鈍感ライダーによる「はたしてチェーンステーの長さの違いは実感できるのか?」実験

bombtrack ARISE GEARD

ボムトラックのアライズギアードはフレームサイズによってホイールサイズが650B、700Cと変わっているバイクである。

そのためもあってかフレームのエンド形状が特徴的で、ホイールが前後に可動するようになっている。

 

アライズギアードの可変エンド。これによりチェーンステーの長さを変更することができる。

チェーンステーの長さが変わると乗り味は変わるのか?

バイクによってチェーンステーの長さが違うものがあるが、それだと純粋な比較ができない。

今回は同一のバイクでチェーンステーの長さを変更することができるので、実際に長さを変えてみて実感できるかどうか実験することにした。

チェーンステーが長い場合(約445mm)

チェーンステーが短い場合(約425mm)

結論:その差わずか20ミリだが実感できる

鈍感ライダーである私は何に乗っても楽しいし、何を食べてもたいてい美味しい。

そんな自分にでも20ミリという僅かな差は実感することができた。ということは普通の人はもっと大きな差として実感できることは間違いない。

長いチェーンステー

・のんびり長く走るのが楽しい

・乗り心地が良くなる

・安定してゆっくりでもふらつきにくくなる

チェーンステーが長くなるとチェーンステーの振動吸収性がアップする。更にホイールベースも長くなるので直進安定性がアップする。

アライズギアードはクロモリフレームなので、チェーンステーが長くなるとスチールフレームらしい優しい乗り心地になる。

ツーリングなどロングライドのときはチェーンステーを伸ばして乗りたい。

短いシートステー

・自転車が軽くなったと錯覚する

・フレームが固くなったような感覚

・小回りがききやすくなりコントロール性が高い

チェーンステーが短くなり、漕ぎ出しが軽くなったり、小回りがききやすくなるようになるのでバイクが軽くなったような錯覚におちいる。

チェーンステーが短くなったことで漕いだときの反応は良くなり、キビキビとした走りになるのでフレームが固くなったように感じる。

ホイールベース全体が短くなるので、チェーンステーが長いときよりもバイクがコントロールしやすくなったと感じるのだと思う。

キャリアを外してシクロクロスバイクとしてレースに出る とか

通勤通学の距離が3キロくらいで場所は都会のど真ん中、信号だらけでストップアンドゴーばっかり

という場合は短いチェーンステーで乗りたい。

こんな使い方ができるアライズギアードはすごい

ということで実験を終わります。

ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス

鎌田でした