前回は切符を忘れて取りに帰り、始発に乗り遅れるという大ポカをしてしまったので、今回は”念には念”をモットーに声だし確認をして安らかに過ごそうと準備をしました。
それにいろいろと新兵器も加わり、だんだん快適になってきました。 これで20県、先は長いので焦らずに全国を見て歩こうと思っています。 |
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■今回のルートを地図で確認 | ||
より大きな地図で プロジェクト135 第13回 岐阜県~富山県 を表示 |
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日程表をまとめながら頭に入れていきます。私にとって、これは大事な作業なのです。 | |
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新兵器の一つ、道路の高低表を見つけました。国道156号線、分水嶺のあたりで標高900m。うーん、もつかなー。 | |
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ということで次の新兵器、クエン酸パワーの登場です。結果は?お楽しみ。 | |
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今回はちゃんと切符を持ってきました。余裕で始発に乗れました。 | |
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何しろ今回は5回も乗り換えるのです。東上線、山手線、新幹線、中央線、多太線、そして最後に岐阜長良川鉄道です。 | |
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とても全部の写真は乗せられません。特徴的な長良川鉄道。美濃太田から終点の北濃まで。1,650円もするのです。 | |
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切符はホームに有る自動販売機で買います。駅長さんが親切に案内してくれました。 | |
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北濃までおよそ2時間ちょっと、電車は一両でトイレなし。案内版にドコの駅にトイレがあるか書いてありました。運転手さんに言えば済ませてくるまで待っていてくれるとのこと。ほんとかしら? | |
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電車は長良川に沿ってひたすら上ります。東京では終わってしまった桜がちらほら。 | |
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終点の北濃駅は岐阜県のどん詰まり、ここから富山までは泣いても乗せてくれる電車はありません。 | |
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今夜の宿は湯の平温泉、お宿ゆのひら。民宿なので期待していなかったのに優しい宿のご夫婦がなんと飛騨牛のしゃぶしゃぶを出してくれたのです。ここでまたまた大失敗、あまりの感激で写真を撮り忘れてしまったのです。ここの宿はお薦めです。 | |
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元気をつけた翌朝はしっかり準備運動から。まずアキレスけんでしょ、 | |
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腰でしょ | |
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恒例の四股でしょ | |
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アザラシ、 | |
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その他 | |
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いろいろ | |
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美味しい朝ごはんをいただいて | |
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宿のご夫婦に見送られていよいよ出発です。 | |
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出発地湯の平温泉がおよそ500m、今日の最高点ひるがの高原が標高900m、国道156号線をひたすら上ります。 | |
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道の駅大日岳あたりになると雪が深くなってきました。途中まではスキーへ行く車が多かったのですが、この辺りまで来ると少なくなり、走りやすかったです。坂はきつかったですけど。 | |
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道のすぐ横に不動滝がありました。眺める格好して休めて助かりました。 | |
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写真では傾斜がよくわかりませんがかなりの急傾斜でした。 | |
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着きました。分水嶺です。 | |
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ここには分水嶺公園があり、上ってきた長良川とこれから下る庄川の源流です。立派な石で造られた門と源流が分かれていくさまが見られて感動しました。 | |
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公園の筋向かい何やら施設があるので見に入りました。ひるがの高原で飼育され生産されている牛乳、チーズ、ヨーグルトなどを売っていました。試飲できるというので、飲むヨーグルトを試したところ、とってもおいしくて二人で買ってその場でいただいたのです。 | |
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さー、分水嶺を超えてしまえばいよいよ楽しみな下りです。 | |
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分水嶺を超えて下って来ているのですが何故か次第に雪が深くなってきました。 | |
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何と読むのか分からない城跡、歴史を感じます。 | |
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いつもの定番、400円。 | |
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車も無く、側道も十分な広さがありとても走りやすく、楽に距離を稼げた気がします。 | |
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おかげで、荘川桜を見たり、実はまださいていませんでしたが…。 | |
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雪遊びをしたり、 | |
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ザゼンソウを見たり、思いっきり時間をつぶしたのですが宿に着くのが早すぎて入れず、仕方なく近所をぶらぶら。 | |
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初日の宿が期待以上だったので、2日目は がっかり。場所も、宿の名前も言いませんけど、そこらの草花見…。休めてよかったですけど…プンプン!!! | |
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翌日は気を取り直して、今回の目的地のひとつ白川郷を目指します。何しろ車が少ない、貸切道路のようです。 | |
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私たちが走っている国道156号線と並行して、高速道路、東海北陸道、があるのも車が少ない原因のようです。 | |
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見えてきました、合掌造り。 | |
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雪をかぶった美しいポスターを見た感じとは異なり、小さな集落でこじんまりと生活していたのだなという感じです。 | |
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ちょうど屋根の葺き替えをやっていました。分厚い屋根は25年ほどで一度葺き替えるそうです。 | |
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白川郷と五箇山の間にあるのが飛越七橋、その初めが合掌大橋です。 | |
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私たちが通った国道156号線、別名、飛越峡合掌ラインは車が少ない点は良いのですが、洞門やトンネルが多く、それもとてつもなく長く、曲がっており、暗く、とても怖かったです。車がトンネルに侵入してくると同時に、グワーッと唸るように響いてくるのが怖かったです。 | |
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次の目的地五箇山を目指します。 | |
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予定通り昼前に宿に入り、荷物を預けて五箇山の菅沼集落に向かいます。 | |
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菅沼集落は白川郷よりもっとこじんまりとしていました。道路のない時代、お互いに助け合うことが不可欠だったろうと思われます。 | |
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ここの合掌造り食堂の囲炉裏端でお昼をいただきました。イワナの塩焼きでしょう。 | |
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イワナのお刺身でしょう、これが一番おいしかったです。 | |
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有名な、五箇山豆腐でしょう。ごめんなさい、撮る前に食べちゃいました。 | |
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この日の宿の向かいに国の重要文化財に指定されている”岩瀬家”があり、ちょうど着いた団体に混じって、きこりこ踊りの鑑賞ができました。 | |
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さすが岩瀬家、庭には水芭蕉が咲いていました。 | |
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サーいよいよ今日は富山市までのおよそ70㎞、菅沼集落を通って出発です。 | |
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庄川沿いを下るだけと言われた道が、実は山あり。山ありで苦しみました。 | |
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車で通ればおおむね下りなのでしょうが、たくさん上りがありました。 | |
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まだまだ洞門やトンネルもありました。雄大な景色もありました。 | |
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お昼の定番もありました。500円、このラーメンを作ってくれた食堂のおじさんに、何を思って自転車に乗っているのか?と質問されました。 | |
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南砺市に下りてきたら、桜が咲いていました。ラーメン食べたあたりには雪があったのに。 | |
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あんまり長く走っていたので腰が。。。道路脇で恥ずかしげもなく伸ばしました。 | |
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こういう時はクエン酸パワーなのです。 | |
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ようやく富山市内に入りました。なんと富山は桜が満開でした。 | |
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走り終えて私の気分も華やぎました。 | |
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駅までの間にあるトーチャンの知り合いの自転車屋さん、クラカワさんに寄ったら、皆さんで歓迎してくださいました。 | |
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帰る日、ホテルの窓から見た富山駅です。 | |
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富山駅から見たホテルです。なぜこんな写真を?富山駅が工事中でこんなに近いのにものすごく遠回りさせられたのです。すごく疲れたのです。 | |
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今回は天気に恵まれました。 スッテンテンと言う訳ではありませんが、雨降りでないのが何よりも嬉しいことでした。 田畑や林道などには雪がいっぱい残っているので、傍を通ると冷気を感じました。 案内所の人は”あとはずっと下りだよ”と喜ばして…がっくりさせてくれました。 何しろ分水嶺を越えて、太平洋側から日本海側まで一度も泣かずに走り続けられたことで達成感がありますし、自転車旅の醍醐味をちょっぴりわかったような気になっています。 |
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