「自転車の楽しさを伝えたい!」GTライダー 山中真 ①自己紹介

山中 真(やまなか しん)
1978年5月6 日生まれ
出身地:和歌山県
現在地:愛知県

 

ルーツは野球

親の影響で物心ついた頃から野球をやっていました。

昔はよく居た野球少年そのもの(笑)
小学生のころのポジションはキャッチャーをし、中学生から地域外の硬式野球部に入部しセンターとピッチャーをやりました。

箕島高校に入り、もちろん野球部に入部、そこで野手か投手かの選択があり選んだ道はピッチャーでした。

3年になりエースとして甲子園を目指しましたが春夏共に智弁和歌山に負けて出れませんでした。

その後、大学進学(特待生)か社会人野球で悩みましたが親に迷惑を掛けれないと思い社会人野球に進みました。
ちなみに今、働いている会社の野球部です。

私が所属していた頃の社会人野球は金属バット(今は木製)で一番から九番までホームランが打てる選手ばかりでした。
その頃はレベルの違いに嫌になりました(笑)

社会人野球では3年間お世話になり、そのまま職場に配属された形になります。

 

妻とダイエットのために自転車屋に

仕事は家庭用紙、主にティッシュペーパーやトイレットペーパー等を造っています。
3交代勤務、夜勤もある仕事ですので、明るい時間に自転車練習ができるという利点もあります。

24歳で結婚し、25歳の時に妻と一緒にダイエットしようと自転車屋さんにいきました。

どうせやるなら少しはいい物をと思い、予算5万円でお店に乗り込みました。

行って呆然…並んでいるバイクの値段の桁がちがう。
ママチャリとの値段の違いにびっくりしました。
スポーツバイクのハードルの高さをそこで痛感することになりました。

恥ずかしさを隠し、スタッフに予算5万円で自転車を購入したいんですがと相談。
スタッフは優しくカタログから5万円代の自転車を見せてくれましたが、選ぶほどなくその日は帰ることになりました。
家でもう一度話し合い少し金額を奮発しようとなりまたお店へ。

スタッフ:何をしたいんですか?

私:自転車でダイエットをしたいんです。
パンクしない方がいいのでマウンテンバイクがほしいです。

スタッフ:マウンテンバイクですか?

私:はい。

スタッフ:マウンテンバイク買うなら一緒に山走りましょうよ。

私:山???

スタッフ:マウンテンバイクって山を走る自転車なんですよ。
近くに走れる山があるから一緒に行きましょう。

という流れから購入して1週間で山に連れて行ってもらいました。

体力に自信はあった自分ですが一瞬で打ち砕かれました。
舗装路の上りですら登れませんでした。

オフロードを普通に乗りたいという思いになり、毎日のようにフィジカルトレーニングとオフロードトレーニングを行っていました。
この時はトレーニングというよりバイクに乗っている時間が楽しかっただけです。

 

XCレースに参戦

お店で知り合った人に毎週日曜日山走ってるから来ない?と誘われたのが転機になり競技思考に変わっていきました。

半年間トレーニングし、翌年からJシリーズ(今のCJ)に参戦。

初戦は滋賀県にある箱館山だったと思います。
スポーツ、エキスパート、エリートの3クラスに分かれており、最初はスポーツから出走。
最後尾からスタートし気づけばトップでゴールしていました。

次戦からはエキスパート、ここで足踏みしてしまい2位ばかりでした。
でも翌年はポイントでエリートで走れる権利を獲ることができました。

エリート初年度は30〜40位で走るのが精一杯。
2年目は良ければ20位以内、運良ければ完走レベルでした。

それからが伸び悩み、全日本選手権最高12位が限界でした。

 

SDA王滝に興味を持ち、XCマラソン競技にはまる

その後、長野県王滝村で行われているSDA王滝に興味をもち、競技をシフトしマラソン競技(ロング系)にのめり込んで行きました。

2009年5月100km、9月100kmとダブル優勝することができGT ゴールデンバイクを獲得したことは今でもはっきりと覚えています。

それからGTを取り扱うライトウェイプロダクツジャパン様との付き合いが始まりGTサポートライダーとして走るようになりました。

 

その後、ミスター王滝 松本駿選手が壁になり2位ばかりで優勝から遠のいていました。

2013年頃から、バイクが26インチから29インチにシフトされ王滝の高速化が進み、王滝コースレコードタイムも4時間台へと入っていきました。

 

それに輪をかけ池田佑樹選手の参戦で一気にハイレベルな戦いになっていきました。

 

2014年5月SDA王滝100kmで4時間28分6秒のコースレコードで優勝!
(まだこの記録は抜かれていません)
この時は本当に嬉しかったです。

2014年〜2017年まではフタバ商店様よりBMCをサポートしてもらい走らせていただきました。

 

単なる競技者ではなく、自転車の楽しさを伝えたい

2018年からサポートがなくなる予定でぽっと心に穴が空き競技から引退しようと考えました。
そこで相談に乗ってくれたのが東海のメンバーでした。

競技から自転車活動にシフトしていけばいいじゃないですかと言われ、続けていこうと思いました。

家に置いてあったGTシャイザン チタンバイクに乗りたいと思い、ライトウェイさんに相談。

その後 競技者ではなく活動を支えてもらえる流れになりました。

 

15年間という長い間乗ってこれたのは自転車が好きだからです。
これからは自転車の楽しさを皆さんに伝えていきたいと思っています。

 

2019年はマウンテンバイクの楽しさを伝える一年にしたいと思っています。

皆様、これからも山中 真をよろしくお願いします。

 

山中 真(やまなか しん)

セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝を中心に走るオフロードライダー。近年はシクロクロスにも東海地方のレースをメインに参戦中。GTサポートライダー。

主な成績

・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝
・2017年 SDA王滝 5月 100km 4位、11月 120km 4位
・2016年 東海シクロクロス シーズン成績 2位
・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝

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