高品質なMTBやBMXを製造するアメリカのバイクブランド「GT Bicycles」の日本での販売元を務めるライトウェイプロダクツジャパン株式会社(本社 東京都豊島区、代表取締役社長 髙島義人)は、グラベルロードバイク「Grade(グレード)」がフルモデルチェンジしたことを発表します。
設計をイチから見直した、新しい「グレード」はまさにアドベンチャーのために作られたバイクです。いまだかつて無い、柔軟性、多目的性、調整域を持ちます。さらに、「グレード」に不可欠なリアバックのコンプライアンス(柔軟性)を突き詰めてリニューアルした新しいトリプルトライアングルの造形美は、ライダーをより速く、遠くに連れ出してくれるでしょう。
GT Bicyclesのシニアプロダクトマネージャー、パトリック・ケイは次のように語りました。
「GT Bicyelsが最初の「グレード」を登場させたのは2015年でした。GT Bicyelsはこのカテゴリーの先駆者であり、ディスクブレーキを持つカーボンフレームのグラベルロードバイクを完成させた最初のブランドです。そして、新しい「グレード」に付け加えた性能と順応性は、今日のグラベルやアドベンチャーライドのシーンにさらに「グレード」をマッチさせるためのものです。」
新グレードで特に特徴的なのは、シートステイとシートチューブを分離した「フローティングステイ」を備えた、全く新しい「トリプルトライアングル」フレームです。さらなる垂直方向の柔軟性を獲得して、路面状況に関わらず、一日中サドルの上で快適な時間を過ごせます。
55mmから70mmへフォークオフセットを調整できる「フリップチップフォーク」は、用途によってジオメトリーを調整することで、安定性を高めるか、シャープなハンドリングを得るか選べます。例えば、グラベルレースでは55mm、荷物を積載したバイクパッキングアドベンチャーでは70mmをチョイスできます。
「グレードカーボン」のシートステイは2種類の軽量素材で構成されます。高強度なファイバーグラスによるコアが耐久性と振動吸収性を高めています。カーボンによるアウターレイヤーが剛性をコントロールしています。この「デュアルファイバーダイナミクス」により、コントロールが正確になり、ライダーに疲労も残しません。
これも大事な点ですが、ロングツーリングに必要なバッグやボトルを積載するためのマウントをフレームとフォークにフル装備しています。トップチューブバッグ用のダボ、フォークにはエニシングケージ用のダボ。アルミモデルにはシートステイにボトルダボまで付属します。
「グレード」はケーブルルーティングもスマートなものとしています。シフト&ブレーキケーブルはメンテナンス性を重視して外装としています。一方、Di2(別売)とドロッパーポスト(別売)はクリーンなルックスを重視して内装できるよう設計しています。さらに、特に専用設計のパーツも採用していない点もユーザーフレンドリーです。
この度、販売を開始する「グレード」のラインアップは次の通りです。価格はすべて税抜です。
グレード カーボン エキスパート
主なスペック
カーボン・エンデュロード・トリプルトライアングルフレーム, 12x142mm スルーアクスル
フリップチップアクスルポジショニング搭載 カーボンフォーク, 12x100mm スルーアクスル
シマノ 105 R7000 ドライブトレイン
シマノ 105 R7070 油圧ディスクブレーキ
700x37c タイヤ
298,000円
グレード アロイ エキスパート
6061アルミ・エンデュロード・トリプルトライアングルフレーム 12x142mm スルーアクスル
カーボンフォーク, 12x100mm スルーアクスル
シマノ 105 R7000 ドライブトレイン
テクトロ ワイヤー式ディスクブレーキ
700x37c タイヤ
148,000円
グレード アロイ エリート
カーボンフォーク, 12x100mm スルーアクスル
シマノ クラリス ドライブトレイン
テクトロ ワイヤー式ディスクブレーキ
700x37c タイヤ
108,000円
また、2019年6月8日、セルフディスカバリーアドベンチャー in 王滝の会場において、「グレード アロイ エリート」の展示・試乗を行う予定です。
「グレード」は、2019年夏ごろより、全国のGT Bicycles取扱店舗にて販売を開始いたします。