坂バカスタッフです。バッグを背負わない身軽なサイクリングで絶対に必要になるウェアって何でしょう?私はウインドジャケット(ウインドブレーカー)がそれにあたるのではないかと思っています。夏を除けば山の下りではウインドジャケットがなくては凍えてしまいますし、日が暮れて気温が下がってきた時、体温の下がる休憩時もウインドジャケットは欠かせません。今回は初めてのウインドジャケットとしておすすめなBBBの「ベースシールド」を紹介します。
BBB BASESHIELD BBW-148
防風素材で冷たい風をシャットアウトするウインドジャケットです。撥水効果もあるので軽い雨にも対応します。冬に雨に降られたらただ事では済まないので、お守りとして携行することをお勧めします。お手頃な価格と十分な性能が初めてのウインドジャケットとしておすすめしたい理由です。
シルエットはレース志向のジャケットと比較するとゆったりとしています。レースを意識した深い前傾姿勢をとる方や空気抵抗を気にする方はもっとタイトなジャケットを選んだほうが良いと思いますが、これくらい余裕があったほうが中に着るウェアに自由度がありますし、ジャケット内に含む空気が多いほうが断熱性が高まり暖かいです。
かなりお手頃な価格ですが高価なウェアとの差別化ポイントを説明すると、袖と裾にはゴムが入っているので風の侵入を防いでくれますが、シリコン等のグリップ素材は付けられていないので裾のずり上がりは防いでくれません。またベンチレーションやメッシュパネルは無いので高強度で走り続けるには向きません。ただ防水素材のレインジャケットなどと比べると透湿性があるため蒸れにくいです。
大きなリフレクターが悪天候での安全性を高める
ウインドジャケットを着用するシチュエーションって、夜間だったり、悪天候時のようなことも多いです。そんな時も、両腕、背中下部には大きなリフレクターを装備しているので、自動車に存在をアピールすることができます。ただの黒いウェアだとまったく見えないということも多いので重要です。デザイン的にも良いアクセントになっていてスタイリッシュです。
自転車の事故で多く、しかも自転車側では避けにくいのが後方からの追突ですが、背中のリフレクターが存在を強く主張してくれます。前傾姿勢に合わせて背面が長くなっているのは自転車専用ウェアならではですね。
背中のポケットに余裕で入るコンパクトさ
もちろん背中のポケットに余裕で入ります。以前は他ブランドの防水ジャケットを使用していたのですが、それはポケットに何とか押し込むという感じだったのに対して、ベースシールドは抵抗なくすっと収まってくれました。重量も135gと軽量です。