こんにちは、自転車通勤担当のサキです。
ライトウェイバイクという自社ブランドの開発を担当しております。
クロスバイクを普段の生活で使う中、欠かせないのがフェンダー(泥よけ)です。
泥よけはダサい、というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、泥よけが必要な理由と共に、クールに仕えるおすすめのフェンダーをピックアップしました!
さらに、ライトウェイにピッタリ合うオシャレで、丈夫で、使いやすいフェンダーを頑張って作ったので紹介します。
目次
クロスバイクの泥除け(フェンダー)とは?前輪にも必要?
クロスバイクはスピードを重視、さらに走行性を優先させてつくられているので泥よけが付いていない物がほとんどです。
しかし、そのまま利用すると、通勤や通学で服が汚れてしまいます。
フェンダーをつけたいけれど、せっかくのクロスバイクに泥よけはダサい!と思っている人もいるのではないでしょうか。
近年、クールなデザインのフェンダーも多く出ており、ダサいという概念は消えつつあるようです。
まずは、泥よけの必要性を確認していきましょう。
クロスバイクの泥除け(フェンダー)とは?
フェンダーは後輪が跳ね上げた泥などを防ぐ役割を担っています。
雨の日はもちろん、雨上がりや、道路が汚れている時など、タイヤが泥や水を巻き上げて体に飛んでくるので、泥よけは必要なアイテムと言えるでしょう。
クロスバイクやロードバイクの場合はスピードも出るので、その分跳ね上がる水や泥も多く、時速20kmぐらいだと、後輪からお尻や背中にめがけて飛んできます。
服が汚れるのを防ぐために、泥よけは装備したほうがいいでしょう。
クロスバイクの泥除けは前輪にも必要?
フェンダーを前輪に使用するか否かを迷っている人も多いようです。
クロスバイクはスピードが出やすく、前輪の後方から水や泥が飛んでくることもあります。
前輪から跳ね上がった泥は、靴やパンツの裾を汚してしまうのです。
フェンダーは前輪と後輪がセットになってデザインされているものもあるので、参考にしてみてください。
クロスバイクの泥除けの種類は?
クロスバイクのフェンダーは、機能性重視のものと、取り付けの簡易さを重視したものがあります。
雨の日だけ手早く取り付けたい、服を絶対に汚したくない、など自分の目的にあった泥よけを選ぶようにしましょう。
ワンタッチ式の「簡易フェンダー」
シートポストやフォークの1点で固定するタイプのフェンダーで、手軽に取り付け、取り外しができます。
ただ、あくまで簡易タイプなので、タイヤ前方からの泥はねや後輪から飛んでくる水や泥を完全に防ぐことができません。
クロスバイクの見た目を重視したい、雨の日だけ装着したいという人におすすめです。
またサドルバックが大きければ、収納できるサイズなので突然の雨に備えて持ち運ぶことも可能です。
超簡易タイプの泥除け
固定器具を持たずに、サドルに挟み込むだけというさらに簡単なフェンダーもあります。
板一枚なので、バッグに忍ばせておいて必要な時だけ出すという使い方が可能。
しかし、フロントカバーできず長さも足りないので保護率は50%ぐらいです。
一番濡れるお尻を守ってくれるので、ロードバイクに乗っている人は使っていますが、自転車通勤や通学にはおすすめできません。
防御性能に優れた「フルフェンダー」
通勤通学におすすめなのは、ホイール全体を覆ってくれるフルフェンダーとなります。
少々重量はありますが、タイヤをしっかりとカバーしてくれるので、服や靴への泥はねをしっかりと防いでくれます。
工具を使用し装着するので、何度もつけ外しをするタイプではありませんが、毎日の通勤通学にクロスバイクを使用している人には、フルフェンダーがおすすめです。
おすすめの泥除け6選!ダサいとは言わせない?
クロスバイクにフェンダーをつけるのはダサいと言われてきましたが、近年はスタイリッシュなデザインの物が多く出ています。
通勤通学にはフルフェンダーをおすすめしますが、重量を出したくない、走行性を重視したい人は簡易フェンダーで必要な時に装備するという方法もいいでしょう。
ここからは、簡易フェンダーと防御機能の高いフェンダーを紹介します。
着脱が簡単なおすすめの簡易フェンダー4選
簡易フェンダーは、多少背中などに泥や水がはねることがありますが、晴れた日はフェンダーを簡単に外すことが出来ます。
コンパクトな収納が可能で、何より着脱がワンタッチなのが魅力です。
サイクルデザイン(cycledesign) フェンダーデザイン クロスバイクガード
細くてスマートな印象を与える簡易フェンダーです。
持ち運びが可能で、突然の雨などにもワンタッチで装着できるのが魅力ではないでしょうか。
推進ホイールサイズは26インチ、700Cでタイヤ幅は23~38Cに対応しています。
前輪と後輪のセットになっているので、後方だけでなく、前方からの泥はねにも対応したい方におすすめです。
細いデザインがクールなイメージを与えますが、スピードを出して水たまりを通過すると、多少水はねが来るようです。
PeachCraft クロスバイク 泥除けマッドガード 前後セット
蛍光色が特徴的なワンタッチの簡易フェンダーです。
カラーはブラック、レッド、グリーン、ブルーなどカラーバリエーションも豊富に揃っています。
シートポストとフロントフォークに取り付ける前輪と後輪セットの泥よけとなっており、240gと軽量なので持ち運びにもおすすめです。
前輪はねじ止め、後輪はねじを使用せずに取り付けることが可能となっており、タイヤに合わせて位置を調節することが出来ます。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) ロードバイク用リヤフェンダー FD-SPR1
シートポスト径25.4〜31.6mmに取り付ける簡易フェンダーとなります。
フェンダー自体は短めに設定されており、クロスバイクのデザインを崩さないデザインです。
推進ホイールサイズは26インチ、700Cでタイヤ幅は23~35Cに対応しています。
重量も130gと軽量になっており、必要な時だけ取り付けたい、クロスバイクのデザインを邪魔したくないという人におすすめの泥よけです。
ギザプロダクツ(GIZA PRODUCTS)/SW-PS1R リアフェンダー
折り畳み機能がついたコンパクトさが際立ったフェンダーです。
わずか125mmで持ち運ぶことができ、使用時は405mm、重量は155g。
シートポスト22.2~34.9mmに対応しており、取り付けの位置も調節できるので、幅広いタイプのクロスバイクで使用できるのではないでしょうか。
キャリングバッグも付属しているので、使用後のフェンダーを収納してもバッグが汚れないのもおすすめポイントです。
防御性能の高いおすすめのフルフェンダー3選
ここからは少々重量がありますが、実用性の高いフルフェンダーを紹介します。
取り外す機会が少ない場合は、泥よけ機能の高いフルフェンダーがおすすめ!
フルフェンダーの場合はタイヤの太さに注意しましょう。
適応しているサイズが否か、購入前にしっかり確認をしてください。
RITEWAY(ライトウェイ)/ダブルステー クロスバイクフルフェンダー
フェンダー幅は35mm、対応しているタイヤは26インチとなっています。
ポリカーボネートを使用しているので、衝撃や紫外線にも強く長く愛用できる泥よけです。
前輪と後輪のセットになっており、工具を使用してしっかりと固定することが可能で、ガタつきがないと高評価を得ています。
通勤や通学など泥よけが必要なシーンには、お勧めしたいフェンダーのひとつです。
ブラックカラーはクロスバイクのデザインを邪魔しないシンプルさが特徴で、シルバーカラーは、軽量な材質ポリカーボネートですが金属の質感を持っています。
ディズナ(DIXNA) ロードフェンダー
ディズナのフルフェンダーは、前輪と後輪のセットとなっています。
クロスバイクのデザインに溶け込むシンプルなデザインで、適応タイヤは700C、25C~32Cです。
素材はアルミフタウム、折れにくく復元力が高いので長く愛用できるのではないでしょうか。
BBB(ビービービー)/テラスガードフルフェンダーBFD-40
BBBのフルフェンダーは、自転車に慣れた人におすすめのフェンダーと言えます。
ステンレスやポリプロピレン素材のBBBの泥よけは、装備するのに少々手間がかかるようです。
BBBは世界に広がるオランダのパーツブランドで、性能がいい事でも高評価を得ているブランドです。
ブラケットやステーまで、ブラックカラーで統一されているので、デザイン性が高く一体感を感じるフェンダーとなっています。
RITEWAYのダブルステーフェンダーはダサいのも解決!?
これまでのフルフェンダーの課題
・ダサい。
・カッコいいフェンダーは鉄なので曲がる。
・取り付けられない、取り付けが難しい。
・フェンダー位置の微調整ができない。
・キャリパーブレーキにはつけられない。
これらの問題を解決したのが、ライトウェイ ダブルステーフルフェンダーです。
https://www.riteway-jp.com/pa/
365550 ミラーシルバー 4,100円
365551 グロスブラック 3,600円
やはり一番解決したかったのは、ダサいと思われてしまう点。
特にシルバーカラーはどうしてもプラスチック感が出てしまい、高級感を感じることが出来ませんでした。
ステンレス素材を使ったかっこいい美しいフェンダーも販売されています。
しかし、価格が高い上に駐輪場などで衝撃を受けると簡単に曲がってしまうので、扱いが難しく、あまり普及していません。
そこでライトウェイのダブルステーフェンダーは、アルミの薄い膜を透明のポリカーボネート素材でサンド。
金属の質感を持ちながら抜群の強度を持つ素材を採用しました。
実際に触らないと金属にしか見えない見た目です。
触っても樹脂だと気付かない人もいます。(笑)
シルバーカラーの他にはブラックカラーもあります。
取り付けの汎用性も高い
フェンダーを買ってみたけれど、取り付けられなかったという話をよく聞きます。
実は自転車の専門店でも、慣れていないバイクの場合は取り付けに苦労することがあるのです。
ライトウェイのダブルステーフェンダーはステーの長さが長く、ステーが2本伸びているため、ズレた位置にフェンダーダボがあっても固定しやすくなっています。
さらに吊り金具をステンレスパーツにしているので、キャリパーブレーキのクロスバイクやロードバイクでも取り付け可能。
(フェンダーの幅が35mmで、ピュアレーサーはチェーンステーの幅が合わないためグラベルロードやエンデュランスロード向けです)
フォーク側のねじも2種類付属させていますので、鉄フォーク、アルミフォークどちらにも対応できます。
このようにキャリパーブレーキにも共締めできます。
実際にフェンダーをクロスバイクに取り付けてみました
フェンダー本体とステー、ボルトキット。
ステーは700Cサイズのみ片側が長いモデルがあります。
FELTのベルザスピードのように、リアエンドのダボ穴位置がシートステー側にある場合には、長い方のステーを下側に使うことを想定しています。
まずはステーをフェンダーとフレームに仮固定して、吊り金具の取り付け位置を確認します。
吊り金具の位置が決まったら、ペンチで吊り金具を曲げて固定します。
曲げた後で動かす場合は無理やりずらすと傷がついてしまうので、吊り金具の曲げを戻してから行ってください。
フェルトのベルザスピードのように、シートステーブリッジの穴が下向きに開いている場合は、吊り金具を使用せずにドリルで穴をあけます。
キャリパーブレーキの場合は、ブレーキ固定ねじを外してからフレームとキャリバーボルトの間に吊り金具を挟み込みます。
シートブリッジ側でタイヤとのクリアランスが広すぎる場合はスペーサーを挟んで調整。
フロント側は吊り金具が本体にリベット止めされているので、そのままボルトナットで固定します。
キャリパーブレーキの場合はブレーキと共締め。
車種によりますが、吊り金具はフォークの前側に置いた方がタイヤとのクリアランス調整がしやすいでしょう。
仮固定ができたら、フェンダーステーの長さを微調整します。
タイヤとフェンダーが接触しないように、ステーを引っ張ったり押したりしながらベストポジションを探してください。
ステーが4本あるおかげで、かなり微調整がやりやすいはずです。
ステーの長さが決まっていて、ステーが長すぎる場合はカットします。
結構太めのステンレス棒となっており、ニッパーでは厳しいのでクリッパーか金のこがいいでしょう。
写真のように横着すると、フェンダーをガリっとやってしまうので注意。
マーキングして、取り外してからカットしましょう。
最後に付属のキャップを取り付けて、タイヤを回転させたり振動させたりしてタイヤに接触しないか確認します。
クロスバイクもグラベルロードも使える、おすすめフルフェンダーの紹介でした。