こんにちはGTサポートライダーの山中です。
目次
今回紹介するのはALEXRIMS RXD3 ディスクロード/シクロクロス ホイールです。
ALEXRIMSは台湾ブランドです。
価格が5万円前後で商品ラインナップが豊富にあり重量も軽くコストパフォーマンスに優れているブランドです。
全てアダプターのみの交換でフロント 9×100、12×100、15×100、リアー 10×135、12×142に対応しています。(アダプター付属あり)
一つのホイールでこれだけのアダプターの付属がありRXD3は定価52000円(税抜)、重量1550g(参考)ですし申し分ないと思います。
対応カセット
シマノ/スラム
8/9/10/11Sに対応
ディスクローター 6ボルト
30mmハイト リム幅22.6mm
フロント(2個)リアー(4個)共にシールドベアリングを使用しているので耐久性に優れています。
チューブレスキットでチューブレスレディになります。
自分はスタンズ リムテープでチューブレス化しています。
IRCタイヤとの相性もよいのでタイヤの取り替えが安易です。
約一ヶ月 GT GRADEにダートタイヤを装着し練習、レースと使いました。
はっきり言ってよく進みます!
東海シクロクロス最終戦が砂メインのコースでした。
CXD4、BOONDOCKS 3、RXD3の3種類用意してもらいましたが、リムハイト30mmのRXD3を選びました。
何故リムハイトの高い物を選んだのか?
砂だと30~40mmほどホイールが埋まります。
スポークまで埋まってしまうと全てが抵抗となり減速の原因となります。
砂ではタイヤの空気圧が重要ですが機材カバーできることもあります。
レースは予想通り他の選手よりアドバンテージを感じながら走れていました。
特に砂が深く轍になっている直線での伸びが際立っていました。
路面がしまっているダート区間でもしなやかで左右の動きにも俊敏に対応できよく走ります。
気になるところとすると、バニーホップ時に少し剛性が足りないことは感じました。
リムがアルミでリムハイト30mmと普通なら重いはずなのに低速時からのこぎ始めも重さを感じません。
舗装路メインで走る人に特にお勧めです。
RXD3の特長は30mmのリムハイトです。
それを活かすために普段はロードタイヤをはかせて走っています。
巡行スピードが上がれば上がるほどジャイロ効果(ホイールが回ろうとする力)がえられ時速25kmあたりからスピードに乗り始めます。
一気にペダルに掛かる負荷が軽くなる感覚もありました。
RXD3は柔軟性に優れ、 ロードの様に空気圧が6~7.5kpaと高い場合の時に特性を発揮できると思います。
RXD3はシクロクロスよりディスクロードよりのホイールだと感じました。
舗装路メインで走る人、シクロクロス オフロードは少しだけという人におすすめです。
初めてのホイール交換はもちろん、レースにも使えます。
今はロード、シクロクロス共にチューブレス チューブレスレディが主流になっています。
バイクを購入してから、まず最初に変えたくなるのがホイールだと思います。
ALEXRIMS RXD3は舗装路の走り、ホイールのバランス、タイヤの取り替え性と初心者の人にも取り扱いやすいホイールです。
自分は今までは当たり前のように価格が高い物を選び使用していました。
低価格でここまでのパフォーマンス、バランスのとれたホイールならばALEXRIMSで十分だと思います。
これからBOONDOCKS 3、CXD4を使用するのが楽しみです。
シーンに応じて使い分けができる価格帯ですね。
商品ページはコチラ
https://www.riteway-jp.com/pa/alexrims/cyclocrosswheel.html
山中 真(やまなか しん)
セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝を中心に走るオフロードライダー。近年はシクロクロスにも東海地方のレースをメインに参戦中。GTサポートライダー。
主な成績
・2014年 SDA王滝 5月 100km 4時間28分6秒(現コースレコード)優勝
・2017年 SDA王滝 5月 100km 4位、11月 120km 4位
・2016年 東海シクロクロス シーズン成績 2位
・2017年 JCX シクロクロス広島 優勝
ブログ
http://blog.livedoor.jp/sevenride/