鈍感ライダーによる GT グレード GRADE フリップチップ FLIPCHIPのインプレッション

GT GRADE CARBONシリーズに搭載のFLIP CHIP フォーク

鈍感ライダー鎌田が実際に体感してみました。

食事はなんでもおいしい、どんな自転車に乗ってもとにかく楽しい。

そんな性格でここまで生きてきてしまったので、感性が鈍くなってしまったようです。

GT GRADE CARBONに乗ってみて、

トリプルトライアングルのカーボンフレームが乗り心地の良さと反応の良さ、両方を実現しているのを改めて実感しました。

FLIP CHIP フォークエンド

フォークのエンドパーツを入れ替えることでフォークのオフセットを55/70mmと選択できる。作業になれてしまえば交換は5分かからずにできるようになります。

フリップチップ交換の動画を作りました

交換作業の参考にしてください。

セッティングの違い

55mmオフセット

赤線の距離がフォークオフセットです。

70mmオフセット

いわゆるグラベルバイクのジオメトリをいくつか見ましたがフォークオフセット70mmという数値の物は見つかりませんでした。

それくらい特徴的な数値です。どれくらいの安定性なのか期待が高まります。

それぞれを乗ってみた結果

結論:「鈍感ライダーでも実感できるほどに違う」

直進安定性とコーナーリングがまるで違う。私が実感できるということは、誰でも実感できるということです。

レースなら55ミリオフセット

オフセット55ミリセッティングだと、ほぼロードバイク。グラベルバイクと思えない軽い走り。ハンドリングも癖が無くコーナーリングが軽い。

70ミリオフセットと比べると接地面が手前にあるのを実感でき、ハンドルを切った時の抵抗も軽いです。

グラベルレースやシクロクロスだとこっちのセッティングがいいでしょう。

バイクパッキングするなら70ミリオフセット

走りの軽さは保ちつつ、まっすぐ走った時の安定感が抜群によくなります。

もともとのバイクの走りが軽いので、70ミリオフセットになっても爽快な走行感です。

コーナーリングは反応がやや鈍くなったように感じました。クイックな55ミリと比べると、まったりとした印象。

50ミリと比べるとハンドルを切るときにやや重く感じますが、ホイールベースが伸びるからか低速域の快適性はアップします。

バイクパッキングして走るなら直進安定性の高い70ミリオフセットのセッティングがお勧めです。

GT GRADE CARBON 最強

用途によってお好みでセッティングを変えることができる、しかも慣れれば超簡単。

乗り味も最高、ホイールを650Bに換えることもできる、オンロード仕様にすることも可能。

そんな最強バイクなんだと改めて感動してしまいました。欲しいです。

もう少し乗り込んでみたいと思います。

GRADEシリーズの詳しい説明はこちら

ライトウェイプロダクツジャパン カスタマーサービス

鎌田でした。