こんにちは、自転車通勤担当のサキです。
冬のライディングの困りごとは足先、指先の寒さですね。
目次
BBBのグローブを例に、ロードバイクやクロスバイクでの通勤におすすめの冬用グローブを選ぶポイントを紹介します。
冬用グローブの性能ポイント
- 操作性
- 防寒性
- 防水性
- 蒸れにくさ
- 重ね着のしやすさ
まず基本になるのが操作性と防寒性です。
防寒性が上がるほど、操作性が悪くなってしまうのはある程度仕方がないと言えます。
下はBBBグローブの0度以下用と5~10度用を比較した写真です。
同じサイズですが、かなりボリュームが違いますね。
重量を計測してみると、防寒性の高いBWG28サブゼロの方は97g
薄手のBWG-21 コントロールゾーンは34gです。
2.5倍の重さがある0度以下対応グローブはかなり分厚い素材で、入れた瞬間から暖かさが感じられます。
反面分厚い分だけ、ブレーキやシフティング操作が思うようにいきません。
写真のように、指が太くなるのでボタンを正確に押せなくなりおます。
本当に寒い時は防寒性を優先せざるを得ませんが、可能な限り薄手のグローブがおすすめです。
冬の雨の日に走る人は防水性も考えましょう。
まずは防水仕様と書いているグローブを選びますが、そういったグローブは内部に防水層があるため、より操作性が悪くなります。
しかも、縫い目が複雑なグローブはどうしても隙間から水が侵入してきてしまいます。
実際1時間雨の中を走るとグローブの中まで入ってきます。
それでも防水性の無いモデルに比べると侵入スピードはかなりゆっくりになるので、雨の日は防水モデルを使いましょう。
できれば、晴れ用と雨用で2種類あると、操作性を犠牲にせずに済みます。
長時間走る時は蒸れにくさも重要
サイクリングウィンターグローブは風による体温低下と運動による発熱のバランスが非常に難しいです。
通気性が高いほど蒸れにくいですが、特にスタート時の冷えが辛く、指先が冷たくなります。
20分を超えて走り続けると体温が上昇し、蒸れやすくなってきます。
この温度変化に対応できるのが重ね着です。
最初は2つのグローブを重ねて装着して指先を保温し、汗をかき始めたら、1枚にして放熱性を促します。
このように、手の温度を汗をかく手前ギリギリの所でコントロールすれば、蒸れが少なく快適に走れます。
重ね着がしやすいグローブは右側のようにボアが入っていない手袋です。
外側に装着するグローブは伸縮性のある物の方が圧迫感が無く、装着しやすいです。
肌着と同じように、冬用グローブも薄手の生地を重ねるのがおすすめです。
冬用サイクリンググローブまとめ
・薄手のグローブを重ね着して温度調節
・雨の日だけ防水グローブを使う
この2つ満たすにはグローブが3つ必要になってしまいますが、快適に冬を走りきるために是非試してみてください。