第42回 広島城(広島県)

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【その一】 広島城に登城しました。
【その二】 広島の夜
【その三】 自転車旅に役立つアイテム
 

 
ヤフーラボで高低差も チェーック!!
 

 
広島城
所  在 広島県広島市
築城年代 天正17年(1589年)
城  郭 平城
築城者 毛利輝元
城  主 毛利氏、福島氏、浅野氏
廃城理由 明治6年(1873年)廃城令により日本陸軍駐屯地に。
天  守 望楼型外観復元天守
見  所 再建された天守、二ノ丸の櫓群
最寄駅 広島駅(JR)
 
丸谷城
所  在 広島県呉市
築城年代 南北朝期
城  郭 平山城
築城者 蒲刈多賀谷氏
城  主 蒲刈多賀谷氏
廃城理由
天  守 無し
見  所 半島の地形、堀切
最寄駅 無し
 

 
【その一】:広島城に登城しました。
 
日本100名城 広島城
【コメント:阿部ちゃん】
低血圧でごめんなさい。夜通し会議をした結果、思い切ってカメラマンをトレードすることにしました。新メンバーはもちろんこの人、OKAMI-SAN。
 

 
という体の記念撮影に協力して頂き、清々しい秋のロングライドへ繰り出します。お父さんもJoy us?
 

 
 
今日も誰かさんのおかげで天候に恵まれました。カメラ小僧、今日もた~んとお食べ。
 

 
自然なのか人工なのか判断のつきにくい情景の中を走る人は誰でも絵になるものです。自分で言ってやんの。
 

 
先日同様一旦またフェリーに乗ります。城攻めカウントダウンが、とびしま海道に、行く~!
 

 
何て言うんですか、緊張感。我々の高鳴る鼓動は瀬戸内海に轟いたことはお察しの通り。
 

 
でも決めたのです。とびしま海道をほぼ自力で走ると。当然とびしま海道も橋によって繋がっております。だから今日も経ます。
 

 
あの中の誰かが、うちの誰かです。ワイルドなバイク乗りだけじゃなしに、我々同様に海道をひた走る人達も多数見受けられました。全てはこの天気がそうさせたと言わざるを得ない。
 

 
そしてまた橋を経ます。豊島(とよしま)大橋。ちなみに我々の会社は東京都豊島(としま)区にあります。縁は異なもの味なもの。
 

 
あの集団全員に抜かれてこの様子。まだ元気ということなのでしょう。今日も生きてる、生きてる。
 

 
生きてるけど疲れてる。丁度良いところに茶店が建っていたのでピットイン。右手のピンクの方がこのお店のオーナー。愛媛だけにみかんを栽培されているらしく、大量に袋詰めされたものを100円で恵んでいただきました。太っ腹やね。
 

 
その名花美月(はなみづき)。花が美しいのは月のおかげ。逆もまた然り。そういう気持ちで私も生きたい。そんな顔です。
 

 
思わぬエナジーチャージにより行きはよいよい。途中に丸谷城の標識に自然と足が止まりました。完全なる計画外です。
 

 
当然立ち寄ります。それはもうのっしのっし、のっしのっしとね。結構奥深いな。
 

 
探り探りでこのポージング。ざっくり申しますと室町・戦国期、安芸国蒲刈島を本拠に活動した海賊衆、蒲刈多賀谷氏が築いた水軍城跡だとか。
 

 
ちなみにここは堀切だと思われます。写真では伝わらないですが、結構深かったです。丸い谷とは名ばかり。
 

 
細長い半島をそのまま城の敷地にしたという丸谷城。先端まで永久に辿り着かないのではないか?という判断で途中で引き返してきました。今日は絶対に遅れることは許されないので。
 

 
二人して同じジェスチャー決めているみたいですけど、逆光と小ささでよくわからない感じになってしまいました。ごめんよ、お前たち。
 

 
さ~てまた大橋を経ますかね。下蒲刈島と本州を結ぶ安芸灘大橋。つまりこれを渡れば本州に上陸できるはずです。島に残りたい方は「このはし渡るべからず」
 

 
やっとこさ本州。ここはもう広島。これから広駅まで走って輪行で広島駅を目指してあとは流れでお願いします。
 

 
疲れたから寝ま~す!夢の中へ、夢の中へ。
 

 
【コメント:のぶ】
広島駅に到着したというのに疲労から動けなくなった人。実に情けない。ガーサスと昼を食べに行っている間、この男はずっとこのままヘタリこんでました。「ワシ疲れたケン」じゃないし。広島市民のみなさま、申し訳ありませんでした。
 

 
最後の力で何とか広島城に。天守は戦後、再建されたものです。原爆で吹き飛びましたから。後ほど、広島城は原爆投下点に非常に近かったことも知りました。
 

 
回り込んで復元された二の丸の櫓群を望みます。この平櫓や多聞櫓には中に無料で入れますよ。手前の太鼓櫓には太鼓が置いてあって、自由に叩けます。これも無料です。

 
 
表御門からさっそく二の丸にインしてみると・・・
 

 
広島城二ノ丸は馬出し機能がありますが、毛利一族のライブ会場としても機能しています。
 

 
毛利元就、隆元、吉川元春。実際は誰も広島城を見たことないですね。明日われわれは、毛利元就の本拠地、吉田郡山城に行きます!
 

 
まずは石垣探索。というのも関ヶ原で負けた毛利は広島から長州に押し込められ、勝った側の福島正則が城主に。
 

 
でも雨で壊れそうな石垣を直したら幕府に「勝手に城改修」の難癖をつけられて、結局、広島城と領土を没収されてしまったそうな。可哀そすぎます。その悲運の改修石垣を探すという裏テーマ。
 

 
勝手に「天守ポーズ」を決め込んできました。通りかかった外国人カップルが、冷めた顔で「アメージング・グレース」とつぶやいてました。
 

 
百名城スタンプを押していると売店のおじさんが、「福島正則が壊した石垣の場所知ってるんだけどな」と非常に気になる独り言を聞こえるようにツイートしてきた。
 

 
おじさんの証言で現場へ急行。直した石垣はそこかしこにあるらしいが、幕府に怒られて、謝罪として壊した場所が遺っているらしい。
 

 
本丸の北東にあります。壊しても壊しても幕府の許しは得られなかったそうな。
 

 
さてと、そろそろ宿でゆっくりしますか・・・。ん、ガーサスも写りこんでいるということは…。
 
【その二】:広島の夜
 
日本100名城 広島城
【コメント:阿部ちゃん】
じゃあ一旦宿行きましょうや。広島城を後にしようとしていると何やら聞き覚えのある声が。
 

 
まさかここでお会いするとは。正直広島で落ち合おうという耳打ちはいただいてましたが、城でしかもこのタイミングで。只今狼狽中です。
 

 
「遭遇とはこのことを言うのだよ。」と御屋形様。興奮冷めやらぬうちにコラボ記念撮影。実に1年ぶり。あちゃ~
 

 
今度こそ一旦身軽にする為宿へ向かいます。と、その前に広島と言えばのところぶら~り。
 

 
修学旅行以来の再訪です。城は完全に吹き飛んでしまいましたが、広島産業奨励館はこのように象徴となりました。残るのと残らないのでは原爆の印象はまた違っていたのでしょうね。
 

 
広島平和記念公園にも足を伸ばしました。慰霊碑の奥には原爆ドームが見えるように設計されていることに2回目にして気がつきました。てっぺんには平和の象徴である鳩が。御疲れ様です。
 

 
さて改めまして、奇跡の遭遇とお互いのコンテンツの繁栄に今夜も乾杯。この前に少しやらかしてましたが。
 

 
広島といえばやはり牡蠣。我々だけで何杯いったことか。すぐそこにいたお客さんはこう思っただろう。「となりの客はよく牡蠣食う客だ」と。
 

 
話もいよいよ深い話に突入し、普段聞けないような貴重なお話をたくさんいただきました。

 
この中ではまだまだ若造の私にも施しをいただきました。奥の方様は若干不安気です。
 

 
結果、何かを誓った模様です。夜は更け行くも夜会はまだまだ終わらない。今度はどこで遭遇するでしょうか。ありがとうございました。
 
【その三】:自転車旅に役立つアイテム
 
日本100名城 広島城
【コメント:のぶ】
アーバントートバッグ、トートバッグ。待たせたね、という声がバッグから聞こえてきそうな佇まい。トートバッグという名前からは想像を絶する23.5Lという収納力で、今回の旅を見事に支えてくれました!そして何よりカーラックで有名なThule社が手掛けるプロダクトだけあって、信頼のクオリティが裏切りません。
 

 
特許を取得しているというフックシステムで、ワンタッチでキャリアに取付可能!しかもしっかりとキャリアを捉えるので、走行中、段差でバッグが吹き飛ぶこともありませんでした。
 

 
キャリアに取り付けるマグネットパワーを利用して、バッグをさらに固定するのでバッグがぐらつくこともありません。
 

 
専用のストラップがポケットに内蔵されているのも嬉しい知らせ。輪行時に肩にかけられるので、これは本当に便利です。
 

 
欲をいえば、細かい物を収納できるポケットが欲しいかな・・・。しかしそれを差し引いてもコレは癖になりますね。
 
 
 
2013年10月12日(土) 目的地:福山城
移動:東京⇒福山城⇒大三島  旅のテーマ:しまなみ海道
タイムテーブル 旅費 (一人分)

06:37 品川発 新幹線
10:07 福山着 (品川-広島 往復) ¥33,270
     
12:00 自走スタート 自走
16:00 因島水軍城着 (福山-大三島) ¥550
18:30 宿着  
宿泊 民宿なぎさ
愛媛県今治市上浦町井口5600
TEL:0897-87-3513
¥6,825 朝・夕食付
13年10月13日(日) 目的地:広島城
移動:大三島⇒広島城  旅のテーマ:とびしま海道
タイムテーブル 旅費 (一人分)

07:30 自走スタート  
08:30 宗方港着  
08:50 宗方港発 フェリー(自転車持ち込み)
09:13 岡村港着 ¥640
09:15 自走スタート  
12:15 広着  
12:31 広発 列車
13:23 広島着 (広-広島 片道) ¥570
宿泊 ビジネス旅館 はらだ
広島県広島市中区本川町1-3-19
TEL:082-231-2976
¥3,150 素泊まり
2013年10月14日(月) 目的地:郡山城
移動:広島⇒郡山城⇒東京  旅のテーマ:山城を目指す
タイムテーブル 旅費 (一人分)

09:00 広島発 列車
10:12 吉田口着 (広島-吉田口 片道) ¥950
13:30 吉田口発 列車
14:59 広島着 (吉田口-広島 片道) ¥950
15:28 広島発  
19:30 東京着