こんにちは!坂バカプロモーションスタッフ RYO です!!
その価格帯から入門モデルと思われがちなアルミロード。でも、FELT のアルミフレームはただの入門モデルではありません。アルミパイプの設計に秀で、「フレームの魔術師」と呼ばれたジム・フェルトのブランドなだけあって、アルミフレームの設計にはこだわりがつまっています!
目次
今回は、アルミロードレーサーのFELT F75 に、ハイエンドカーボンホイールのSHIMANO DURA-ACE C24 TUBULAR を装着してインプレを行いました。
平地のスピードはトップグレードF FRD にも劣らない
[Fシリーズのフレームパイプは極端なつぶしをしない楕円形状。角断面のフレームと違って入力に対する変形と反応が素直なため、非常にペダルを踏みやすく、脚が長持ちする]
ホイールの軽量化の効果で、F FRD と比べるとどうして感じられてしまっていたバイク全体の重量感が単純になくなりました。
むしろ超軽量フレームと比較するとバイクがふらつきにくく、ペダルに入力することだけに集中できるため、平地のスプリントやモガキはF75 のほうが速いです!加速は当然F FRD のほうが優秀です。ただホイール交換によってF75 もほとんどネガは気にならないレベルにまでなりました。
また高速巡航も、常に休むことなくペダルへの入力をすることで超高速を維持するF FRD に対して、F75 は失速をしにくくより楽にこなすことが可能です。多少のしなりを感じるため、少し重めのギヤで体重を乗せて踏むペダリングとも相性がよく、脚が長持ちします。
ヒルクライム性能も大きく改善しました
[F シリーズのカッチリとした走行性能を特徴付けている剛性の高いフロントまわり。ヒルクライムのダンシングやスプリントでの反応性が非常に高い]
この仕様で東京都八王子市の和田峠に行ってきました。(3.7kmと短いですがかなりの激坂で有名)
特にヒルクライムではどうしてもその重量を感じてしまうF 75 でしたが、ホイールさえ軽量になればサクサクと進んでくれることがわかりました。少なくともロードレースの登りにおいてフレームがF 75 だから勝てないということはありえないはずです。
ただ、F FRD と比べると大きな性能差を感じる部分もまたこのヒルクライム性能でした。体重をキレイにペダルに乗せるだけで「スッスッ」と前に進むF FRD に対して、F75 は「グッ」とペダルを踏む必要がある感じです。純粋なヒルクライムレースだとしたら、F FRD でないとダメと思えるほどのものがあります。
FELT のアルミロードに相性の良いホイールは?
少ししなりのあるホイールがペダリングのリズムを取りやすくフロントまわりの剛性の高いFELT のアルミロードには相性が良さそうです。やはり、アルミホイールよりカーボンホイールのほうがおすすめです。また、剛性を調整できる手組ホイールなんかもおすすめです。
今回装着したDURA-ACE C24 TUBULAR は、ハブフランジ幅を限界まで広げていたりと、パッと見た雰囲気に反して意外に剛性は高めでしなりはあまり感じられないホイールでした。F75 には、もう少ししなやかさのあるホイールのほうがより相性がいいかもしれません。例えばカンパのハイペロンとか(かなり高価ですが…) A-CLASS のALX630 もなかなか良かったですよ。
やはりFELT のアルミは「レースで勝てるアルミ」ということを再確認することができました\(^^)/ポテンシャルは相当高いです!
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