Crankbrothersはシューズとの相性にもよりますが、クリートの脱着がしやすいペダルだと思います。
シューズとの相性といいますと、シューズのソール部分が大きく影響してきます。
クリート両サイドのソールの高さが、高いとキツく感じますし、低いと緩く感じます。
ソールの部分がペダルボディに設置する度合いで緩く感じたりキツく感じたりします。
Crankbrothersには補修パーツが多く用意されていますが、その中でも調整用のパーツを紹介します。
シマノのようにクリートキャッチの強弱をペダル側のスプリングで調整するのではなく、クリートのセッティングで調整するのがCrankbrothersの特徴です。
自分は今、SIDIシューズを履いています。SIDIシューズとCrankbrothersの相性はいいです。
シューズが新品の時はなんの調整もいりませんでした。一年シューズを履き込み、ソールの磨耗により薄くなってきました。
そこで使用するのが トレッド コンタクトスリーブ !
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ペダル側にスペーサーを入れる事でガタつき緩みを改善します。
トレッド コンタクトスリーブ は1mm、2mm、3mmと3種類付属されています。
今回使用したのは1mmのスペーサー。
早速スペーサーを取り付け。
外側はそのままはめ込むだけですが内側は一度ペダルボディを外す必要があります。
外側キャップを外して、内の8mmのナットを外すだけでボディを外すことができるので簡単です。
この作業を覚えておくだけでペダルのメンテナンスにも役立ちます。
スペーサーがパチっというまできっちりはめ込みます。
それで装着完了、簡単ですね。
あとはシューズとペダルの感覚を試しながら緩ければ2mmのスペーサーへ交換。
キャンディーとエッグビーターで使用するスペーサーは違いますし、年式によっても異なります。
ペダルに少しでも違和感がある方は、諦めずにライトウェイさんのホームページで調整パーツを探してみてください。
現行のキャンディには「トラクションパッド」を使用します。
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逆にペダルとシューズのソールが近ずぎて、クリートキャッチ&リリースが固すぎるという場合は、「クリートシム」を使ってみてください。
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Crankbrothersは軽量ペダルでクリートキャッチが4面あるのも大きな特長になります。
泥ハケがいい、安いモデルでも高いモデルと造りは一緒などと、初心者から玄人まで幅広く使用できるペダルです。
初心者の人にはビンディングペダルの脱着は難しく怖いという人が多いと思います。
自分も使い初めのころはペダルにシューズが着いているのが怖かったですし、脱着を失敗し何度か立ち転けしたこともあります(笑)
プレミアムクリート(通常品)、ゼロフロートクリート(固定力が高い)、イージークリート(初心者向け)の3種が販売されているのでクリートで緩さを選ぶこともできます。
全てのメーカーのペダルはメンテナンスフリーではありません。
Crankbrothersはメンテナンスが簡単ですし、頻度を増やせば長く愛用できるのもいいところだと思います。
ブログ記事
山中 真(やまなか しん)
セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝を中心に走るオフロードライダー。近年はシクロクロスにも東海地方のレースをメインに参戦中。GTサポートライダー。
主な成績
・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝
・2017年 SDA王滝 5月 100km 4位、11月 120km 4位
・2016年 東海シクロクロス シーズン成績 2位
・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝
ブログ
http://blog.livedoor.jp/sevenride/