F5をこよなく愛する男、スタッフ ナカシです。
全日本TTにて中村龍太郎選手が優勝しましたね!おめでとうございます!彼が使っているバイクはF FRD。
彼や伊藤杏奈選手や弊社スタッフのインプレで共通していることは、FRDは高剛性、硬いということです。
バイクの硬さというのは、好みが分かれるところであり、用途によっても分かれます。
私は、レーサーではなく、土日のライドがメインになる普通のホビーライダーです。そのため、硬いバイクよりもマイルドなバイクが好みです。
そんな私がF5をホビーライダー目線でインプレしたいと思います。
【硬さ】フレーム Felt Road UHCパフォーマンスMMCカーボン
非常にマイルドで癖が全くありません。FRDなどの硬いバイクと比べると、FRDは初速の速さはピカイチです。
対してF5は、じわっと加速する。これが私は非常に好きな感覚です。表現が難しいので、車で例えてみると、FRDはF1カーのようにグン!とトップスピードに持っていける。
F5はハイブリットカーのように、スーっと加速していくといったところでしょうか。
全部が全部マイルドなわけではなく、要所要所に剛性を確保していることから、加速性を実現しています。
特にBB周りはボリュームと剛性があり、ペダリングにしっかり反応してくれます。またカーボンフォークと組み合わさり、ダンシングにも反応してくれます。
フレーム自体は元から軽量なため、ヒルクライムもリズムよく高ケイデンスで回せます。
面白いのが、ホイールの選択肢によって、全く別のバイクにもなります。
【F5×マイルド系アルミホイール】
F5のフレームの良さをさらに掻き立て、ロングライド、ブルベなどの長い距離を走るには最高です。剛性の高いホイール時と比べても、疲労度が全く違います。
【F5×高剛性カーボンホイール】
一方、高剛性のホイールと組み合わせることにより、レーシングバイクになり、加速性は高まり、高速巡航も楽になります。ホイールは硬めだが、フレームがマイルドなためロングライドに行っても疲れにくいという絶妙なバランスが好きです。
最近では高剛性ホイールにチューブラータイヤを組み合わせ、乗り味は最高です。
私はこの2つのパターンを用途によって使い分けています。乗り手や場所、気分によってバイクのカラーを変えることができるのは、非常に面白いですね。
F5はFELTの名車であることを断言できます!今後もF5は、要チェックです。
【2015モデル】2013モデルとは仕様が変更していますので、ご注意ください。https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/2015/f5/
2015 ツアーオブカルフォルニア 第3ステージ優勝 総合山岳ポイント2位 Hincapie Sportswear Development Team サポート FELT