第6回今治城の回 ページメニュー | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【その一】列車の旅 【その二】今治港 【その三】今治城水掘 【その四】鉄御門 【その五】吹上神社 【その六】夕暮れの今治城 【その七】米長旅館 |
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四国編その二。 徳島を列車で発って愛媛県へ。 港町今治では築城の巨匠、藤堂高虎の今治城、瀬戸内の漁港飯の金字塔と言ってふさわしい鯛飯を味わいました。 |
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【その一】:列車の旅 <コメント:のぶ> | ||||||||||||||||||||||||||||||||
午前6時39分。 徳島発の高徳線にて次の目的地、愛媛の今治を目指します。 |
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列車の旅の強い味方、青春18切符。 暇はあるが金はない連中には欠かせないチケット。 |
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鈍行しか乗れませんがね。 乗り降り自由っすよ。 途中、高松で降りて朝食を摂りました。 これも含めて二度ほど乗り換えました。 |
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今治着は13時48分。途中、1時間半ほど休憩が入りますが、7時間の旅。 四国も広いね。 でも寝てればそのうち着きます。 |
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今治駅 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
城を連想させる柱の前で下準備。 石垣様式とでもいうのでしょうか。 ちなみにこれで旅の終わりまで輪行袋を使うことはありません。 |
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18切符で今日も長旅でしたがようやっと準備完了! 音に聞こえる今治城を目指します。 |
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【その二】:今治港 <コメント:のぶ> | ||||||||||||||||||||||||||||||||
港の海風の中を行く。 今治駅からはおよそ2kmの距離、臨海エリアに今治城があります。 |
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今治は漁港として栄えた町ですが、 今回訪れる今治城を藤堂高虎が築き、城下町を整備し、港を開いたことにルーツがあります。 |
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【その三】:今治城水掘 <コメント:のぶ> | ||||||||||||||||||||||||||||||||
突然、目の前が開けて飛び出してきた今治城。 幅60mの水掘が立ちふさがります。 |
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まさに海の上に浮かぶ城郭。 高石垣も備えていて堅牢な立振舞い。 |
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海水を引いて取り巻く水掘は鉄砲の射程を意識しての長さらしい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【その四】:鉄御門 <コメント:のぶ> | ||||||||||||||||||||||||||||||||
いよいよ入城。 大手の門へ到達するには当然、長い長い橋を渡る。 気が引き締まります。 |
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勘兵衛石。 給料のことで色々と藤堂家と揉めた武将、渡辺勘兵衛が築城奉行を務めてもたらした伝説の巨石。 |
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復元された鉄御門(くろがねごもん)。 これ自体が櫓を備える櫓門であり、このように防御力の強い虎口(城の入り口)は藤堂高虎が完成させたと云われています。 |
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藤堂高虎公の像 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
関ヶ原の論功で伊予今治20万6千石を拝領。 何人も主君を変え、統治国も変わりましたが、各地で城を造れて良かったのじゃないかと思う。 それほど藤堂高虎の築城術は名声を得ています。 |
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戦国武将というより城職人の棟梁と呼ぶべき。 後世に作品を遺した一流建築家だ。 |
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石垣 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
水掘を内側から眺めていると風が冷たく雨の予感がしてくる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
「和田です」さん、撮ってくれましたね。 石垣の崖縁で、下に見えるのは犬走り。石垣の崩落を防ぐ役割があるそうです。 |
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【その五】:吹上神社 <コメント:のぶ> | ||||||||||||||||||||||||||||||||
神社と見ると必ず儀式を始める神社野郎の阿部。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
旅の無事をひたすら祈らせていただきました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
しかしどこから見ても美しいな。 こんな処に住んで、初詣とか毎年することができたら背筋の通った生活が送れるだろうな。 |
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天守 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
さてと今日もやってきました、この瞬間。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
長旅の苦労が偲ばれます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
さて、我々が天守に入った瞬間から外は土砂降りの雨がおっぱじまりました。 ゆっくりしていきなせい、と荷物も預かっていただき、いざ、天守の上階へ。 |
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天守内博物館のパターンなのですが、甲冑の数が夥しい。 メンバー随一の甲冑好き「和田です」さんがショーウインドウをかち割って試着を始めないか心配でした。 |
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なぜか、海の生物についても学べます。 結構、グロいものも展示されてますよ。 |
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関係ないですが、藤堂高虎は江戸城の建築にも手を出し、その功績で今治の後に伊賀上野藩(現在の三重県)に国替えになりました。 伊賀上野を相当気に入ったらしく、参勤交代で江戸にいながら遠く伊賀を想い、自分の江戸屋敷のあった一帯を上野と命名したそうです。 なかなかためになります博物館知識。 |
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最上階に出れば、暴風雨もいつの間にか止んでいました。 そろそろ今夜の宿に行きますか。 |
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高虎公の城下町は残念ながら寂れた印象。 このように素晴らしい城もあり、サイクリスト注目のしまなみ海道の四国側入り口でもあり、やりようによっては観光スポットとして成長できるはず。 このあたりは次の松山という町の如才なさが際立ちました。 |
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【その六】:夕暮れの今治城 <コメント:のぶ> | ||||||||||||||||||||||||||||||||
今治城の堀は海水。 海ガールが晩のおかずを釣り上げようとしていました。 |
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夜の今治城 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
さて、この今治城、日が落ちれば、 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ナイトスポットとして名を馳せているのです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
そしてまさかの城門開放! | ||||||||||||||||||||||||||||||||
この景観に寒さを忘れて歩き回りました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
築城の巨匠、高虎公もさぞや嬉しいに違いない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ありがとう、今治城。忘れない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
【その七】:米長旅館 <コメント:阿部ちゃん> | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2日目宿「米長旅館」さんに到着。米長と書いて「こめちょう」と読みます。 のぶさんはずっと「よねなが」と読んでました。お詫びして訂正致します。 |
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館内には過去に宿泊したお客さんの色紙がたくさん飾られていました。 学生の合宿地としてよく利用されるようです。 ちなみに芸人の森三中の色紙もありました。 |
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部屋はこんな感じ。ノスタルジックな雰囲気で一瞬にして和みました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
せっかくなんで、今日も街ブラ行ってきます。 やしの木が南国感を醸し出しております。気温まではさすがに常夏とはいきませんでしたが…。 |
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宿を出てすぐのところにまた味のある商店街発見。全面アーケードになっているので悪天候でも問題無し。 しばらくブラブラしてみます。 |
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途中で薬局に入店。親切な御主人のアテンドで最高の秘薬をゲット! これで急な体調不良も怖くナッシング。 お世話様でした。 |
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続いてかなり年季の入った練り物屋さんを発見。その名も中村屋。 梨園を彷彿とさせる佇まいと看板が我々を委縮させます。 |
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もうすぐ年明けということもあって、おせち用の注文品が店内を覆います。 僕らは小物ですいません。 |
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商店街を抜けるとちょっとした衝撃。 この日四国周辺は西高東低の冬型の気圧配置で全面暴風域に! ○ーソンもこんなことになっちゃって、写真では伝わらない惨事が巻き起こっておりました。 |
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手土産を持って宿に無事帰還。 とりあえず本日もお疲れ様の乾杯です。 |
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今日の夕食は鯛三昧。 女将さんがどんどん運んできてくれました。 |
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こちらが自慢の鯛飯です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
そして鯛しゃぶ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
最後に御造り。 旅館米長さん、 行きたくなったんじゃないすか? |
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RPJのおかわりくんことのぶさん。 自然に食欲も増します。 |
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阿部は名産練もの切りに夢中です。 中村屋さん御馳走様でした |
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一見実家みたいな風景。ぐらいの落ちつく感がそこにはありました。 気を抜きすぎました(汗) |
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締めはやっぱり茶漬けでしょ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
明日の糧にラストスパート。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ということで本日も御勤め御苦労さまでした。 明日はお天道様に期待です。 つづく。 |
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<参考:四国編の経費> ※有明から松山城まで。食費を除く。飲み食いしすぎました。 |
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