プロトライアスリートのブラッデン・カリー選手は、ニュージーランドのタウランガハーフで2021年のレースシーズンをスタートさせた。
レースレポートをお届けする。
今日のタウランガハーフでは、マウント・マウンガヌイの通りに並んだ観衆が声援を送った。
ブラッデン・カリー選手は、昨年のチャンピオンであり記録保持者でもあるカイル・スミスから10秒以内で2位でフィニッシュし2021年の初レースを終えた。
スミスは3:39:43、カリーは3:39:53で、それぞれ2分以上のコースレコードを更新した。
ニュージーランドのハーフディスタンス・トライアスロンレースにおいて、3時間40分台を突破した選手は初めてのことである。
カリーの次の夏のイベントは、3月6日に開催されるアイアンマン・ニュージーランドだ。カリーは今年10月に予定されているアイアンマン世界選手権への出場権をすでに獲得しているが、彼はニュージーランドでこの夏のキーイベントで良い結果を出したいと考えている。
「アイアンマンNZではまだ良いレースができていない。これまでの4回の出場で優勝したことはあるが、ニュージーランドの夏にベストの状態で臨むのは難しいと感じている」とカリーは語った。コーチのヴァルがいつも言っていたのは、出場する全てのイベントでピークを迎えるのは難しいということだ。
「2020年は正直言って、少し息抜きができました。それがあったからこそ、現在は良いトレーニングを積むことができています。ニュージーランドに住んでいると、北半球のみんなが夏の間や世界選手権の後に休みを取っている時に、一年中レースやトレーニングに励むことになります。遠征をしないでレースをした結果、とても良い気分になっています。アイアンマンNZを楽しみにしているし、10月のコナに向けてトレーニングを積み重ねていきたい。レースが開催されるかどうかは分からないが、早い段階でトレーニングに取り組まなければ、出場する意味がない。 コナでは4戦目になりますが、しっかりとしたトレーニングで、良い年になるように準備をして結果を出せるようにしたいです。」
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