すね毛を剃ることで春の訪れを感じる今日この頃。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
目次
今月はスケジュールに関してということで、つらつらと書かせていただきます。
そもそもこのコラムはレースに出たことのない方に対しての入門編として書いていきます。
さて、自転車レースと言っても種類があり、自転車ブームが絶賛到来中の昨今では毎週のようにレースイベントがあります。ざっと種類と内容を挙げると
ロードレース・・・アップダウンのある長距離コースを走る。
クリテリウム・・・主に平坦の短距離周回コースをグルグル回る。
エンデューロ・・・主にサーキット等の周回コースで行われ、制限時間内に何周走れるか競う。
他にもケイリンのようなトラックレースや、オフロードをロードバイクで走るシクロクロス等ありますが、それはまた別の機会に・・・。
参考までに去年(2014年)の私は日数にして58レース出ました。休日のみで考えると年間120回ある週末のうち、半分はサドルの上に座ってるという計算になります。仕事も座り仕事なので基本的に宙に浮いてます。
独身貴族のなせる業ですね。それだけレース数が近年増えているということでもあります。
県ごとに自転車競技連盟があるのに加え、各地で民間の団体が主催しているため、レース日程が被ることもしばしば。
ウィンタースポーツ等と違って自転車レースは一年中開催できます。といっても冬は寒いので参加率が悪く、雪の降らない地域で手軽に開催できるクリテリウムレースがほとんどですが。冬でも週末はサドルの上で過ごしてますので、時折憐れむような視線を感じますね。でも大丈夫、麻痺しますから。慣れというのは怖いものです。
週末のレースと言っても行われるのは基本日曜日です。全国各地でレースが開催されますが、当然公道等を使う場合はその地域に住む方々に理解されないと開催できません。理解してもらうための一番手っ取り早い方法は経済効果を生むことです。土曜受付、日曜レースにすることによって、そのレース会場近辺に宿泊してもらうなどが日曜にレースを開催する狙いです。
さて、やらしい話は置いといて、今度は一週間のスケジュールに話を戻しましょう。
現在私はフルタイムワーカーの土日休日、独身、寮住まい、独身(はい二回目)、残業は20時ぐらいまで、ということを念頭に置いて参考にしていただければと思います。
先に述べました「基本レースが日曜日」ということで月曜日は洗車デー。一般的に自転車は週一で洗う必要はありません。せいぜい一か月にいっぺんで十分です。
ですが、私個人的な考え方をすると週に一回は洗ってあげた方がいいと思います。雨の中練習は行きませんが、レースは雨でも行われます。公道とはいえ水跳ねなどで自転車は汚れます。晴れていても汗やスポーツドリンクでベタベタ。レースになれば落車の可能性も。そんな過酷な場所で戦った相棒をそのまま放置しておくことはできない!と。そんなこと言ったら、「乗ったら洗車」が究極なのですが。そんな時間がないので週一と決めてます。
加えて洗車をすることで自転車の異変に気づきやすくなります。早期発見早期解決が事故を防ぎます。
ボールは友達といって蹴っ飛ばすサッカーなどとは違い、自転車はいわば自分の命を預ける相棒です。大事にすればそれだけ答えてくれるものです。
さて脱線しました。続きです。火曜はお休みで自転車に乗るのは通勤のみ。
水曜日は定時退社日ですので、天気が良ければ外に出て長い距離を走ります。17時ごろ退社し、ちょっと遠いところにあるおいしい定食屋に行く(片道50km)というスタンスで出発し、ご飯を食べてから帰って、帰宅が22時ぐらい。気分にもよりますが100km前後は走るようにしています。
木曜日は近所のローディーが集まる練習会に参加。練習開始が遅いのでちょっと残業してもいけるし、加えて強くなりたい選手たちと一緒に走るのは良い刺激になります。しかし夜の練習は危険がいっぱい。集団になればなおさらです。気を付けましょう。
金曜日は土曜日レースがなくて、仕事が速く片付いたときのみ外で練習します。70km程度ですが、自分で決めたコースを走ります。
土曜日は時間が空いていれば近場で行われている練習会に参加。次の日がレースであることが多いので距離は100kmぐらいで出し切らないように。
日曜日にレースがない場合は土曜日は練習会を含めて距離を伸ばして200km近く。
日曜日も乗りますが土曜日200km近く走るとヘトヘトになっているので軽く回す程度。
大事なのは乗らなきゃいけない日と設定しないこと。
仕事がメインであくまで趣味で自転車に乗っているのですから、趣味がストレスになったら意味がありません。
雨が降ったら練習にいかないですし、仕事で疲れていたらすぐに寝る。体に疲れを感じているときに練習しても身になりません。しっかり休むことも練習のうちです。