軽量レインシューズカバー BBB「レインフレックス BWS-19」 レビュー by 鈴木 史竜

こんにちは!

Team Eurasia-iRC TIRE 鈴木史竜です。

久しぶりの更新です。10月に入り、ロードのレースシーズンはひと段落となりましたが、これからは冬のトレーニング。最近は気温が下がってきて、走り始めが億劫な人も増えてきたのではないでしょうか。

本日は、そんな寒い冬に向け、現在僕が日常的に使用しているシューズカバーのご紹介をさせて頂きます!

 

オランダ発 BBB RAINFLEX(レインフレックス)!

こちら、名前の通りレイン用シューズカバーではあるものの、実はそれだけに留まりません。

僕がシューズカバーに最低限求めるものは、「暑すぎず寒すぎない防寒性」、「動きやすさ」、「日常利用のしやすさ」という三点。なんとわがままですね。ただ、レインフレックスはそんなわがままに応えてくれるシューズカバーだと感じています。

 

さて、詳しくご紹介していきましょう!

 

1. 暑すぎず寒すぎない防寒性

僕は静岡在住なので、冬場も雪が降るほどまで寒くなるわけではありません。静岡の様に比較的暖かい地方にお住まいの方や、冬場は太陽が出ている時しか走りに行かないな~という方には、とてもおススメしたい製品です。

冬場は走り始めが物凄く寒いものの、意外としっかりと汗をかいている場合は、シューズ内部で蒸れ、逆に汗冷えに…という経験がある方も多いのではないでしょうか?適度に薄いことで、汗冷えも少ないように感じます。

当然、レインシューズカバーなので、防水性能は予想通り。雨で走る以上、どんな優秀なシューズカバーでも完璧にシューズ内への浸水を防ぐ事は不可能だと思いますが、大雨でなければ問題なく雨から守ってくれます。

 

2.動きやすさ

冬用シューズカバーの中には、分厚く、履くだけで足首のペダリング感覚が大きく変わってしまうものも少なくありません。なんとなく突っ張ってしまったり、足首が固定されるように感じたりする事をきっかけに、寒さと相まって冬場に違和感が出ることがありました。

しかし、レインフレックスはエアロ生地を謳っていることもあり、絶妙な薄さ。しっかり動いてくれて、違和感は残りません。

動きやすさも、汗冷えもクリアしてくれる絶妙な薄さがとても気に入っています。しかも、自転車乗りには嬉しいエアロのおまけ付きです。

また、ものすごく寒い地域にお住まいの方は、BBB HARDWEAR(ハードウェア)等の選択肢もおすすめです。足の感覚が無くなることを防げるはずです!

 

3.日常使用のしやすさ

最後は、日常使用の中で、着脱のしやすさと耐久性についてです。

いくら防水が完璧でも、すぐに破けたり、壊れたりしてしまうようでは使い物にならなりません。しっかりと長い間使えるのは重要です。

ちなみに皆さん、朝ショップの練習会や知人との練習に遅れそうでバタバタすることはありませんでしょうか? 僕はマイペースに支度をしてしまうので、気付くといつもギリギリに…。

そんな時、レインフレックスであれば、すぐに履いて出発可能!シューズカバーの装着時間のせいで、練習相手を待たせてしまう…なんてこともありません。

また、雨の練習やレースから帰宅後の最大の苦痛は、手がかじかんで上手く脱げないこと。レインシューズカバーでも後ろにチャックがあるため、簡単に脱ぐ事が出来ます。

これは日常遣いをするのにとても重要なポイント。脱ぎやすいものは、履きやすいのです。

 

耐久性の面では、シューズカバーが一番破けやすいのは、つま先ではないかと思います。

 

ソール部分と合わせ、しっかりとケブラーで補強されているので、強度は問題ありません!

 

レインシューズカバーと言えども、雨で5時間走って、全く内部に水が侵入しないか?と言われると、どんなシューズカバーでも少し難しい部分がある事は現実です。

ただ、シューズカバーに重要な条件を抜け目なく網羅しているレインフレックス。雨用、冬用、季節の変わり目用と様々な活躍の幅があり、ロード乗りなら一本持っておくことをおすすめします。

レインフレックスは、億劫な雨や冬場にライドのハードルを下げ、快適に乗り切る手助けをしてくれるアイテムです!

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鈴木史竜(すずきしりゅう)

Team Eurasia-IRC TIRE 所属

1998年4月16日生まれ

静岡在住

2014年 全日本選手権ロードU17:13位

2015年 Team Eurasia-IRC TIREサイクリングアカデミーで欧州遠征

2015年 四日市全国ジュニア自転車競技大会:12位

2016年 全日本選手権TT(ジュニア):9位

2016年 Team Eurasia-IRC TIREサイクリングアカデミーで欧州遠征> 2017年 Team Eurasia-IRC TIRE 正式加入

2017年 Tour de Nouvelle-Caledonia (10日間のステージレース)完走

2019年 全日本選手権TT(U23):19位

2019年 UCI ツールド熊野 出場

2019年 ケルメスクルス(Lichtervelde):20位

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