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BASIL FORTE DOUBLE BAG
#012478 ブルー #012477 ブラック
自転車にキャリアさえついていれば、取り付けることで積載量を劇的にアップさせてくれるのが「パニアバッグ」である。
日本でパニアバッグ、サイドバッグというと「日本一周をしているような人が使っているアレでしょ」というイメージが強い。
BASILのパニアバッグはそのイメージからするとだいぶ違っていて、キャンプツーリングに向かない商品が多い。
「通勤、通学、お買い物」という日常生活で使用することを目的に考えているアイテムがほとんどである。
パニアバッグとサイドバッグの違いとはなんだろう
「パニア」でググると、「馬やロバに荷物を背負わせるためのカゴやカバンのこと」と出てくる。
当たり前だがBASILのパニアバッグは動物用ではない。日本では馬やロバに背負わせて移動する場所もない。
自転車で言うところのパニアバッグは「左右のバッグがベルトでつながっているバッグのこと」
一方サイドバッグは「左右が独立しているバッグのこと」
と、教わったのでそう定義されていると思いきや、左右別々になるバッグもパニアバッグと名乗っているものが近年増えている。
「こうでなければならない」というものなんて時代の流れとともに変わっていくものだなと改めて実感する。
「リア、フロントのキャリアの横にくっつけるカバンのこと」をこれからはサイドバッグやパニアバッグと呼んでも問題はないだろうと思う。
ツーリング向けと日常生活向けの違い
まず、「デザインがスポーティーかどうか」が重要なポイントだ。下のバッグはTHULE社製のパニアバッグだが、すごくスポーティーだ。
BASILはご覧の通り、いわゆる「スポーティーなデザイン」ではない。
「ファショナブルなデザインとでも言いましょうか。」日常生活、普段着で乗るときに違和感のないデザインである。
*装着したバイクはRITEWAY STYLES 26 キャリアはオフセットパニアキャリア フェンダーはダブルステーフルフェンダー
BASILのパニアバックは自転車につけっぱなし
BASILのパニアバッグはベルトでキャリアに固定する方式なので、自転車から降りて移動するたびにバッグを外すのは「超めんどくさい」。
バッグインバッグ(荷物を袋に入れて中にパニアバッグに入れる)スタイルがオススメの使い方である。
最近はショッピングバッグを持ち歩いている方も多いだろうから使い勝手は問題ないだろう。
「屋根の無い駐輪場に止めっぱなしにするからどうしても脱着できるようにしたい」という方はMIKシステムパーツを装着することをお勧めする。
BASILは荷物の出し入れがしやすい
スポーティーなパニアバッグは縦長デザインのものが比較的多い。
なぜかというと「荷物の出し入れ」よりも「荷物を雨から守る」という点に比重を置いていることが理由だ。
荷物を出し入れすることを考えると、間口は広く、深さは浅いほうが良い。
BASILのFORTE DOUBLE BAGはA4サイズの書類が横向きでも余裕で入る間口の広さが特徴である。
強力撥水加工の生地が魅力
スポーティーではないが、生地の撥水加工に驚いた。水を掛けて2時間位放置してみたが、ずっと写真のような状態で最終的に水滴が乾燥した。
内部も防水加工&水抜き穴あり
バッグ内側は防水加工されており、表面の撥水加工を突破してきた水分は最終的にここでシャットアウトされ内側には浸水しない。
間口が広いので、万が一隙間から水が侵入した場合、底の水抜き穴から抜ける仕組みになっている。
余裕の積載量
両合わせてサイドで35L、片側5キロずつ計10キロまでの荷物を運ぶことが可能となる。
反射素材付きで安全性もOK
赤で囲った部分は反射素材になっている。全方位反射するので夜間走行時も安心できる。
バックパックからパニアバッグへ
自転車での通勤通学をバックパック=リュックでしている方はぜひBASILのパニアバッグを検討してほしい。
パニアバッグがあればリュックで背負っていた荷物はすべて運ぶことが可能だし、荷物を背負わない開放感は最高である。
日本ではまだまだ一般的では無い普段使いのパニアバックだが、最近では通勤通学で使っている方を見ることがわずかながら増えてきた。
ぜひバックパックからパニアバッグへ。
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ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス
鎌田でした。