バックパックからパニアバッグへ「BASIL FORTE DOUBLE BAG」の紹介

BASIL FORTE DOUBLE BAG

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自転車にキャリアさえついていれば、取り付けることで積載量を劇的にアップさせてくれるのが「パニアバッグ」である。

日本でパニアバッグ、サイドバッグというと「日本一周をしているような人が使っているアレでしょ」というイメージが強い。

BASILのパニアバッグはそのイメージからするとだいぶ違っていて、キャンプツーリングに向かない商品が多い。

「通勤、通学、お買い物」という日常生活で使用することを目的に考えているアイテムがほとんどである。

BASIL FORTE DOUBLE BAG
BASIL FORTE DOUBLE BAG よくある「日本一周してる人が使っているバッグ」とは違い、普通のおしゃれな肩掛けカバンをくっつけたようなデザインになっている。

パニアバッグとサイドバッグの違いとはなんだろう

「パニア」でググると、「馬やロバに荷物を背負わせるためのカゴやカバンのこと」と出てくる。

当たり前だがBASILのパニアバッグは動物用ではない。日本では馬やロバに背負わせて移動する場所もない。

自転車で言うところのパニアバッグは「左右のバッグがベルトでつながっているバッグのこと」

一方サイドバッグは「左右が独立しているバッグのこと」

と、教わったのでそう定義されていると思いきや、左右別々になるバッグもパニアバッグと名乗っているものが近年増えている。

「こうでなければならない」というものなんて時代の流れとともに変わっていくものだなと改めて実感する。

「リア、フロントのキャリアの横にくっつけるカバンのこと」をこれからはサイドバッグやパニアバッグと呼んでも問題はないだろうと思う。

BASIL FORTE DOUBLE BAG
パニアバッグは左右がループでつながっているバッグのことを指すことが多い
左右が独立している「サイドバッグ」だが、名称は「シールドパニア」ブランドは「THULE」

ツーリング向けと日常生活向けの違い

まず、「デザインがスポーティーかどうか」が重要なポイントだ。下のバッグはTHULE社製のパニアバッグだが、すごくスポーティーだ。

THULE SHIELD PANNIER スーリーシールドパニア 防水パニアバッグ ツーリングバッグ 自転車 グラベルロード (1)
THULEの「シールドパニア」は本格スポーツバイクにすごくよく似合って超かっこいい。車のキャリアも作ってるし、ブランドイメージも良い。スポーツバイクにはぜひTHULEを使いたい。

BASILはご覧の通り、いわゆる「スポーティーなデザイン」ではない。

「ファショナブルなデザインとでも言いましょうか。」日常生活、普段着で乗るときに違和感のないデザインである。

*装着したバイクはRITEWAY STYLES 26 キャリアはオフセットパニアキャリア フェンダーはダブルステーフルフェンダー

BASIL FORTE DOUBLE BAG
通勤通学に最高なセットだと思う ライトウェイスタイルス×BASIL FORTE DOUBLE BAG×ダブルステーフルフェンダー×オフセットパニアキャリア

BASILのパニアバックは自転車につけっぱなし

BASILのパニアバッグはベルトでキャリアに固定する方式なので、自転車から降りて移動するたびにバッグを外すのは「超めんどくさい」。

バッグインバッグ(荷物を袋に入れて中にパニアバッグに入れる)スタイルがオススメの使い方である。

最近はショッピングバッグを持ち歩いている方も多いだろうから使い勝手は問題ないだろう。

「屋根の無い駐輪場に止めっぱなしにするからどうしても脱着できるようにしたい」という方はMIKシステムパーツを装着することをお勧めする。

BASIL FORTE DOUBLE BAG
慣れると案外かんたんに脱着できるようになるけど、つけっぱなしで使ったほうがストレスが無いと思う。

BASILは荷物の出し入れがしやすい

スポーティーなパニアバッグは縦長デザインのものが比較的多い。

なぜかというと「荷物の出し入れ」よりも「荷物を雨から守る」という点に比重を置いていることが理由だ。

荷物を出し入れすることを考えると、間口は広く、深さは浅いほうが良い。

BASILのFORTE DOUBLE BAGはA4サイズの書類が横向きでも余裕で入る間口の広さが特徴である。

BASIL FORTE DOUBLE BAG

強力撥水加工の生地が魅力

スポーティーではないが、生地の撥水加工に驚いた。水を掛けて2時間位放置してみたが、ずっと写真のような状態で最終的に水滴が乾燥した。

BASIL FORTE DOUBLE BAG

内部も防水加工&水抜き穴あり

バッグ内側は防水加工されており、表面の撥水加工を突破してきた水分は最終的にここでシャットアウトされ内側には浸水しない。

BASIL FORTE DOUBLE BAG

間口が広いので、万が一隙間から水が侵入した場合、底の水抜き穴から抜ける仕組みになっている。

BASIL FORTE DOUBLE BAG

余裕の積載量

両合わせてサイドで35L、片側5キロずつ計10キロまでの荷物を運ぶことが可能となる。

BASIL FORTE DOUBLE BAG

反射素材付きで安全性もOK

赤で囲った部分は反射素材になっている。全方位反射するので夜間走行時も安心できる。

BASIL FORTE DOUBLE BAG

バックパックからパニアバッグへ

自転車での通勤通学をバックパック=リュックでしている方はぜひBASILのパニアバッグを検討してほしい。

パニアバッグがあればリュックで背負っていた荷物はすべて運ぶことが可能だし、荷物を背負わない開放感は最高である。

日本ではまだまだ一般的では無い普段使いのパニアバックだが、最近では通勤通学で使っている方を見ることがわずかながら増えてきた。

ぜひバックパックからパニアバッグへ。

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ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス

鎌田でした。