来週、本州最南端潮岬へ、三重県、和歌山県へ行こうと考えています。 海岸線の上り下りを考えるともっと体を慣らす必要がありそうです。 そこで、再度地元埼玉を走りました。 天気の良い朝、坂戸から小川町を抜けて寄居まで足慣らしです。 |
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埼玉といえば荒川、荒川といえば川魚。このイワナの塩焼きが本日の目的でもありました。 | ||
千葉から帰って、そのままばらばらだった自転車を組み立てます。 まず車輪を入れて。これは割と簡単らしいです。 |
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難しいのはブレーキを効くように引っ掛けること のようです。これはトーちゃんの一番の苦手。いつも時間がかかります。どっちにしろ私がやる訳ではありませんけど。 | ||
さていよいよ出発です。我が家を出ればすぐに田園地帯になります。田んぼや雑木林の横を走ります。 | ||
わが町鶴ヶ島は関東平野の西北のはずれ、ちょっと走ればすぐに奥武蔵丘陵が見えてきます。 | ||
このコースは信号もほとんど無く、自転車競技の選手らしい人たちがあっという間に抜いていきます。まるで違う乗り物のようです。いいんです、私は競争しているのではないのです。ゆっくり景色を楽しんでいるのです。でも早くて、来たと思ったらもうあんなところです。 | ||
小川町への途中に都幾川村農産物販売所というのがあります。地元の農産物、花、メダカなどを売っています。 | ||
ちょっと停める時も鍵をします。2台一緒に金網などに括り付けると安心して売店や食堂に入れて便利ですよ。 | ||
安心といえば、このピカピカするランプは優れものです。自宅で充電しておくと一日中ピカピカしていて後ろから目立つので安心です。今までに途中で消えたことはありません。たぶん10時間ぐらいは光っていそうです。 | ||
都幾川村から小川町へ抜ける横には八高線が通っています。昔は八王子から高崎までのんびり走っていたのですが、今は八王子から高麗川経由川越行きと 高麗川から高崎行きになってしまいました。高麗川から高崎なのになんで八高線なんでしょう?手を振ったら乗客のおばさんも手を振ってくれました。 | ||
この辺まで来るといろいろ変わった食べ物屋さんがあります。よく見えないかもしれませんがこのアライはイノシシ料理の店です。 | ||
小川名物女郎うなき。朝が早くてまだやってませんでした。 | ||
とろめし。 | ||
小川町から東秩父村へ入るあたりに人と自転車しか通れない橋があります。こういうのを見ると用もないのに直ぐ渡りたくなってしますのです、私。 | ||
東秩父村にはトテモ美味しい和菓子屋さん、小松屋さんがあります。街道から旧道へ入る所に有る小松屋さんの看板、かわいい女の子が描いてあります。似てませんか?イエイエポーズだけです。サー調子でてきたっと。 | ||
小松屋さんの大奥さんと、若奥さん。通るたびにお茶をご馳走になります。桜餅がおすすめです。 | ||
小松屋さんの素晴らしいところはお菓子が美味しいだけではありません。お店の前に自転車を停める用具を用意してくれているのです。定峰峠からグリーンライン、秩父などサイクリストが多いそうです。 | ||
この先が落合交差点。左に曲がると定峰峠、まっすぐ行くと寄居です。定峰峠へ行ってみたいのですが、とーちゃんは私にはまだ無理というのです。何歳になったらいけるというのでしょうか? | ||
小川町や東秩父村は和紙の里としても有名です。この間の雪がまだ残っている和紙会館。 | ||
落合から寄居までは小さな峠を越えるのです。去年の今頃、この自転車で初めてこの道に来て、あとちょっとの所で登りきれませんでした。今回は登れました。これは余裕をもって止まったのです。決して登れなかったのではありません。 | ||
余裕を見せて村の神社へ寄りました。こんな階段あるなら止めとけばよかった。足ががくがくでした。 | ||
頂上で飲む水は最高です。この水筒、新しく買ってもらいました。入れるのも簡単、水漏れなしで、飲みたいだけ飲めて、とても便利です。道具ですねーーー | ||
いよいよ私の大好きな降りです。ここまでくれば寄居はすぐそこ、今日は豪華ご昼食の約束です。 | ||
寄居と言えば鉢形城、でもお城を語ると困るチームがいるというので空を見上げりゃトンビが3羽。千葉で撮れなかったから今度こそ、、、またトーちゃんは失敗したのです。 | ||
やっ、やっ、おぬしたちは!!!なんと城攻めチームに遭遇してしまったのです。打ち合わせ通り。 | ||
城攻めチームは日本100名城をすべて攻め落とす計画だそうです。まだ半分行ってないとのことなので、私たちプロジェクト135チームが47都道府県すべて訪問するほうが早く終わるかもしれません。城攻めと135遭遇記念の一枚です。 | ||
と言う訳で、ドンナ訳だかわかりませんが豪華ご昼食と相成ったわけです。荒川べりの、鉢形城の真向かい、競艇、違った京亭という鮎飯の有名というところへ行きました。今は鮎の季節ではありませんが甘煮は結構でした。 | ||
「この障子が真っ直ぐに見えるようになったらお飲みになるのを止めてください。」と粋なおかみさんに言われたのですが、四人とも何時までも曲がって見えて、自転車に乗っていたよりもその後のほうが長かったような気がします。 | ||
駅で、城攻めの若者たちが、「あっ自分たちでたたみますから休んでてください。」と嬉しいお言葉。でも入れ方が違うとかで、悪戦苦闘。アーしてみたり、 | ||
コーしてみたり | ||
終いには、二人がかりで。。。。。 | ||
今まで私は、トーチャンってなんて要領悪いのか、しまうのが下手なのかと思っていたのですが、どうやらもっと下手な人がいるようです。笑って誤魔化すな!!!と怒られた人。 | ||
そんな訳で帰りの電車で、二人ともぐったり、無事に帰れたのか心配でした。 | ||
今回は次回の足慣らしの心算で地元の走ったことのあるコースを走りました。 自分で言うのもなんですが、以前走った時に比べると上手になった気がします。 登りでぎりぎりになる前に軽いギヤに変えられるようになりました。 去年静岡の大日峠や、阿部峠などを走り大体ドコの坂もあれに比べればと思えるのも楽に走れる一因かもしれません。 走った後のビールが格別なことを知ったのも楽しさを増しているのかもしれません。 もう体力が強くなることは期待できませんから、あとは技術とは言えなくとも慣れが楽に走らせてくれるのでしょうか。
今回は城攻めの若者達と偶然っぽく出会い、一緒に食事ができて、二人だけよりもいっそう美味しく楽しさが増しました。 |
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