2019~2020シーズンに弱虫ペダル サイクリングチームに所属した村田雄耶(むらた ゆうや)選手が、2シーズンを通して乗り継いだFelt FR アドバンスド(ディスクブレーキ)をインプレッション。村田選手は2020シーズンを持って引退しましたが、引退後も引き続き同じバイクに乗り続けるほどFRとは相性が良いということで気に入って頂いています。
ダンシングが上手くなる癖の無い乗り心地
Felt FR アドバンスドを使用して、まず最初に思った事は非常に乗り心地が良いと感じました。
一定ペースで走行している時の安定感が高く、フレームに嫌なクセがないので、ペダリングのリズムを掴みやすく、変に力んだりせずに走れました。
今までに乗ったバイクの中でも1番の乗り心地で、自分はダンシングが上手くできず、苦手意識を感じていたのですが、このフレームはダンシングの感覚を掴みやすく、次第に苦手意識を感じなくなりました。
バイクの振りが軽い感じではなく、シッカリと重心をとらえて、前よりも長くダンシングできました。
特にヒルクライム性能が高い
他に感じた事は、非常に登坂能力の高いフレームだと思いました。
きつい坂や調子が悪い時でも、体がぶれずに走行できて、自転車がパワーをシッカリキャッチしてくれるので、楽しく登れました。
Jプロツアー赤城ヒルクライムで、5分短縮の13位
自分はFelt FR アドバンスドを約2年間乗りましたが、クライマー脚質な自分にとっては、非常に相性が良かったです。
総合力にバランスも良く、レースで問題なく使用できました。
レースでの成績も上がり、Jプロツアー赤城ヒルクライムレースでは、前回より5分速いタイムで、13位でゴールすることができました。
このフレームの恩恵は大きいと思います。