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簡単に100g以上の軽量化も可能なスカンジウム製ロードバイク シートポスト、KCNC「TIプロライト」をインプレッション
坂バカスタッフRYOです。
ロードバイクの軽量化の中でも、バイク上部にあるパーツの軽量化は特に効果的です。
重心が下がることで安定感が高まり、ダンシングやスプリントで車体を軽く振れるようになります。
KCNCのコストパフォーマンス抜群の、ハンドル、ステム、シートポスト「軽量化三種の神器」。
スカンジウム合金製でとてつもなく軽量
長さ350mm、27.2mm径の実測重量は153g(!)
ロードバイクで使うには長すぎるので100mmカット(加工は自己責任でお願いしますm(_ _)m)した250mmの状態で、123g(!!)
実際に手に持つと異常な軽さです(笑)
素材はスカンジウム合金。
スカンジウムというのはレアメタルで、アルミと混ぜて使用することで飛躍的に強度が向上します。
このシートポストでは素材の強度が高い分、限界まで薄く削り出して、超軽量に仕上げています。
シートポストはそこまで剛性が必要とされるパーツではないですからね。
ボルトはチタンです。
ダンシングが圧倒的に軽くなる
ところで、シートポストというのはダンシングの時に左右に大きく動くパーツですよね?
ここが軽くなるとダンシングの動きが軽やかになります。
これは間違いなく体感頂けるはずです。
例えると、FELTのF5(105完成車で約20万円)が、F1フレーム(フレームセットで約30万円)になったくらい、軽やかさに差が出ます。
サドルの角度調整がしやすいのが◯
お気に入りポイントとして、サドル角度の微調整が簡単。
片方のボルトを緩めて、もう片方のボルトを閉めるだけです。
無段階に調整が可能で、サドルの固定力も高いシートポストシステムです。
ヤグラのオフセットは無いタイプなので、自分のポジションが出るかだけ確認が必要ですね。
カーボンレールサドルに対応するレールサポートキットも発売
純正のサポート25gと、
カーボンレール用サポートキット29gの重量差はわずか4g。
サポートキットを交換しても、カーボンレールサドルの軽量化の方が大きいです。
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