皆さんは、楽しい自転車生活を送ってますでしょうか。
マンガ/アニメ『ろんぐらいだぁす!』聖地巡り8
荒川サイクリングロード(やり直し)
ロングライドに関する小話を気ままに掲載します。
さて、第19回は、『ろんぐらいだぁす!』の聖地巡りで荒川サイクリングロード編をお送りします。
昨年8月に掲載した荒川サイクリングロード編のやり直しです。
「荒川サイクリングロードってどんな感じ?」
「スポーツ自転車でサイクリングロードを走ってみたい。」
「サイクリングの途中で、美味しいアイスクリームを食べたい。」
と、考える方は、いらっしゃいますか?
東京都と埼玉県を流れる荒川サイクリングロードを実際に走ってきました。
今回は、その様子を紹介します。
ブログ上で一緒に廻ってみましょう。
荒川サイクリングロードという名称が一般的には使用されていますが、自転車専用のコースではありません。
歩行者優先で、無理せず自転車はいつでも安全に停止できる速度で走りましょう。
※マンガ第3巻第10.5話『「楽しい道」にご注意』参照。
※アニメ『ろんぐらいだぁす!』の第8話『広がる世界』参照。
走りやすい荒川サイクリングロード
100km越えを目指して
ここは、JR京葉線の葛西臨海公園駅です。
今日のスタート地点です。
いつものように、輪行袋から自転車を取り出して組み立てましょう。
駅前ロータリーには、海をイメージしたモニュメントがあります。
駅前に丸い広場があります。
葵ちゃん達が出発の準備をしていた場所です。
実はコレ、噴水なんです。
ほらね。
9時ちょうどに噴水が勢いよく吹き出しました。
水が地面から5mくらいの高さまで勢いよく上がっています。
「さって、そろそろ行くか!」(雛子さん)
雛子さんの言う通り、公園内を走って荒川サイクリングロードに向かいます。
周りの歩行者に十分に注意しましょう。
右側の街路樹の枝がトンネル状になっている道を進みます。
道路の色が赤く変わって、荒川サイクリングロードに入ります。
大観覧車とここでお別れです。
荒川の河口で右へ曲がって北上します。
JR京葉線の鉄橋をくぐります。
規則正しく組まれた鉄骨が綺麗です。
荒川に沿って走りましょう。
歩行者に十分に気を付けましょう。
スピードの出し過ぎは厳禁です。
自転車は左側走行です。
キープレフトですよ。
ここで清砂大橋を渡ります。
対岸に渡って北上します。
清砂大橋は、2004年(平成16年)3月に開通しました。
長さ1317.2mは、東京都内の一般道にかかる橋として船堀橋(1487.4m)に次いで2番目に長いそうです。
※ウィキペディアより抜粋。
橋が確かに長いです。
橋の対岸(川の流れに対して右側になるので『右岸』)に来ると、例のヘアピンカーブが見えてきます。
ここがヘアピンカーブの現場です。
雛子さん→亜美ちゃん→弥生さん→葵ちゃんの順に走っていますね。
アニメで初めてこのシーンを観た時、よく分かりませんでした。
さっき走った左岸から清砂大橋を渡って右岸に渡るシーンだということを実際に見て解りました。
ここから、荒川を右手に見ながら北上します。
荒川の河川敷では、様々なスポーツに取り組んでいる人達を見かけました。
マラソン、野球、サッカー、ゴルフ、ラグビー、テニス、チアリーディングか何かの団体競技、町内会対抗運動会など。
対岸には、首都高速道路の高架が見えます。
こちらでは、あだち区民まつりが開催されていました。
自転車から降りて、歩いて進みましょう。
自衛隊の高機動車があります。
某異世界ミリタリーマンガで見たことがあります(笑)
岩淵水門をやっとこさっとこ通過します。
荒川と隅田川を仕切る水門です。
新旧2つの水門があって、こちらは新しい方の通称『青水門』です。
『自転車散歩』でかつて来たバーベキュー場です。
その向こうに旧い方の通称『赤水門』が見えます。
河口から25km。
やっと4分の1です。
写真を撮りまくりながら走るので、進むのが遅いのなんの!
朝霞水門を通過します。
1995年に完成した水門で、新河岸川と荒川を繋いでいます。
朝霞水門を過ぎると、秋ヶ瀬橋に到着します。
橋を渡って、左岸に渡りましょう。
実は、この時、秋ヶ瀬橋を通り過ぎて、1本上流にある羽倉橋まで走ってしまいました。
往復でおよそ14kmくらい余分に走ってしまいました(笑)
時間を大幅にロスしてしまいました。
普段はスマホのGPSログアプリを使っていて、地図をちゃんと確認しませんでした。
GPSのGARMINを持っておけばよかった~。
lllorz
GARMINのラインナップはこちらです。
https://www.riteway-jp.com/pa/garmin/cyclecomputer.html
まぁ、今日はブルベやロングライドのイベントじゃないし、ロングライダーなら10kmも20kmもそんなに変わらないし、楽しく遠回りしましょ~☆(なぜか前向き)
(≧▽≦)
秋ヶ瀬公園を右手に見ながら走り続けると、例のトイレがあります。
走る道を間違えてしまったので、前回の写真を流用します。
この緩やかな下り坂は、羽倉橋のそばにあります。
鉄パイプのガードレールが目立ちます。
雛子さんを先頭にを下りてきたシーンと重なります。
このそばにあるのが、『サーキット秋ヶ瀬』さん。
ちょうどレーシングカートのレースが行われていました。
レーシングカートのスピードが速すぎて、スマホのカメラではここまで撮るのが精いっぱいです。
そして、前回通った竹やぶの道を走ります。
竹やぶの道を抜けると、田んぼの中にある道を進みます。
そして、JR川越線の高木踏切を跨ぎます。
その先に国道16号線・西大宮バイパスをくぐるトンネルがあります。
しかし、工事中のために走れません。
看板に従って、右のトンネルをくぐって迂回しましょう。
ここまで走ってくると、道幅が狭くなって歩行者もまばらになってきました。
「次の休憩場所では、美味しいものが待ってるからな~」(雛子さん)
さらに走り続けると、例の看板が見えてきました。
休憩場所は、ここです。
ご存知、榎本牧場さん!
ここまででおよそ60km走りました。
(遠回りした分を含めると、およそ74.1kmくらい)
時刻は、15時20分です。
今回で2回目の訪問です!
(≧▽≦)
前回と変わらないオシャレなお店です。
埼玉・上尾にあなたの知らない北海道があります。
自転車をサイクルラックに整然と掛けましょう。
看板を持って、お約束です。
今日は日中暑かったので、身体が火照っています。
アイスを食べて、一息入れましょう!
冷凍ケース丸ごとくださ~い(笑)
・・・というのは半分冗談で、まず1個目。
ミルクとイチゴミルク。
外にあるパラソル付きテーブル&ベンチでいただきましょう。
2個目。
ブルーベリーとモカ。
店内でいただきます。
3個目。
チョコチップのみ。
最後にでっかいコーンで!
「このバニラが最高だな~☆」(雛子さん)
「葵ちゃんは何味?」(亜美ちゃん)
「ストロベリーだ。亜美は?」(葵ちゃん)
「キャラメルだよ。」(亜美ちゃん)
(亜美ちゃんから差し出されたキャラメルを葵ちゃんが食べて)
「んんっ!美味しいな!」(葵ちゃん)
(葵ちゃんから差し出されたストロベリーを亜美ちゃんが食べて)
「おぉ~☆これも美味しい~♪」(亜美ちゃん)
亜美ちゃんが食べたキャラメルは、残念ながら売り切れでした。
そのため、3回食べて我慢しました(笑)
(≧▽≦)
おっと。
榎本牧場でゆっくり休憩を取り過ぎました。
先へ進みましょう。
荒川は、中流域になると、川幅がだいぶ狭くなりました。
対岸には小型飛行機が見えます。
ホンダエアポートさんです。
太郎右衛門橋を渡って、埼玉県道12号線を走りましょう。
荒川とここでお別れです。
河口からここまででおよそ63kmくらい走りました。
山ケ谷戸の交差点を右折して、県道74号線を走ります。
次は越生を目指します。
日が暮れたので、ライトを点灯しましょう。
反射ベストを着用して、恒例のナイトライドに突入です。
(≧▽≦)
道なりに走って行くと、戸守という交差点にコンビニがあります。
ローソン川島町戸守店さんです。
建物の右側にサイクルラックがありますので、自転車を掛けて補給食を買うと良いでしょう。
ここから埼玉県道212号線を走ります。
真っ暗で分かりづらいかもしれませんが、道なりに走って行くと一本道の上り坂に出くわします。
箱根駅伝で有名な大東文化大学の東松山キャンパスがあることから、通称『大東坂』と呼ばれているそうです。
マンガにもアニメにも登場しませんが、地味に長くて、傾斜もそこそこあります。
初心者の亜美ちゃんは、よく走りましたね。
よくこのコースを考えましたね、雛子さん!
越生町の看板が見えました。
この辺りは、街路灯がほとんどありません。
ヘッドライトとテールライトがあると、本当に助かります。
弊社では、BBB/サーファス/オウルアイというブランドで多数のライトを取り扱ってますよ。
BBB
https://www.riteway-jp.com/pa/bbb/lightsets.html#jump
サーファス
https://www.riteway-jp.com/pa/serfas/light.html
オウルアイ
https://www.riteway-jp.com/pa/owleye/light.html
真っ暗ですが、『パン工房シロクマ』さんにやっとこさっとこ到着しました。
越生でおそらく一番有名であろうパン屋さんです。
ここまででおよそ89kmになります。
(遠回りした分を含めると、およそ106.6kmくらい)
時刻は、19時を回りました。
今回で2回目の訪問です。
前回は、2016年10月に訪問しました。
https://www.riteway-jp.com/itemblog/%E7%9B%AE%E7%9A%84%E5%88%A5-7436/2016/10/_koyama
残念ながら、お店が閉まっていました。
明るいうちに到着していれば、こんな感じでしょうか。
https://ameblo.jp/oku6sasi/theme7-10098288504.html
店長さんのブログによると、この頃は体調不良で入院していらっしゃったそうです。
今は無事に退院されて、元気でお過ごしのようで安心しました。
また次の機会に食べに行きましょう。
サイクリストの皆様もどうぞお立ち寄りください。
できたてのおいしいパンが待ってますよ!
https://ameblo.jp/oku6sasi/
店長さんのブログを読んで驚いたことがあります。
それは、店長さんが弊社の自社ブランド完成車『RITEWAY』のグレイシアF(2013年モデル)を乗っていらっしゃることです。
どうぞ大切に乗ってください。
https://ameblo.jp/oku6sasi/theme2-10098288504.html
『パン工房シロクマ』さんを出発して、ゴールの小川町まであと少しです。
埼玉県道30号線を北上して、田中と言う交差点を左折します。
ここはそう、有名な白石峠(距離6.4km・平均勾配8.6%)への入り口です。
真っ暗な道をひたすら進んでいくと都幾川BASEさんに到着です。
是非もなく、閉まってます。
( ̄▽ ̄;)
ここにある西平という交差点を直進すると、白石峠へ行きます。
右折すると緩やかな松郷峠に進みます。
ここまでで、およそ96kmです。
(遠回りした分を含めると、およそ113.8kmくらい)
松郷峠は、距離2.2kmで平均勾配5.0%ですから、初心者でも優しい峠です。
・・・真っ暗だけど。
昼間はクルマが多いそうなので、十分に注意しましょう。
『峠の木々が覆い隠す闇夜の中をライトの明かりを頼りに自転車で上っていく。
時折現れる街路灯が暗闇の中のオアシスのようだ。
突然、ザザザザッ!という物音が耳に飛び込んできた。
一瞬たじろいだが、何かが自分の身に襲い掛かったわけではない。
道路の脇にある湧水が流れ落ちる音だった。』
こう書くと、何かのホラー小説っぽくなりますね。
何か興奮してきませんか?(笑)
そんなこんなで松郷峠の頂上に到着します。
ここまでで98.3kmです。
(遠回りした分を含めると、およそ116.1kmくらい)
時刻は、20時ちょうどになります。
葵ちゃん達は、ここで100kmを越えます。
「やったな!亜美!ついに100km走破だ!」(雛子さん)
「距離を意識しないと、意外と走れちゃうのよね♪」(弥生さん)
「おめでとう。亜美。」(葵ちゃん)
「うんっ!」(亜美ちゃん)
え?
写真に何か見えますか?(笑)
松郷峠の北側を慎重に下っていくと小川町に入ります。
『小川町駅』と書かれた看板が目に入って、ゴール地点が近づきます。
交差点を左折して、ゴール!
ゴール地点は、103.9kmです。
・・・真っ暗だけど。
( ̄▽ ̄;)
「どうだ?100km以上走り切った気分は?」(雛子さん)
「もう、最高ですっ!」(亜美ちゃん)
「うふふ。そんな顔してるわね。」(弥生さん)
「本当に、自分が自転車で100km走れるなんて、想像できませんでした!」(亜美ちゃん)
「でも、走れたな!」(雛子さん)
「亜美。まだ余裕があるんじゃないか?」(葵ちゃん)
「え?そうかな?」(亜美ちゃん)
「この調子なら、オータムライドの160kmもいけそうだな!」(雛子さん)
今回の走行距離は、遠回りした分を含めると、121.8kmになります。
『ろんぐらいだぁす!』公式HPの地図と比べると、およそ18kmくらい余分に楽しんで走ってしまいました(笑)
時刻は、20時20分です。
朝9時に葛西臨海公園駅を出発して、11時間15分掛かりました。
ダメだこりゃ(笑)
(≧▽≦)
埼玉・小川町駅から東武東上線に乗ると、1時間ちょっとで東京・池袋まで行けます。
自転車を輪行袋に入れて、電車に乗って帰りましょう。
今日は、お疲れ様でした。
気を付けて帰りましょう。
荒川サイクリングロード(やり直し)は、以上になります。
『自転車で100kmを走る。』というのは、初心者にとって途方もない距離に思えるでしょう。
それでも、天気の良い日にサイクリングロードを利用して走れば、距離を稼げます。
10~20kmおきに途中で休憩を挟んで体力を回復させると、完走する可能性が高まります。
今回は、ナイトライドに突入してしまいましたが、ライト類や反射ベストをあらかじめ用意しておけば、対処できます。
もしくは、日の出から走り出せば、葵ちゃん達のように夕暮れまでにゴールできるでしょう。
余裕のある計画を立てて、予想外の出来事が発生しても対処できるように備えれば、安全に走り切れます。
自転車で100kmを越えて走り切った時、自分の周りに『広がる世界』がある事に気づくでしょう。
『I can go… as far as I want!
僕らはどこまでも行く
道が続く限りどこまでも行く
思い出すのは遠い昔、
初めて補助輪を外して走り出した時のこと
ロングライドは心の状態
10kmであれ
2400kmであれ
あなたにとって冒険ならば
それは立派なロングライドです』
※自転車ロングライドの同人誌『LONGRIDERS』より抜粋。
いかがですか?
荒川サイクリングロードを走って100km越えを体験してみませんか?
『ろんぐらいだぁす!』©三宅大志・一迅社/ろんぐらいだぁす!製作委員会