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再販されたZASKAR、皆様より先に乗らさせていただいています!
完成車で278000円(税抜)
重量11kgですぐにレースで使用できるモデルになります。
バイクが全く暴れない
今回、完成車から変えたパーツはハンドル、ステム、シートポスト、タイヤの4点。
トレイルで走り、先ず驚いたのが音の静かさ、バイクが暴れずフレームが振動をうまく吸収してくれているのが分かりました。
前後ブースト規格によりホイール取付の強度があがり、コーナーでのたわみ よれなど全く感じられませんでした。
ビックリした点はリアタイヤの弾かれが全くなかった事です。
先日行われたアドベンチャーin富士見、富士見パノラマスキー場のダウンヒルコースを何度も走りましたが、バイクが暴れず安定したコーナリング。
信頼してコーナーを攻めることができました。
適度なしなりでバイクを進ませやすい
自分が今まで乗ってきたカーボンフレームは硬く、自分の足ではパワーを持続することが困難でした。
チェーンステイ、シートステイ、BB周りの剛性が高すぎて、しなり、柔らかさを感じることができず、タイヤ、ホイールの柔らかさを利用してバイクを進めていました。
来期再販売されるGT ZASKAR カーボンは、その点をクリア。
予想以上の出来だと感じています。
下りの安定感とジオメトリー
ヘッド角度が69.5°と寝ていて、下りの安定を重視しているので、フロントサスペンションの動きもスムーズで凸凹を対しダイレクトにサスペンションが吸収してくれます。
通常、ドロップオフやコーナーでは前後に体を動かす必要があります。
ヘッド角度が寝かせることにより、上半身の動きが最小限で済み、疲労軽減にも繋がります。
このバイクは是非ステムを短めで乗っていただきたい、よりバイク操作がしやすくなり体の使い方、特に抜重を感じやすくなります。
スローピング設計でトップチューブが低いために、とっさの脚付きがよく初心者の人でも安心して乗れます。小柄な人でも乗れます。
トリプルトライアングル
スローピング設計によりシートステイとトップチューブを一体化させることでフレーム全体で振動吸収し無駄のない走りができます。
リアー三角を小さくすることでペダルを回した時の伝達がより早く、立ち上がりスピードに乗せることが楽に感じました。
ブースト規格
リア148mm幅 アスクル12mmにすることによりフレーム全体を柔らかくでき、しなやかさがBB周りで感じることができました。
ブースト規格によりホイール軸、取付の強化があるからこそ、このフレームの柔らかさを実現できているのだと思います。
バイクの中心 BB周りで振動吸収してくれるため、バイクの扱いやすさが際立っています。
パーツ交換するとしたら?
コスパも高く、直ぐに里山、トレイル、ダブルトラックといったオフロードで楽しめるバイクです。
残念なところとしましてハンドル、シートポストがアルミ製という点ですが、使用上は全く問題ありません。
振動吸収性、重量の問題だけですので、後々交換すれば良いでしょう。
登りでは勾配15%以上になると少しホイールが重く感じましたが、スピードを維持できる勾配なら全く問題なく走ることができました。
より速さ、快適さを求めるならばホイールを変える必要があると感じてます。
今はタイヤ幅2.0インチを使用していますが、太いタイヤを履かせれば、より楽しくアクティブに遊べるバイクになると思います。
デザインはポップなカラーリング、凄く綺麗な色ですし多くの人の目を引くこと間違いなしです!
GT ZASKAR カーボンをよろしくお願いします!
山中 真(やまなか しん)
セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝を中心に走るオフロードライダー。近年はシクロクロスにも東海地方のレースをメインに参戦中。GTサポートライダー。
主な成績
・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝
・2017年 SDA王滝 5月 100km 4位、11月 120km 4位
・2016年 東海シクロクロス シーズン成績 2位
・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝
ブログ
http://blog.livedoor.jp/sevenride/