自転車に取り付けるアクセサリーは極力目立たないスマートなものが信条、坂バカスタッフRYO です。特にテールライトは、バイクと一体化したような見た目でスマートなシリコンバンドで取り付けるタイプが好みです。今まではボディ全体がシリコンのタイプを使用していました。これはこれで見た目的に一体感が高いという良さがあるのですが、シリコンなのでダートを走ると泥や砂が付着しやすい点が玉にキズです。そこでBBBの新しいテールライト「シグナル」が良さそうだったので手に入れました。
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シンプル&スタイリッシュ
デザインは極めてシンプル。でもシンプルなテールライトってなかなか無いんですよね。ロードバイクの美しいシルエットを損ねないデザインが最高です。
スイッチレスデザイン
スイッチはライト裏面にあります。バイクに取り付けて始めて気が付きました。ライト本体を押すと、この裏面のスイッチがバイクに当たって押される造りになっています。表面から見るとスイッチが存在しなくてスタイリッシュです。
隠されたUSBポート
パッと見たところ、充電のためのUSBポートが無くて戸惑います。実はシリコンバンドの下に隠されています。スタイリッシュです。
形式はmicro USB Type-Bです。USBポートはシリコンバンドの下なので、バイクに取り付けるとUSBポートのフタは常に閉まる方向に力がかかります。フタが開いてしまうリスクも下げてくれます。賢いです。ちなみにIPX7防水です。
エアロポストやステーなど幅広い箇所に取付可能
シートポストに限らず、細いシートステーを始めとした様々な箇所に装着できます。対応径はφ5-42mmと幅広いです。多くのエアロシートポストにも対応します。またシリコンのバンドは太ももなどに干渉しにくいようになっています。製品によっては太ももにあたってずれたり、落としてしまったりするんですよね。
シートステーなど細い場所に取り付けてバンドが余る場合は、余ったバンドを折り返して留めることができます。でも取付ける場所が決まっているならハサミで切り取ってしまう方がすっきりするかもしれませんね。
他社製品より明るくて長持ちなデイフラッシュ機能
最近では安全意識への高まりから(後ろから追突される事故は意外によく聞きます)日中にテールライトを点ける方も多くなりました。シグナルにはそのためのデイフラッシュモードが用意されています。日中でも認識できるよう明るく、かつ持続時間が長いモードです。
シグナルの場合、50ルーメンの明るさで、31時間点滅します。他社のライトを調べてみましたが、ここまでの明るさと時間のものは存在しません。昼間でもかなり被視認性が高いです。他社の例を一部あげると、30ルーメン 5h30m(3,990円)、50ルーメン 7h(5,940円)という感じです。シグナルは、点滅の間隔を大きくすることで、長い点滅時間を実現しています。デイフラッシュ専用の点滅パターンなので、間隔が大きくても被視認性は十分です。しかも、デイフラッシュモードでバッテリーが切れてしまった場合も、通常のフラッシュモードでさらに4時間使用できます。最大では35時間使えるということになりますね。日中にデイフラッシュモードを使用していたせいで充電が切れて、日が暮れた後にライトが使えないという最悪の事態を避けることができます。ちなみに、バッテリーが少なくなると「セーフティモード」というもので自動的に通常のフラッシュモードに切り替わります。本当によく考えられています。※法律的には夜間は点滅でなく点灯する必要がありますので、あくまで緊急時用としてお考えください。
バッテリーの減りを知らせるインジケーター
最大35時間使用できるシグナルですが、充電のタイミングが分からないと困ります。ライト上部に青のインジケーターがあり、ここが点滅している場合はバッテリー残量が30%を切ったことを意味します。点滅したら充電しておきましょう。
USB充電は経済的で、充電も速い
乾電池式と違い、USB充電は経済的、そして乾電池では実現できない明るさ、持続時間、コンパクトさが実現できます。シグナルで驚きなのが充電時間。たったの1時間45分で充電が終わります。バッテリー容量も300mAhで、このサイズにしては大容量です。
明るくてサイドも光るCOB LED
シグナルはCOBというタイプのLEDライトを採用しています。調べてみると、コストは高くなってしまいますが、放熱性に優れ、明るいことがメリットのようです、実際、シグナルは明るいです。なんとなくキレイな光り方で高級感もある気がします。さらにバイクの後方だけではなくて、サイドからも光が視認可能で、安全性を高めます。
最後に使ったモードを記憶するメモリー機能
ライトを消した時に使っていたモードが、次に点けた場合も再現するメモリー機能が搭載されています。この機能が無いと、スイッチを何度も押さなくてはいけないので面倒なんですが、これは嬉しいです。