ヘルメットって何で選んでますか?
見た目?軽さ?通気性?空力?
どれも大事ですが、そもそもヘルメットは転倒時に頭を守るためのもの。
BBBが最も大事にしているのも転倒時のプロテクション性能なんです。
先日、4年間使っていたBBBのヘルメット「イカロス」の内側の発泡スチロールにヒビが入っていることに気付きました。
毎日使っていましたし、不注意で落としてしまったことも数え切れないので(本当は交換する必要があります(^^;)、天寿を全うしてくれたと思います。
私のようにハードに使っている場合、3年くらいで交換する必要がありますね。
へルメットをよく眺めると、プロテクション性能を高めるためのBBBのコダワリがいくつも見えてきました。
今回はそれをご紹介したいと思います。
まずは4年使用ヘルメットの状態
外観はまあまあきれいです。
キノコにならないシルエットと抜群の通気性がお気に入りでした。
ヒビが入っています。
発泡スチロールが劣化し、角は丸くなり、凹んでいる部分もあることが分かると思います。
表面のポリカーボネイトシェルに対して、発泡スチロールが縮んで小さくなっています。
ヒビがあってもヘルメットは崩壊しない!
なんとなくふとヒビの部分から押したり引いたりしてみたのですが、何故かヘルメットは形を保ったまま壊れません。
よく見ると白いシェル部分が崩壊を阻止しています。
本気を出しても壊れない!…!
カッターで切断して発泡スチロール内部を確認。
なんと白いシェルは発泡スチロール内部で繋がっていました。
これによりかなりの強度を実現していました。
さらに見えない部分にも補強が
さらに切断していくと赤い何かにぶち当たりました。
発泡スチロールの見えない奥にも補強が入っていたんですね!
トゲトゲの後頭部にも意味あり
イカロスの後頭部ですがトゲトゲしていてイカついです(笑)
よく見ると後方部の発泡スチロールはかなり分厚いです。
後頭部は転倒時に打ち付けやすいので、衝撃吸収性を高めています。
気になったのでこちらも切断してみました。
後頭部にも同じく補強が入っていますね。
「ファルコン」はアルミ×カーボンの補強
これまでイカロスについて紹介してきましたが、下位モデルの「ファルコン」はさらにプロテクション性能を高めています。
根強い人気があるロングセラーモデルで、上位モデルにイカロスが追加された現在でもBBBがサポートするワールドツアーチーム「FDJ」の一部の選手に選ばれています。
低速時の通気性はイカロスより高いのでヒルクライムを重視する選手にはオススメです。
ファルコンにはイカロスにも採用されている「スパイダーウェブ」に加えて、アルミとカーボンの補強も追加している万全の体制です。
まとめ
ヘルメットのプロテクション性能というのは、購入の際にあまり意識されていない部分ですし、目で見て分かる性能でもありません。
そこをこだわるBBBに信念を感じます。
ヘルメットの本来の存在意義「プロテクション」を重視する方はBBBのヘルメットがオススメです。
イカロスの商品ページはコチラ
https://www.riteway-jp.com/pa/bbb/154308.htm
ファルコンの商品ページはコチラ