チェーンの伸びをチェックして交換時期を教えてくれる「チェーンチェッカー」
目次
BBBとPEDRO’Sのチェーンチェッカーを比較してみました。
左のシルバーカラーのものがBBB、右のブラックのものがPEDRO’Sです。随分形が違いますが何が違うのでしょうか。
BBBマルチツール [BTL-125]
#102605 ¥800 (税込¥880)
バルブツールとレンチ機能付きの多機能チェーンチェッカー
紹介動画
PEDRO’S チェーンチェッカープラスⅡ
#115220 ¥2,500 (税込¥2,750)
3本のフックで確実に伸びをチェックできます。チェーンフックツールと、チェーンリングナットレンチ(ペグスパナ)付き。
紹介動画
チェーンを測っている場所が違うんです!
BBBはローラーの内側同士を測っているのに対し、ペドロスはローラーの内側と外側で測っています。
SRAMのAXSはローラーの外径が大きくなった
このため、ローラーの内側同士で計測するBBBはSRAM AXSのチェーンの伸びを正確に計測することができません。
ペドロスは内側と外側で計測するので、ローラーが大口径化されたSRAMのAXSでも計測ができます。
2021年5月26日現在、SRAM社が公式にAXSチェーンに使えると発表しているものは、ペドロスのチェーンチェッカープラス、プラスⅡの他PARKTOOLのCC-4だけです。
もう少し詳しく解説
内部のローラーが大きくなるとどういうことが起きるのでしょうか。
BBBのチェーンチェッカーの場合、ローラーの内側で計測するため、ローラーが大きくなると、下図のように①>②となってしまいます。
ローラーが大口径になった場合、BBBのチェーンチェッカーのようにローラーの内側で計測するものは本来の機能を果たしません。
知らずに使用すると、「実際には伸びている」のに、「まだまだ新品同様ですよ」という計測結果が出てしまうわけです。
ペドロスのチェーンチェッカーの場合、ローラーの内側と外側で計測する為、ローラーが大きくなっても①=②となります。
ペドロスのチェーンチェッカーはローラーの大きさによらず正しく計測できるということになります。
チェーンチェッカーとローラーの大きさの関係をご理解頂けたでしょうか。
ペドロスのチェーンチェッカー適合表はこちら
同じように見えて測り方が違うチェーンチェッカーを紹介しました。
ぜひご自身のバイクのチェーンの伸びをこまめにチェックしていい状態を保ってください。
ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス
鎌田でした