GTのサポートライダーでBMXレーシングの選手、木内 彪凱(きうち ひょうが)選手にご来訪頂きました。
木内 彪凱 選手 プロフィール
【生年月日】2005年3月20日生まれ 2023年5月現在で18歳
【出身】静岡県伊豆の国市
【所属】日本体育大学スポーツマネジメント学科
【所属チーム】Team Sarrians BMX
【活動実績】
小学校1年生のころにBMXに出会う。すぐにBMXレースの魅力にのめり込み、2年後の9才から本格的にレースに参戦。中学生になりユース強化育成へ選出。2020年に全日本選手権で優勝、国内トップクラスへ。2022年より拠点をヨーロッパへ移し、2023年よりフランスのチームに所属。更なる競技力の向上に努め活動中。
【主なリザルト】
2021年
JOC ジュニアオリンピックカップ 優勝
全日本選手権大会 優勝
2022年
全日本選手権大会 優勝
アジア選手権大会 優勝
Japan Cap 3位
世界選手権大会 出場
2023年
フランス国際大会 5位 7位
フレンチカップ 5位
BMXレーシングの選手
強靭な体力を必要とするBMX競技。世界トップレベルで戦うためには、10代後半までに芽が出ていないと厳しいのだとか。
そのため、まだ10代と非常に若い木内選手も、2022年から拠点を南フランスにおき、2023年よりフランスのチームに所属する道に進みました。
チームについて
Team Sarrians BMX(チームサリアンズ)はフランスの強豪チーム。
BMXの盛んな国々がしのぎを削りあうヨーロッパ内でもフランスは数多くのトップ選手を抱える強豪国ですが、さらに2024年のパリオリンピックに向けて盛り上がりを見せているとのこと。
木内選手はチームメイトと日々の練習と日常生活を共にしながら、世界各地のレース遠征に赴いているそうです。
GTはチームのスポンサーとなっています。
GTのバイクについては「もともとGTのバイクに乗っていて乗り味も好きだったので、再び乗ることができて嬉しい」とコメントを頂きました。
BMXレーシングについて
オリンピックの正式種目でもあるBMXレーシングは、最大8名の選手がスタートヒルから一気に駆け下り、コブなどのセクションが設けられたコースを1周して順位を競う競技です。
選手の年齢層は幅広く、5歳から競技に参加することが可能。
瞬発力、パワー、バランス感覚など様々なスキルが鍛えられるため、他の自転車競技に転向して好成績を残す選手もいるそうです。
「観戦を楽しむ競技」としても非常に魅力的で、映像で見るだけでも迫力に溢れていますが、「自転車の格闘技」とも言われるダイナミックさと桁違いのスピード、緊張感あふれる駆け引きなど、ぜひ一度、生で観戦して味わって頂きたいです。
レーススケジュールは全日本BMX連盟(外部サイト)などで調べられます。近日中の大きなレースとしては、7/1~2に大阪府堺市の大泉緑地サイクルどろんこ広場にて「全日本選手権」が開催されます。
ちなみに、チャンピオンシップカテゴリーで使用される国際規格の地上8m高スタートヒルは、日本では唯一、埼玉県秩父市の「秩父滝沢サイクルパーク」に設置されているそうです。