金曜の晩、FEL香をフリーダムで預かっておいてもらい、自分はそのまま電車でユキの家に向かう。
東海で行われるAACAは朝が早いため、ユキの実家に前泊させてもらう。
「腹減った」とチビ助に送ったつもりが、今回の遠征のグループに投稿してしまい、
ユキんちに着いたらユキが気をきかせてくれてお母さんに中村が飢えていると伝えたらしく、夕食を用意してくれていた。
18時ごろにはなまるうどんを食べていたのだが(マツコの影響)、並べられた料理がおいしくてご飯お代わりしてしまった。ご馳走様でした。
フリーダムの西石垣クンも到着し、結局0時ごろの就寝。
次の日は朝一でご飯をかきこみ出発。途中で三井を拾って会場へ。
渋滞にはまり西石垣の1-3の出走時間に間に合うか怪しくなるが、車の中で着替えさせて出走15分前に到着する。
電車で最寄りの多度駅までくるチビ助を迎えに行く時間はなく、壊滅的に地図の読めない娘なので来れるか不安であったが自分の準備。でも無事にスタート前に着いた。
photo by itaru mitsui
1-1は5km×20周の100km強。ホストチームのKINANに加え、インタープロ、東京VENTOS、SHIMANOからは入部さんと豪華メンバー。
レースがスタートするが一気にペースは上がらず、復路で道が開けたところで入部さんが上がっていくのについていき、前まで出る。
往路も復路も風は微風で、向きは往路が追い風、復路が向かい風基調。
Z坂の立ち上がりを5番手ぐらいでこなして後ろを振り返ると何故か中切れが起きている。後で写真で見返すと岩月さんが僕の後ろでペースを落としたのが原因みたい。クレバーですなっ!
photo by itaru mitsui
前を走るメンツに「GOGO!」と言って後ろが来てないことを気づかせる。
おっぺいが先頭でペースを上げてくれて、自分もそれに倣う。
メンツはKINAN中島さん野中さん、インタープロおっぺい吉田、SHIMANO入部さん、BREZZA湯浦さんの7人。
photo by itaru mitsui
快調にローテする逃げ集団をメインで追うのは東京VENTOS。三人が先頭にいるのが折り返してすれ違う時に見える。
群馬でも3位に入ったことで珍しく微風のAACA。メンツもあってか45秒差が続く。
一回目の周回賞。このメンバーで逃げ切りたいので円満に終わりたい。ホストチームのKINANが取りに行かないであろうことはわかっていたので
坂の入り口で前を走るおっぺいを抜いて、先頭に出る。本気のスプリントではなく後ろの様子を見た緩やかなダンシング。
取らせてくれるかな?と思ったら直前で吉田が出てきた。反応遅れた僕はハンドルを投げるが刺される。
お互いに本気のスプリントではないが一応悔しがる。どうやらおっぺい隊長の指令があったらしい。
photo by akihiko matsumoto
出し抜かれた僕は次の周回賞を出し抜いてやろうと画策。
残り10周の二回目のスプリント賞。一番後ろの位置だったけど坂で上がっていくおっぺいについていく。
登り切ったところまでとらないよオーラを出すが、ギアを軽くしておいて、登り切ってから高回転スプリントでちょい刺し。
無駄にガッツポーズ。中島さんが「これで丸く収まったね」と言うのに笑いつつ、ローテを続ける。
photo by itaru mitsui
その周の往路で吉田が千切れる。残り5人。(なお湯浦さんは早めに離脱)
後ろは追走集団が形成される。目視で確認できるのはKINANが二人と京産とエルドラ。
これが追いつくとKINANが四人になるためめんどくさい。おっぺいと二人で「どうする?どうする?」と言っていたら中島さんが断続アタック。
これは先頭のペースを下げたい意図があると思ったので、ペースを上げて長めに牽く。
photo by Catarina Cycle Parts
後ろは追走を諦めてそこから簡単に1分がつく。残り6周のZ坂後にナチュラルにおっぺいが切れて残り4人。
入部さんは今回は練習として出し切るレースがしたいようなので、ながーーーくつよーーーーく牽く。
僕はあわよくば勝ちたいと思っていたので30秒を目安に先頭に出る。後ろの集団がもう終わっていたので前にだけ集中。
今回のローテでは往路が時計回り、復路は反時計回りにローテ。中島さんが下がるときに列の脇スレスレを下がっていったので
真似してみると、なるほどかなり楽。こういう少人数の逃げの時には使えるスキルだと学べた。
そのおかげか足を残しながら走ることができたが、野中さんはここまで足を使っていない。
アタックするとしたら、まず中島さん、からのカウンターで野中さん、的なプランを予想。
相変わらず入部さんはガンガン牽く。が彼女さん(奥さんになるそうですね!おめでとうございます!)に手を振る余裕を見せる。
残り4周あたりから雲行きが怪しくなってきて、残り3周過ぎたあたりで雷のでかい音が聞こえる。
やばいなと思っていたら案の定レースキャンセル。
出し切って終わりたかった我々は最後スプリントしましょう。という話になる。
これは別に勝利がどうこうではなくて「今日出し切ったわ~」と思いたいが故のみんなの判断。せっかくメンツもいいですし。
なので残り一周。野中さんのアタックを警戒してマーク。
最後は中島さんがペースを上げて登りへ。一番後ろの位置からだったが掛かりが良い。
このまま刺せるか!と思って顔を上げると周回遅れの選手が前に見えたので「やめやめ!」と言ってやめる。
こんなところで皆様に怪我をさせるわけにはいかないのでね。
艇庫の中で着替えていると雨が降ってくる。土砂降りの雨は風も相まって嵐になる。
この後のチビ助参戦予定の1-2も中止。せっかく来たのに残念。
ユキにお願いして最寄りの駅の多度駅まで送ってもらう。
AACA会場の最寄り駅である多度駅を通る養老鉄道養老線は自転車をそのまま積めるサイクルトレイン。
桑名駅からなので電車の中で組んで、着いたらそのまま走り出すことも可能。会場への行き方のレパートリーが増えた。
養老鉄道は運賃箱が車内にあるローカル線。中吊りにTOJいなべステージ。an-anの隣りはすごい。
GW①に続く