れたことは個人的にポイントが高いです。なかなか市販品で組み付けるのは難しいのではないでしょうか。ここだけでもGTの本気度が伺えます。

短くてもお腹いっぱい?!!本日のコース

さてレビューのコースはお披露目イベントとなった「シマノバイカーズ」の特設試乗コースを利用させて頂きます。
この試乗コースの凄い点。なんとリフトに乗って一気に登ります!つまり登らなくても下れる!下りで本領発揮するこのバイクにとって願っても無い状況です!

余談ですが、このリフトのバイク専用ラックがあるところは珍しいですね!見ているだけでテンションが上がります。

さていよいよ試乗。ここでコースの入り口は若干登ることに気付いてしまいました。

こんなときはドロッパーを最大に上げて、頑張ってペダリング!!さすがに最大に上げてもサドルが低いのでしんどいですが、ワイドなギア比の10速仕様なので、軽いギアを駆使して登りきることが出来ました。やはり29インチの走破性に比べると少し忙しい感じにはなってしまいますが、かつての26インチと比べると相当に安定感があるのは感じられます。

地上は灼熱の夏ですが、少し登った森の中は驚くほどひんやりしています。さて、登ったらここから一気に下り!!
ここからはゲレンデの草地を利用したスラローム。最初は緩やかですが、中盤からピンボールのようになっていきます(図参照)

 

地面にテープだけなので踏んでも問題はないのですが、こうなると意地でもクリアしたくなるのが人の性。
ゆったりしたハンドリングを好むお地蔵様系ライダーにはなかなかハードワークですが、ここは小気味良い26の取り回しがモノを言います。さらにドロッパーの重心移動が効いて見事にクリア。
さらにゴール付近ではちょっとしたドロップオフも設けられていますが、これもフルサスをフルに生かして優しくクリア。短いですが楽しい試乗でした!!

 

まとめ

常設コースの定番フォトスポット。富士見で楽しく走るなら、ぜひFORCEシリーズを。

今回はソフトな地面の試乗コースで短距離でしたが、ゴンドラで上がる富士見の常設コースは長い上に地面が固く、足元を掬われる石やドロップも多いです。大人でもハードテールでは振動の辛さとコントロールに気を遣うので、なるべくストロークの長いフルサスをおすすめしたいのですが、キッズ達には今までおすすめできるフルサスが殆どありませんでした。

ちょっとハードな路面でも優しくクリアできるフルサスの懐の広さをぜひキッズたちにも味わって欲しいです。このバイクの持ち味である機敏なハンドリングが活かせるバームの連なったルートもたくさんあり、たぶん気持ちよくクリアできるのでは。このハイスペックな最強バイクはまさに、富士見パノラマ的チャレンジングコースをキッズたちが思う存分楽しむために生み出されたのでしょう。

伸びしろたっぷりなキッズ達なら、どんどん上手く速くなるのを助けてくれること間違いなし!この日試乗したキッズ達も口々に「楽しかった!」「もっと乗りたい!」と言っていました。

そして来週も富士見パノラマ「フリーライドゲームス」で試乗を開催!夏休みにスーパーレベルアップしたいキッズ達はぜひ体感してみてくださいね!

 

おまけ:真夏の熱中症対策!

酷暑に見舞われたこの日は、Camelbakのハイドレーションバックに水を入れて凍らせてみました。

これをそのままバッグに入れ背負ってみれば、程よく背中が冷えて酷暑でも快適。そしてフルフェイスでも隙間からホースを通して冷たい水が飲めます。氷は直ぐ溶けるだろうと思っていましたが、実は夕方近くまで残っていました。ずっと水が冷たいので、かなり幸福度の高い裏技です。しかも無駄なゴミが出ないので環境にも優しい!

富士見パノラマのような長いコースを楽しむには水分補給が欠かせないので、ハイドレーションバックは必須アイテムではないでしょうか。そしてCamelbakにはキッズ用の、小さめでしっかりした作りのハイドレーションバッグもあります!お子様の夏の熱中症対策にぜひご検討くださいね!